たしかサウジ・トルコ関係の当ブログ記事は
サウジ、いよいよピンチ(2018年11月22日)
その後あまり変化はなさそうですが、少しは変わりました。
CIA、皇太子の命令と結論=サウジ記者殺害事件-米紙:時事 2018/11/17
米中央情報局(CIA)はサウジアラビアの皇太子が命じたと結論づけていますが、サウジアラビア政府は皇太子は関係がないとし、サウジアラビア検察も記者殺害の5人に死刑を求刑したものの皇太子は関与していないとしています。
トランプはどうするか、微妙なところですね。
サウジ記者「早く黙らせろ」=皇太子発言とトルコ紙報道:時事 2018/11/22
トルコの報道では、サウジのムハンマド皇太子が「カショギをできるだけ早く黙らせろ」と実弟のハリド駐米サウジ大使に電話していたとのことです。
皇太子が事件直後に電子メッセージ11件:毎日新聞 2018年12月2日
会員限定有料記事にいたる直前の記事では、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が「サウジの皇太子が事件直後に殺害に関わったらしいカハタニ元王室顧問に11件のメールを送った」と報じ、これは皇太子が実行を指示した証拠だとしているようです。
米上院議員、皇太子の関与「疑いなし」=サウジ記者殺害でCIA説明:時事 2018年12月05日
これは紛らわしい「題名」で
- 皇太子の関与がなかったことに「疑いなし」
- 皇太子の関与があったことに「疑いなし」
のどちらかすぐには分りませんでしたが、本文を読むと「2.」であることが判明しました。
さあトランプがどう判断するか。
イラン対策でしょう、サウジアラビアが米国からたくさん武器を買ってくれるのでいい「お客さん」ですが、ピンチのサウジをどう判断するか、難しいところです。
サウジ皇太子と、トランプの娘婿クシュナーが、懇意だったようですが、カショギ事件直後にクシュナーが皇太子へ「乗り切る方法を助言していた」とNYTが報道したとのことで、トランプは年内にも結論を出さねばならないでしょう。
2018年度内に結論を出す宿題が多すぎるようです。
- 韓国大統領文在寅の大法院賠償命令に対する態度
- 米トランプのサウジアラビアに対する態度
- 2018年度の竜王位はだれになるのか。将棋竜王位7番勝負で5局を終えて竜王羽生善治が3-2と挑戦者広瀨章人をリードして明日(2018/12/12)から2日制の6局目が始まりますが、最悪来週の7局目で決着する予定です。
さてさて、皆様はどう思われますか。