韓国の大統領文在寅が国連で演説するために訪米中です。
一生懸命に何かをしゃべっていますが・・・・・・
落語「そこつ(その1 その2 その3 その4)」などでみられるように、本人が一生懸命になればなるほど、笑いたくなるもの。
そこに「他人の笑い」さえ自分に賛同してくれているという誤解がありますが、これはアウェー(ビジター)での地元びいきを聞き自分に応援してくれているようだと錯覚する、のに似ていますね。
しかし「他人の笑い」は実際の所、その「荒唐無稽さ」「一生懸命さ」に笑っているのであり、「言っている内容についてではない」ことをお忘れなく。
いかにも対立の韓国社会だという印象です。
“早期実現望ましい”は共通認識 「終戦宣言」で文大統領
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は25日、アメリカ・FOXニュースのインタビューに答え、朝鮮戦争の終戦宣言に関し、南北とアメリカの首脳間で、「早期実現が望ましいという共通認識がおおむねできている」との見方を示した。:fnn 2018年9月26日
まことに残念なことですが
ある条件を前提として「朝鮮半島南北統一の早期実現が望ましい」という共通認識がおおむねできているというのが現実なのに、その条件をすっ飛ばすところなんぞ、さすが瀬戸際外交を続けてきただけあります。
ある条件とは
- 国連制裁を守り
- 民主主義社会を構築する
どちらも韓国にはほとんど縁がなさそうです。
普通はこの条件を満たして初めて
(南北統一の)早期実現が望ましいという共通認識がおおむねできている
と言えるのですが「条件など無視する」という韓族の視野の狭さがよくわかります(笑)。
「無批判に北朝鮮に接近する今の文在寅の姿勢のまま」という条件では南北統一に反対する日本人が多いと思いますが、これを聞いた韓族はこの条件を無視して「日本人は統一に反対している」と言います。「都合のいいように歴史をねつ造する」韓族の特徴がよくわかります。
国連による北朝鮮への制裁破りの常習犯として
韓国・中国・ロシアが挙げられております。
この例として瀬取りや密輸などがありますが
- 終戦宣言
- 文化交流
- ピョンヤンに米連絡事務所をおくこと
などの偽装が制裁やぶりではないと認識していることが、韓族の限界灘(玄海灘:無法松の一生)なんでしょうか。
これらを認めると、次々と何かを要求してくる韓族の瀬戸際外交に与することになるでしょう。
普通の考えならば、終戦宣言・文化交流・連絡事務所設置のどれも制裁やぶりだと思いますが・・・・・・
文大統領「北朝鮮が約束破ったら制裁をまた強化すればいいだけのこと」:2018年09月26日 [韓国中央日報]
これは
「国民が豹変すれば政権交代すればいいだけのこと」、を思わせます。とんでもないことに、これこそ民主主義だと言いたいのでしょうね。
いいも悪いも
- 政権を維持するために、努力するものですが、あいもかわりませずバカバカしいお笑いで「大統領経験者を報復逮捕」し続けしかも法の整備を進めないため、自分も大統領を辞したあとでみじめな老後が待っているとは考えたことがないという不思議。敵対政権がどれだけひどいことをしてきたかを報復逮捕で示そうとしています。
- 北朝鮮がどれだけひどい制裁破りをしてきたかをコロリと忘れ「もし約束をやぶっても制裁を強化すればいい」で示そうとしています。つまりどんなに制裁を強化しても制裁破りの方法があるというのが韓族なんでしょう。①制裁を強化する→②制裁破りに走る→③さらに制裁を強化する→④さらに制裁破りを工夫する・・・・・・。朝鮮半島は100年前と変わりません。
- そう言えば文在寅が、大統領就任前から、そして就任して1年4ヶ月にわたってずっと、北朝鮮を応援し続け、北朝鮮制裁やぶりもしてきました。私の記憶では、たった一度だけ北朝鮮を批判できましたが、親が脱北者の文在寅としては極めて珍しいことです。
- もしも北朝鮮が約束を破ったら(そうなりそうな推移ですが)「制裁を強化すればいい」というのは、そうなれば「うちとしても制裁破りを強化する」という意味でしょう。
いいも悪いも文在寅の発言から
韓国の「民度や遵法精神の低さ」が分かりますね。
またまた北朝鮮が約束を破るのではないかと恐れながら無批判に北朝鮮びいきを続ける文在寅をみていると、世界中の誰もが「韓国人に何かが欠如している」と思うことでしょう。
こうやって韓族の信頼性がますます低下していくのです。
文大統領、トランプ・正恩両氏を大絶賛 対話促進狙い?
・・・・・・文氏は正恩氏について、「繰り返した核とミサイルの挑発で否定的なイメージが強い」とする一方、「若いが正直で飾らない人物。非核化の確固たる意志を持っている」と指摘。「今や多くの人々が私の評価に同意すると信じる」と言い切った。:朝日新聞 2018年9月26日
「今や多くの人々が私の評価に同意すると信じる」
私には文在寅の「信じる」という信仰を否定する気はありませんが、過去の例からこの信仰は実現しないだろうと容易に想像できます。
金正恩の否定的なイメージが強いものの「非核化の確固たる意志・・・・・・」とする文在寅ですが、それを実現するために何をすべきかが問題なのです。
美しい言葉に酔い、これを繰り返す人がいます。
- 平和・平和と言い続けますが、平和を実現するために何をするかが、もっと大切でしょう。
- 経済発展・経済発展と言い続けますが、経済発展を実現するために何をするかが、考えていますか。
- 新基地を作らせないと言い続けますが、そのために何をするかが、もっと大切なのかも知れません。
- 普天間返還の佐喜真(辺野古については触れません)、辺野古基地反対の玉城(普天間には触れません)、3日後に迫った沖縄知事選挙の立候補者ですが、不都合と思われることはいわないか軽く済ませるもので、不思議なことにほとんど無所属ですね(笑)。
しかし私は
北朝鮮に行っては金正恩の気に入られそうなことをいい、アメリカに行ってはトランプの気に入られそうなことをいう、そういった瀬戸際外交(ひきょうなコウモリ)の文在寅にも幸あれと祈らずにはいられません。←幸などあるはずがない?
トランプ・金正恩というツワモノが
何で合意しようとも、すぐ破棄されるのではないかという邪念がわき起こってきます。
またそれが妥当だと思われる過去をもっているのが、この2人でした。
その短い過程で「国民一般に、信じたいという願い」を惹起させますが、ことごとく裏切られます。
よって2回目の米朝会談がシンガポール以外で予定されている今回ですが、私は期待していません。
さてさて、皆様はどう思われますか。