への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

土岐川堤 桜が満開でした

2023年03月30日 | 

あまからの五平餅、食べたくなったなぁ

ということで、やって来ました岐阜県瑞浪市(みずなみし)。

 

駐車場に車を止めて、五平餅あまから本店に行くと、

開店直後だというのに、外にまでお客さんが。相変わらずの人気でした。

 

五平餅を10本ください

ありがとうございました

 

 

せっかく瑞浪に来たので、土岐川堤防の桜を見に行くことにしました。

車を止めて、歩いて土岐川を渡ると、

目の前に、ちょっと変わった建物。

ジブリのアニメに出てきそうだなぁ

黒壁に始禄(しろく)の文字。実はここ、中島醸造という酒蔵です。

 

川下を見ると、

堤防道路に沿って、桜が見えました。近づくと、

 

かなりの古木。

前方の桜が途切れているとろに、黒壁の建物。そこまで行って、振り返ってパチリ。

 

ここにもありました酒蔵、若葉

瑞浪市は人口が4万人に満たない小さな都市ですが、酒蔵は2つもあります。

呑み助には、住みやすい町だ

 

若葉の先は、

桜並木、まだまだ続いていました。

 

さらに先に進むと、枝が伸びていて桜のトンネルができていました。

もうちょっと先まで行って、引き返しましょうか

 

満開の桜を堪能し、駐車場に戻って来ました。愛車のドアを開けた途端、車内からむせ返るような五平餅の強烈な香り!

換気! 換気!

急いで窓を全開にし、そのまま家まで帰って行きました。

                                        


シデコブシ 満開でした

2023年03月25日 | 

岐阜県多治見市の運動公園の近くを走っていたら、

手前はサクラ。向こうは満開だなぁ

 

駐車場に車を止めて、よく見ると、

シデコブシだ!

 

シデコブシというのは、東海三県の限られた場所に自生している日本固有種の花木。かつては絶滅危惧種に指定されていました。運動公園を造成した際、近くの山から移植したようですね。

 

満開になっている木に近づくと、

手前は淡いピンク、向こうは白色。基本は白い花を咲かせますが、個体差が大きく、ピンク色がもう少し濃いのもあります。

 

下におりて花弁を観察しました。

しめ縄に使われる紙垂(シデ)に似た花弁をしています。

 

花の大きさは、10センチ弱。

 

こちらは、花弁がちょっと細いですよ。

 

シデコブシの足元を見ると、花がもう散り始めていました。

花の時期は短そうだなぁ

 

シデコブシは湿地を好むと言われます。前日に雨が降ったこともあり、足元がぬかるんでいて、運動靴はグショグショに。でも、今年も珍しい花を見ることができました。

                                         


春ジャガ 芽が出ました

2023年03月23日 | 菜園

暖かくなってきました。

春ジャガの種芋を植えて、もうひと月になります。先日菜園に行った時、少しだけ芽が出ていました。その後の生育状況を確認に行って来ました。

 

菜園に行くと、端に、

さわやかブルーのネモフィラが咲いていました。

 

その近くには、

青ダイコンの花。

うちでは青ダイコンといっていますが、正しくは何というのか?

 

菜園に入ると、

おっ! さらに伸びている

春ジャガの芽が15センチくらいに成長したら、芽かきをします。

 

ついでに他の野菜もチェック。

こちらはタマネギ。大きな葉っぱは、30センチ以上に成長していました。

 

こちらはホウレンソウ

柔らかそう!

 

で、収穫。

今夜は常夜鍋になるのかな?

 

 

予想通りになりました。

はふ、はふっ! うまいでがんす

                                        


うまいでがんす 小魚阿も珍

2023年03月21日 | ランチ

親戚を訪ねて広島県福山市にやって来ました。

まずは腹ごしらえだ

 

お食事処を探して、JR福山駅構内にあるサンステというショッピング街を歩いていたら、

奥さん  「あそこ、人が並んでるよ

への次郎 「ほんとだ。人気店かな?

 

こちら、阿藻珍味という珍味屋さんが手掛ける和食店小魚阿も珍でした。

20分待って入店。注文したのは、これ。

 

への次郎は、ちーいか天刺身定食(1730円)。

メインは、右上の小さいイカの天ぷらと、左上の刺身3種盛り。他に、ミニサラダ、小鉢、漬物、ご飯に味噌汁。それに、サービスで手作りのイカの塩辛がつきました。

「ちーいか」の食感は、珍味に割きイカの天ぷらがありますが、それですね。ただイカは3センチ前後の小さいものでした。

 

奥さんは、小魚天ぷら定食(1230円)。

メインは天ぷら。他はへの次郎と同じでした。天ぷらの魚はアジ・キス・イカ。他は野菜で、インゲン・カボチャ・レンコンでした。

 

追加で注文したのが、稲田屋関東煮2本(390円)。

稲田屋というのは、創業100年を超える福山の大衆食堂。閉店後に阿藻珍味が味を継承し、復活させたそうです。この関東煮、豚の小腸と牛の肺を交互に串刺ししたものを甘く煮ていました。

 

さらに、ねぶとの唐揚げ(530円)。

「ねぶと」とは主に瀬戸内海で獲れる3~5センチの白身の魚のこと。この魚の硬い頭を切り落とし、唐揚げにしたもので、地元漁師が選んだ備後フィッシュ」のひとつだそうです。

 

「ちーいか」といい、「ねぶと」といい、通常は商品にならないものでしょう。それを立派な瀬戸内の一品料理に仕上げていました。

うまいでがんす! 阿も珍

                                         


寅さんロケ地(第28作) 秋月

2023年03月18日 | 寅さん

男はつらいよ第28作)』は、1981年冬に公開されました。

旅先の宿で家出娘愛子(岸本加代子)と相部屋になった寅さん、愛子と一緒に旅をします。縁日で商売をしていたら、テキヤ仲間の常三郎の妻光枝(音無美紀子)と知り合うことに。常三郎が病気であると聞いた寅さん、さっそく見舞に福岡県朝倉市秋月に向かいます。

 

映画】 コスモスが咲く秋らしい風景のなか、寅さんが石橋を渡って来ます。

現在】 この石橋は江戸時代に架けられた目鏡橋で、秋月の入口にあります。撮影の際、左に寄るのは、これがいっぱい。映画の角度での橋の撮影は、できませんでした。

 

映画】 まっすぐ伸びた秋月の通りが映し出されます。

現在】 この通りは江戸時代、秋月藩商家が軒を連ねていた通りです。右の建物は、和菓子処廣久(ひろきゅう)葛本舗。看板の位置が少し手前に移動していました。

 

映画】 その先にやって来た寅さん、タバコ屋で常三郎の家を尋ね十字路を左折します。

現在】 タバコ屋さんの販売は自販機に、向かいの江藤商店はアンティークショップになっていました。

 

映画】 常三郎の家に来たところに偶然、光枝が出てきます。言葉を交わし、光枝は寅さんを家に招き入れます。

現在】 タバコ屋の十字路を左折すると、野鳥(のとり)が流れています。その川沿いを下って来たところに、常三郎の家はありました。石垣の手前ですが、すでに取り壊されていました。

 

映画】 常三郎を見舞った寅さん、光枝に見送られて帰って行きます。

現在】 二人が歩いていたのは、秋月城跡の西側の杉の馬場です。馬場の右にお堀があって、その右にお城がありました。堀に架かっている橋のようなものは、瓦坂といいます。秋月藩の時代、瓦坂をのぼってお城に向かうと、奥に大手門がありました。

 

映画】 左上の中学校が常三郎の母校と聞いた寅さん、「野郎、もう少ししっかり勉強すりゃ、ちったぁ、ましな人間になったのになぁ」。光枝は、うれしそうに笑います。

現在】 秋月城の石垣の上にあった秋月中学校は、少し東に移築されたため、杉の馬場から校舎を見ることはできませんでした。

 

映画】 野鳥川に沿って細い道があります。そこを二人は、白い土塀の先の道まで歩いて行きます。

現在】 二人が歩いた道は整備され、地元では「寅さんロード」と呼ばれていました。

 

映画】 別れ際、光枝から常三郎が長くないと聞いた寅さん、泣きながら去って行く光枝を見送ります。最後は、悲しい別れとなりました。

現在】 野鳥川に架かった今小路(いまこうじ)に立つと、整備された「寅さんロード」の様子がよく分かりました。

 

 

ちびとらさんたち先達の情報をもとに、2月に秋月のロケ地を回って来ました。

秋月には江戸時代、福岡黒田藩の支藩・秋月藩があり栄えました。ただ明治になって交通の幹線から外れたこともあって、今でも昔の面影を留めています。ロケからすでに40年経ちますが、おかげでロケ現場の多くを確認することができました。