テレビ朝日が、何やら言っております。
テレビ朝日はこちらによると、最初「NET」などと称していたようですが、そのご名称も変わり、朝日新聞系列に入ったようです。
「世界を不安定化」米・ペンス副大統領が中国批判:テレ朝 2019/10/25 12:03
中国外相「全くでたらめな話だ」米ペンス氏を批判:テレ朝 2019/10/26 16:20
新聞社とテレビ社では免許基準が異なるのでしょう。
従って、おおもとである朝日新聞とテレ朝では趣が異なるようですが、社内的には一緒だと思われ、テレ朝で瀬戸際外交を迫られるのは、朝日新聞から派遣された人ではなくて、テレ朝へ入社配属された人の一部だと思われます。
しかし、上記テレ朝記事と、ペンス演説を詳細に報道した日経記事を読み比べると・・・・・・
ペンス米副大統領、中国は「検閲まで輸出」 演説概要:日経新聞 2019/10/25 5:59 ←こちら
中国「偏見とうそで充満」 ペンス氏演説を批判:日経新聞 2019/10/26
すでに取り上げていますが、前者は、どこが「演説概要」かと思われるほど長文の記事でした。
- テレ朝の「ペンス演説記事」と「王毅のでたらめ記事」はともに似たような行数ですが、どちらかというと「王毅のでたらめ記事」に重点を置いているように思われます。
- 日経の「長文ペンス演説記事」と「偏見とうそで充満という華春瑩の批判記事」ですが、「中国の社会制度や人権、宗教の状況を意図的にねじ曲げ、政治的な偏見とうそに満ちている」というつっこみどころがたくさんある記事もさることながら、やや「中国批判」に傾いているような印象です。
2社の記事を2つずつ見ると分かってくることがありました。
テレ朝:どちらかと言うと中国寄り
日経 :どちらかというと米国寄り
まったく国のシステムが違う中国からすれば
ペンスの演説内容は、「まずは否定」しなければならず「偏見とうそに満ちている」とするのが当然であり、いくら政権担当者の端くれであろうとも、与えられた義務を「立派に」果たしています。
一方ペンスからすれば
トランプより筋道の通った説をだしており、むしろトランプよりもこちらを大統領にしたいくらいで、異論があるでしょうがどこが「偏見とうそに満ちている」のでしょうね。与えられた義務を「立派に」果たしています。
堂々と何かを述べるペンスと、一方的にこれを否定する中国。
もし、不都合なニュースに耳をふさぐ人でなければ、勝負は決まったようなものですね。
これがあるからと言って
- トランプは辞任すべきか弾劾されるべきで、最悪1年後の大統領選で再選されないことを祈るだけ
- 中国共産党は崩壊すべき組織
という考えに変わりはございません(笑)。
さてさて、皆様はどう思われますか。