メンツがあり、決して文在寅は言い出せません。
北朝鮮との統一に関しては、大統領文在寅自らが、いくら北朝鮮に馬鹿にされようが、北朝鮮一辺倒でした。
しかし儒教では「格下」らしい日本に対しては
自らの非を認めることなく、メンツにかけても韓国から「日韓通貨スワップ協定(実施は2001-2015)再締結」を言い出すことはできません。よく見ていると分かりますが、自ら否定的な行動をしておきながら「韓国は再検討できる」という姿勢です。威嚇しているつもりですが、情けないことですね。
これは韓国によるGSOMIA破棄後にも見られました。韓国の言い分では「日本が輸出規制を取り消せばGSOMIA破棄を韓国は再検討できる」のです。
時系列で言えば
- 韓国が勝手に条約を無視し、国と国との約束を反故にした。
- このため日本は輸出規制した。
- そして韓国はGSOMIAを破棄した。
つまり「日本が輸出規制を取り消せばGSOMIA破棄を韓国は再検討できる」という韓国の認識は間違いであり、「1.」国と国との約束を守らず、国際法違反状態にあることが分かっていないのです。
何のために輸出規制したかを分かっていません。
韓国が「国際条約違反状態にあることを認識していない」証拠でしょうか。
韓国総理イ・ナギョン(李 洛淵)は
「日韓請求権条約(1965年)」を守っているとしますが、解釈が日本と異なっているとしており、それを「守っていない」と言うのです。そして国際条約違反状態のまま1年になろうとしているのです。
条約締結時になかった概念を持ち出して、条約を勝手に守らないのは、法の不遡及の原則に反することが平気な韓国では当たり前のことなのです。
第13条 全ての国民は遡及立法により参政権の制限を受け、財産権を侵害されることはない。:大韓民国憲法
親日法は憲法に違反しており、徴用工判決も国際条約違反なのです。
韓国には儒教があります。
儒教では「事後法・遡及法」の上に国民感情があるのです。
法律なんて、どうでもなることなんです。
これが「韓国が非法治国家」たるゆえんです。
つまり
- 1年間も違法状態を続けているという認識は、儒教国である韓国にはないのです。
- そして法治国家日本では、「1.」韓国が1年間も違法状態を続けていることになり、よって日本は、「2.」輸出規制をして、韓国を制裁しているのです。
- 違法状態を続けているという認識がない韓国では、「2.」輸出規制をしているから、「3.」GSOMIAを破棄した、のです。
これは
儒教が普遍的であると錯覚している韓国の汚点でしょう。
儒教は、せいぜい中国や朝鮮半島でしか通用せず、もちろん日本に当てはまるはずがありません。
宗教を超えて通用するのは、法律だけなのです。
批准とは、国内法との調整を意味します。国内法を規制するのが国会による「批准」ですが、それも「独裁政権がやったこと」なので我々は知りません、ですか(笑)。そんなことを言っているからバカにされるのですね。今では北朝鮮からも、中国からも、そして世界中の法治国家から、バカにされる韓国です。
とにかく
責任はすべて他者にあり、自分に責任はない
これが韓民族の基本的な姿勢でした。
しかし韓国にこのうぬぼれがある限り日本は安泰(笑)。
こうなったのも
その種は韓国が蒔いたものなので、スワップ協定に関する日本政府の見解では「韓国からの要請がなかったため」となっております。
スワップ協定を延長しなかったことについて
韓国企画財政部幹部は「経済指標が良好であり、延長しなくても特別な悪影響はない」とし産経新聞ソウル支局長の出国禁止が影響していないとの見解ですが、日本が延長を断ったとされています。
最近の韓国の増長からして、しかもメンツを重んじての「韓国にも特別な悪影響はない」というコメントもあり、やむを得ない結果だと思います。
韓国文在寅の悪質な二重基準
- 対北朝で従属:いくら馬鹿にされても、反論しません。
- 対日本で抗日:馬鹿にするだけで、何でも反論します。
このギャップ、なんとかなりませんか(笑)。
悲しい韓国の二重外交で、これこそ「瀬戸際外交」でしょう。
- 文在寅が、北朝鮮を格上とみなし対等意識なし
- 文在寅は、日本を格下とみなし対等意識なし
なんでも「上下」関係をつけたがる韓民族の汚点でした。
日本は、対外的に対等とみなし国際条約を守る、という姿勢ですが、韓国は、違うのです。
しかし韓国にこの上下意識がある限り日本は安泰(笑)。
韓国・文政権「通貨スワップ」を日本に哀願 背景にウォンの脆弱さ:iza 2019.9.21
うぬぼれの韓国に対して
「哀願」などの言葉を使い「対抗」している「iza」ですが、「iza」の意向もよく分かります。
私たちは、産経/iza/読売や朝日/毎日など両方を目にすることができますが、これを「煩わしい」と考えるのではなく「よかった」と思うのが私流です。
つまり日本には、韓国/北朝鮮/中国などにはあり得ない多様性があるからです。
朝鮮半島や中国には為政者にうぬぼれがあるため、「人には多様な考えがある」ことをことさら否定しています。
日本には
- 右翼による「ひいきの引き倒れ」という弊害
- 左翼による「反政府のあまり外国を利用する」という弊害
があると思われますが、長い目で見た場合、政権維持のための反日に徹する韓国/北朝鮮/中国などよりこちらのほうがいいに決まっています。
理想とすれば、左右共に「批判力」を前面に出し、是々非々になることでしょうか。
さてさて、皆様はどう思われますか。