イスラム教におけるブタ(豚)のタブー。これもイスラム教以前からの習慣がコーランのなかにとり入れられて文章で固定されたために、機械的にイスラム教とともに広がった。本来ブタを食べていたインドネシアにも広がっていった。・・・・
中国人にとってブタは大切な食糧であるから、中国人のイスラム教徒は、一人で旅行すると肥えるが、二人で旅行するとやせるという話があり、ブタ肉を取りあげられた中国人の複雑な心境をのぞくことができる。:P.212 鈴木秀夫「森林の思考・砂漠の思考」NHKブックス
これは、中国共産党になってからのことか、よく分かりません。
インドネシアでも豚肉が重要な食料だったようですが、イスラム教が入ってきたため制限されるようになりました。中国人のイスラム教徒がインドネシアへ旅する場合、1人だとイスラム教徒だと分からないのでどんどん豚肉を食べるため太りますが、イスラム教徒2人で旅をすると監視しあい、豚肉を食べないので痩せてしまう、というわけです。
昔は衛生状態がよくないため豚肉を避けていたのでしょう。
そういえば昔
魚のサヨリには寄生虫がいるとの話を聞いたことがあります。
よって、刺身で食べる場合には注意しないといけないということでしょうか。
中国にはなぜ偉大な建築がなくて、外国にはあるのか。木造なので腐ってしまうというのは、根拠に乏しい。
原因は一つの新しい王朝がおきたあと、すぐにその前の建物を燃やしてしまうから。人民の汗と脂でできた暴政の象徴だからと。そして次の王朝も同じことを。:P.113 柏楊(ポーヤン)「醜い中国人」張良沢・宗像隆幸 共訳 光文社
中国では
易姓革命により前政権を全否定するので、前政権の人や書物を全部殺害・焼き捨てると理解しておりましたが、建物もそうでしたか。
今の中国共産党政権の幹部は、文化大革命や天安門事件で殺害された知識人とは縁遠い人たちの子孫で成り立っているからこそ、あのような「知識ある人とは思えない」不可解な弾圧を繰り返しても平気なんでしょうね(笑)。
日本でも、焼き討ち事件が無数にありました。
- 比叡山延暦寺や百済寺(ひゃくさいじ:「くだらじ」ではない)も火災や織田信長による焼き討ちがあったようです
- その織田信長も本能寺では囲まれて自ら火をつけたらしい。
中国人は、一生懸命に善と美を追及する。しかし真実だけは追及しない。:P.139 柏楊(ポーヤン)「醜い中国人」張良沢・宗像隆幸 共訳 光文社
中国が、真実を追求することはありません。
真実を追求すると中国共産党には不都合だからです。つまり文化大革命や天安門事件でついてきたうそがバレてしまうのです。
何か事故があっても、共産党幹部が絡んでいると調査をせずにすぐに復旧させます。真実を追求されると困るからです。
善や美は「世界共通」ではありませんので、中国が得意とするところです。
真実を追求する分野では
アメリカへ移住してから科学者もその才能を発揮します。中国にいては開花の芽を摘み取られるからです。しかし中国は、「元中国籍の誰々がノーベル賞を受賞した」などと叫びますが、お笑いものです。
オバマ以前には、アメリカの主張するグローバル化に否定的だった中国。グローバル化には多国間協議が必要ですが、中国・ロシア・北朝鮮・韓国などの独裁国は多国間協議が苦手で、威嚇の効く二国間のFTAが主流です。六者協議(六カ国協議)が失敗に終わったのも中国のせいですし、トランプになってから「もう一度六者協議(六カ国協議)を」と言い始めたのも中国です。
しかしトランプが登場し、いきなりオバマを否定し離脱を繰り返し始めると、今度はトランプに反発した中国がグローバル化を主張し始めます(笑)。そしてトランプはTPPから脱退しFTAを推進します。
さてさて、皆様はどう思われますか。