本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクさえ提示しています。
「腐敗を利用して腐敗を撲滅」というあり得ないことを考えているようですが、中国共産党の存在そのものが、2012年12月に自ら導入した「倹約令」に違反しており、大いなる非効率という矛盾ですね。
まあ「矛盾」などどうでもいい国ですが・・・・・・。
内戦に次ぐ内戦
もう内戦・内ゲバ・対立・ケンカは中国の伝統芸のようでして、それが朝鮮半島の北朝鮮や韓国にも飛び火しています。
その内戦・対立を緩和するのが「外に敵を作る」ことでした。
日本は、その重要な役割を担っているようですね。
あり得なさそうに見えますが、もしも外敵とすべき日本が外敵でなくなったとき中国では本格的な内戦に再突入することでしょう。
中国人のうぬぼれ体質は、永遠になくならないのです。
中国人の手法が徐々に分ってきました。
- 自分の立場が下がっている場合、ニコニコと笑顔を振りまいて相手に接近し、いま上にある相手の立場が下がるのをじっくり待ちます。けっして無理はしません。
- そして自分の立場が上がってくると、相手を威嚇して、いま下がりつつある相手の立場を更に下げようとします。これでもか、これでもか、としつこく繰り返すのです。
つまり、あくまでも相対的なとらえ方で、
- 自分がいま下ならば、まるで人格がかわったかのように、上の相手にすり寄り、相手が下になるのを待ち
- 自分が上になれば、相手を威嚇・制裁し更に相手が下になるよう行動する
本人に意識はありませんが、2000年以上にわたって自然にこう考える社会を醸成してきましたが、これが「伝統芸」なんでしょう。
そこに「共存共栄」の精神は微塵もみられません。そんなことを考えていると自分が負けてしまうようで、それほど「人が多過ぎ」て、みずから辟易(へきえき)としているのでしょう。
中国では例の強引な「一人っ子」政策によって
年齢別の人口比率にゆがみが見え始めたため、「一人っ子」をあきらめたようですから、そうでなくても闇の無戸籍の子どもが多過ぎるという人口爆発を食い止められなかったのが、さらに問題が拡大して、食糧難の時代は依然として続くことでしょう。
人口爆発を抑制するため「一人っ子」政策を導入
↓
無戸籍の闇人口が増えてしまい、公式の発表でも「少ない40歳前後の年齢層が、多い70歳前後の人たちを支える」といういびつな人口構成が深刻な問題であると気づく
↓
「一人っ子」を中止。しかし問題解決になるのかどうか、依然として食糧難の問題は残る
中国のこういった手法を見ていると、「腐敗を使って腐敗を撲滅」しようとする現在の誤った方策と似ているようです。
思いつきで「自党の存続を最優先した上で余った時間に小手先の政策」を取るようでは、こんなことになってしまう、という好見本でした。中国共産党には国家を運営する能力がない、と断定せざるを得ません。
中国の韓国に対する姿勢を見ていると、この例外ではなさそうで、まったく似ていますね。
中国人は、同じ姿勢を続けることができるという得意な能力をもっている。:アーサー・H・スミス「中国人的性格」
人は、中国人のこの「同じ姿勢を続ける」特徴をもって
「中国人は長期の戦略をもっている」
と、いささか「勘違い」しているようです。
単に中国人がもっている「同じ姿勢を続けられる」「自分の利益をより大きくする」能力を、買いかぶっているだけ、なのかも知れません。
中国の
- 対韓国
- 対日本
- 対アメリカ
をふり返ると、よく分るでしょうか。
中国は、力を付けるまで「じっと我慢していた」ように見えますが、それが果たして「長期の戦略をもっている」ことなのか、それとも「同じ姿勢を続ける能力」「自分の儲けを最優先させる能力」に過ぎないのか・・・・・・
私がいま興味をもっているのは
- 近く誕生する予定のトランプ米大統領の外交方針に、中国共産党がどう反応するか
- いま限りなく中国に接近しているフィリピンを、中国共産党がイチャモンをつけて突き放すのが、近い未来なのか、やや遠い未来なのか
- かつて限りなく中国に接近していた韓国への経済制裁・いやがらせは、常軌を逸するレベルに達しており、しかも韓国がまったくこれに反論できないままですが、中国共産党がこれを続けられるのかどうか
- 朝鮮半島情勢がどうなるのか、とりわけ北朝鮮はこのまま存続できるのかどうか
でした。
さてさて、皆様はどう思われますか。