例の産経新聞ソウル支局長「空白」問題ですが、いくら韓国が中国にちょろまかされかかっていても、
「空白(くうはく)」と「李白(りはく)」
は明らかに異なりますので、いくら「字」が似ているとしても、はっきり区別してくださいね。
ただし接近しているのは韓国為政者の中でも旧両班(りょうはん)だけかも知れず、一般庶民の中には覚めた目で見ている人も・・・・・・。
朴大統領の「空白の7時間」調査を決定 特別調査委、「中立に反する」と与党系反発
【ソウル=藤本欣也】韓国で昨年4月、304人の死者・行方不明者を出した旅客船セウォル号沈没事故当日の朴槿恵(パク・クネ)大統領の「空白の7時間」を含む事故対応について、官民合同の特別調査委員会が調査を行うことが23日、決まった。
特別調査委の野党系委員らが主導したもので、調査では陳述書や資料の提出、聴聞会への出席などを対象者に求めることができる。しかし与党系委員は「委員の政治的中立に反する」として強く反発しており、調査が円滑に行われるかは不透明だ。:産経新聞 2015年11月23日
セウォル号事件が発生したのが2014年4月16日
300名以上が死亡しましたが、1年8ヶ月以上経過したのに、まだあの浅い海域で転覆したセウォル号を引き上げていないどころか、今になってようやく特別調査委員会なるものをこしらえて調べることになったようで、あまりにも遅すぎ、あいた口が「あいたまま」!
どうせ、いい加減な「特別調査に終わるのだろう」というのが相場です。
と思っていると、産経前ソウル支局長の判決が延期になったというニュース。
産経前ソウル支局長の判決 12月17日に延期
産経新聞の前ソウル支局長が韓国の大統領に対する名誉毀損罪に問われている裁判で、今週予定されていた判決が延期されることになりました。
産経新聞の加藤達也前ソウル支局長は、去年4月のセウォル号沈没事故の当日、朴槿恵(パク・クネ)大統領が元側近の男性と密会していたうわさがあることなどを報じ、名誉毀損の罪に問われています。
これまでの裁判で、加藤氏は「侮辱の意図はない」と無罪を主張。一方、検察側は「虚偽のうわさを報道し、大統領らの名誉を著しく毀損した」などとして、懲役1年6か月を求刑しています。
判決は今月26日に言い渡される予定でしたが、23日になって急きょ、来月17日に「延期」されることが発表されました。詳しい理由は明らかにされていませんが、裁判が日韓の外交問題となっていることを受けて、何らかの政治的な意図が働いた可能性もあります。:TBS系(JNN) 2015年11月23日
加藤判決が3週間延期されたのに、どんな意味があるのでしょうか。
もちろん韓国野党主導らしい「特別調査委員会」なるものが、今になってようやく発足したのに関連しているでしょう。
想定その1
韓国らしい「形式美だけを大切にする性癖」から予測されるのは、「特別調査委員会」なるものは、あくまでも飾り物であり、それは判決がたった3週間遅れるだけに終わっていることから、明らかだというもの。本来なら、政治がらみで「特別調査委員会」なるものが発足したならば、判決は少なくとも半年くらい遅らせるのが妥当。
もし「特別調査委員会」なるものが「まとも」に調査するなら、行政機能がマヒしている韓国では、かなりの長時間を要するはずです。
なのに3週間だけ判決が遅れる、とするところがアヤシい。
判決が先にあって、その後「特別調査委員会」が報告すると、妙なことになるでしょうが、その「妙」が「妙」でないのが正調韓国節!
「妙(=女+少)」とは言っても、「女」の特徴が「少」なくなってきたからそう言っているのではありませんので、誤解のないようお願いします(笑)。
まさか調査が3週間で終わり、報告書が出てから判決が出る、とも思われませんので、判決が出たあと来年2016年になって、テキトウな時期に「特別調査委員会」の報告が出る、と思われます。
判決としては、「有罪だが釈放」、報告書としては「大統領の行動には疑問が残るものの問題なし」、あたりが妥当な線でしょう。
想定その2
韓国として世界中から「笑われる」事態も想定できます。まるで中国そっくりですね。
判決が先にあり、有罪で禁固刑。2016年の報告書では、大統領の行動には何も問題はなかった、とするもの。
「笑われる」のを甘受してでも「名誉毀損のほうが大切」とする韓国独特の思考形態と言えます。
ふつうの民主国家ならあり得ない事が韓国でおこっていることを、世界に知らせることになるでしょう。最近の韓国の動きを見ていると、司法が大統領に不利な判決を出すはずがない、と言えます。
かくして韓国は、さらに中国への傾斜を強めていくのでした。
中国と言えば李白
例の白帝城(はくていじょう)の詩が知られていますが、唐の時代の李白が白帝城を出て江陵〔こうりょう〕へ向かったとはいえ、同名の江陵〔こうりょう:カンヌン〕という地名が韓国にあるらしく、しかもその江陵で朴槿恵が「犬にまたがっているポスター」が発見され警察が捜査を始めたというニュース。犬を食する韓国では、「犬」が侮辱用語らしい。
「たかが諷刺を、警察が捜査するとは呆れる」、と侮(あなど)るなかれ、この「言論の自由がない韓国」では、やるべきことが他にいくらあっても、政府要人に関する「名誉毀損」が勃発すれば、そちらを最優先で捜査する、これが正調韓国節なのですから!
まぁ、ヒマと言えばヒマ、何かがおかしい、と言えますが。
いま限りなく中国に接近しつつある韓国ですから
空白 → 李白 → 白帝城から江陵〔こうりょう〕に向かう → 韓国の江陵で犬に乗った朴槿恵の絵〔遠くにセウォル号らしき船か〕 → 在野の健全な批判精神が韓国にあり、か?
と連想してしまいまして、もうしわけごぜーませんですだ。
さてさて
- 特別調査委員会による「空白の7時間」についての調査が決ったこと
- 産経前ソウル支局長の判決が3週間ずれて12月17日へ延期されたこと
に、関係がありやなしや、興味は深まるばかりです。