米つなぎ予算巡る攻防続く、政府機関閉鎖の可能性高まる:ロイター 2018年12月22日 / 07:02
トランプが所属する共和党が
まだ上院下院で過半数を握っていると言うのに、メキシコ国境の壁建設費用50億ドル(日本円で約5600億円)が上院を通過しないようで、トランプはこれが通過しないと大統領署名しないと言っています。
こういう事態がトランプになってから多いようです。
これは「上下院ともに共和党が占めている」から起こったことだと思われます。
共和党が上下院で過半数を占めているのに、トランプが所属する共和党の中に「反トランプ」を任じる議員が多いということですね。
通りそうになければ少し法案を修正して議会に提出するものですが、それさえできないで強引に通そうとするトランプの姿勢が目に浮かぶようです。
上下院で過半数を得ていると、ついついうぬぼれてしまい、「ねじれ国会でない弊害」となるのでしょう。
上記の記事から2時間経過してから・・・・・・
米政府一部閉鎖、職員80万人に影響 トランプ氏は長期化を警告:afp 2018年12月22日 9:42
「暫定予算が21日で期限切れとなることが確定」
としており、既に休会に入ったとしています。
この結果、国防総省や厚生省などすでに資金を受け取っている省以外は、2018/12/22 00:00 (日本時間では22日午後)から閉鎖されてしまい、職員は自宅待機か無給で働くかになりそうです。実質的に市民に影響が出るのは2日後(日本時間で2018/12/24 の夜)からでしょうか。
この分だと
先日の中間選挙の結果、「下院だけで民主党が過半数をにぎった」ので、2019/01/03 からは
- 無事に「ねじれ国会」になり、少しは遠慮して法案を修正して提出するため、法案が通りやすくなるのか
- 「ねじれ国会」なので、ますます議会を通りにくくなるのか
私は予測する事ができません。
さてさて、皆様はどう思われますか。