カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

その後のサウジ・トルコ

2018年12月11日 10時35分35秒 | 海外

たしかサウジ・トルコ関係の当ブログ記事は

サウジ、いよいよピンチ(2018年11月22日) 

その後あまり変化はなさそうですが、少しは変わりました。


CIA、皇太子の命令と結論=サウジ記者殺害事件-米紙:時事 2018/11/17 

米中央情報局(CIA)はサウジアラビアの皇太子が命じたと結論づけていますが、サウジアラビア政府は皇太子は関係がないとし、サウジアラビア検察も記者殺害の5人に死刑を求刑したものの皇太子は関与していないとしています。

トランプはどうするか、微妙なところですね。 


サウジ記者「早く黙らせろ」=皇太子発言とトルコ紙報道:時事 2018/11/22 

トルコの報道では、サウジのムハンマド皇太子が「カショギをできるだけ早く黙らせろ」と実弟のハリド駐米サウジ大使に電話していたとのことです。  


皇太子が事件直後に電子メッセージ11件:毎日新聞 2018年12月2日 

会員限定有料記事にいたる直前の記事では、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が「サウジの皇太子が事件直後に殺害に関わったらしいカハタニ元王室顧問に11件のメールを送った」と報じ、これは皇太子が実行を指示した証拠だとしているようです。


米上院議員、皇太子の関与「疑いなし」=サウジ記者殺害でCIA説明:時事 2018年12月05日 


これは紛らわしい「題名」で

  1. 皇太子の関与がなかったことに「疑いなし」
  2. 皇太子の関与があったことに「疑いなし」

のどちらかすぐには分りませんでしたが、本文を読むと「2.」であることが判明しました。

さあトランプがどう判断するか。

イラン対策でしょう、サウジアラビアが米国からたくさん武器を買ってくれるのでいい「お客さん」ですが、ピンチのサウジをどう判断するか、難しいところです。 

サウジ皇太子と、トランプの娘婿クシュナーが、懇意だったようですが、カショギ事件直後にクシュナーが皇太子へ「乗り切る方法を助言していた」とNYTが報道したとのことで、トランプは年内にも結論を出さねばならないでしょう。 

2018年度内に結論を出す宿題が多すぎるようです

  1. 韓国大統領文在寅の大法院賠償命令に対する態度
  2. 米トランプのサウジアラビアに対する態度
  3. 2018年度の竜王位はだれになるのか。将棋竜王位7番勝負で5局を終えて竜王羽生善治が3-2と挑戦者広瀨章人をリードして明日(2018/12/12)から2日制の6局目が始まりますが、最悪来週の7局目で決着する予定です。

さてさて、皆様はどう思われますか。


中国に関する醜聞444

2018年12月11日 06時27分14秒 | アジア

中国には総選挙(国政選挙)がなく、恣意的に選出された中国共産党員(全体の6%程度)による支配が続いています。国家転覆を試みず袖の下を提供しさえすれば、代償として「ありがた~い目こぼし」があり、中国共産党に関係しているならまず罪は問われないという「立派な」一党独裁・非法治国家なのです。


「中国が米国車関税下げ合意」=トランプ氏、ツイッターで:時事 2018年12月03日  


アメリカから

「中国共産党に不利なこと」を要求された場合、中国としてはその根拠に反応してはいけません。根拠ではなく、ひたすら報復するのが、独裁国家としては「正しい」対応です。

そして、あとになって結局折れるのも、事大主義を連想させ、いかにも中国らしいところです。

弱者に強いのが中国共産党の矜恃(きょうじ)ですが、強者に対しても一応こわおもてにはしているけれども考え直す「偽装」の大切さも心得ているようです。中国と北朝鮮には「騙されないよう」注意する必要がありそうです。

ただしこれは国内向けの顔かも知れません。そのあたりは報道規制のある国ですから、国民に届くのは、対外向け声明のうち10~20%と考えておきましょう。 

さてさて、皆様はどう思われますか。


韓国の醜聞528 因果応報

2018年12月11日 05時36分41秒 | アジア

誰でも許容範囲内なら醜聞を指摘できます。ここでは最近の「韓国の醜聞」を集め、必要なかたのために出典も提示し、あればリンク先も明示しています。とは言え「私がリンク先の主張のすべてに賛成している」わけではなく、出典明示の原則を守っているだけです。


「韓国製」の看板を掲げて商売する中国企業:朝鮮日報 2018/12/09 


既に韓中FTAが発効(2015/12/20)しております。 

きっと段階的に関税が撤廃されつつあり、韓国企業は完全に中国に呑み込まれてしまうことでしょう。

それはかつての日本企業が韓国企業にパクられたことを思い出させますが、今や韓中FTAを根拠に韓国企業が中国企業にパクられていることになり、短期間のはかない繁栄だったことが分ります。 

1689年(元禄2年)松尾芭蕉が平泉で読んだとされる

夏草や 兵(つわもの)どもが 夢のあと

を思い出す人もいるでしょうね。もちろんこれは杜甫(中国:712-770)の

国破れて山河在り

を本歌としています。誰ですか「障子破れて桟があり」なんていっているのは・・・・・・(笑)。

大きなお世話ですが、これにふさわしい4文字熟語を紹介すると

因果応報

自業自得

生者必滅・会者定離(しょうじゃひつめつ・えしゃじょうり)

これからわかるように

韓国に仏教が浸透せずに、中国の影響が強すぎたのでしょうが宗教というよりも社会規範の意味のほうが強い儒教に走った理由も、みえてきます。

今や朝鮮半島や中国を締め付け続けている「儒教」です。

私は仏教やその他の宗教とも縁がまったくありませんが、仏教の考え方には一目置いています。キリスト教やイスラム教やユダヤ教よりも広そうですね。ただし奈良や京都では「ありがたい説教」を聞いて欲しいという声をよそに、庭や建築のほうに興味をもっておりますが・・・(笑)。

瀬戸際外交に走る幼稚な「韓族」の安寧を祈っています。 

さてさて、皆様はどう思われますか。