への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

居酒屋ランチ 豊蔵(刈谷市)

2022年11月27日 | ランチ

愛知県刈谷市の親戚の家に行くたびに、気になっていたお食事処があります。

看板に書かれた日替りランチ680円の文字。これが目を引きました。

 

ただ交差点の角にあるこちら、駐車場に入りにくくて。

ほら、

                      (ストリートビューより)

お店の横に2.5台分の駐車場はありますが、ボールとガードレール・ガードパイプの間を、横断歩道から進入することになります。

これまで何回かチャレンジしましたが、入れませんでした。

 

この日、近くに公共施設を見つけ、そこに止めて徒歩で行くことにしました。

その公共施設は、こちら。フローラルガーデンよさみです。

まるで温室だな

ちょうどランチタイム。ここでちょっと、時間調整をすることにしました。

 

ここが入口のようです。

 

入ってみると、

サボテンが植えてありました。その奥は、

 

部屋がいくつかあって、軽食をいただけるお店、文化教室、広報施設等が入っていました。

施設内をゆっくり見て回っていたら、1時になっていて、

さて、行ってみますか

 

 

歩いて行ってみると、5分の距離でした。

入口の上に文字。かすれていますが、お食事処豊蔵と読めました。

ん?! 居酒屋と思っていたんだけど

 

入口の前には、車から何度も見た看板です。

日替わりランチは2種類のみ。魚か肉のどちらかです。

 

店内に入ると、左にテーブル4つ、右にカウンターがあって、カウンター席に座りました。

1時過ぎだというのに、ほぼ満席。それに狭くて、店内の撮影はできませんでした。

 

注文したのは、魚ランチ。しばらくして出てきました。

魚は、サバの味噌煮マグロの刺身です。ミカンの下の碗は、居酒屋らしくもつ煮。味噌煮の味は、この地方の特徴でしょうか、濃いめでした。

 

嬉しいのは、物価高のこのご時世に、このお値段でこの量。しかもご飯のおかわりは、一杯まで無料です。

 

滞在している間に、5人のお客さんが来ましたが、全員、魚ランチを注文しました。

こちらは、魚ランチが人気だね

 

 

評価】〇良かった

                                        


国宝と紅葉 永保寺② 多治見市

2022年11月23日 | 散策

永保寺瓦土塀の先を見ると、人々が向こうへ移動していました。

ついて行くと、

 

土岐川沿いに出てきました。

ここでは、太陽の光を浴びたモミジを後ろから見ることができました。

 

川沿いに歩いていたら、

えっ?!

 

モミジの前にたたずむ綺麗な女性一人。成人式の前撮り? 

への次郎、しばしうっとり。

失礼してパチリ。とその時、背後から笛の音が。

 

振り返ると、モミジの下で笛を吹くおじさん一人。

懐かしい童謡昭和の曲が次々と披露されました。

しばらく演奏会を楽しんだ後、おじさんの向こう側に歩いて行くと、

 

モミジのトンネルがありました。そこを通り抜けると…

 

うわっ!!

なんという美しさ! まるで絵葉書のような景色です。 

への次郎、ここでもうっとり。

 

京都に行かなくてもいいですね

隣りに立っていた女性がつぶやきました。

 

その先に進むと、国宝開山堂。こちらは対照的、ひっそりとしていました。

奥まったところで、雰囲気が他の場所とは違います。来る人も、少ないです。

しばらく眺めたところで、

よし、帰ろう

 

境内を逆に進み、入口に続く坂道に来ました。坂道をのぼって行くと、

 

出口の先に、最後のモミジがありました。

後ろで咲いているのは…。

よく見ると四季桜でした。

 

 

駐車場に戻って来ました。

駐車場の脇にお店があって、そこから、こうばしい香りが漂っていました。

小腹を満たしましょうか

 

先客と同じものを注文。しばらくして受け取ったのが、これ。

永保寺セット500円です。

左から、五平餅2本、油揚げ、厚揚げ、こんにゃく。次の客の五平餅が焼かれる香りをかぎながら、食べ比べました。

 

お腹が膨れ、ぼ~っとしていたら、店から歌が流れていることに気づきました。そのうち堀内孝雄さんの秋止符が流れてきて、つい聴き入ってしまいました。

秋に恋が終わったということかぁ

この時期にぴったりの歌詞とメロディーでした。

                                        


国宝と紅葉 永保寺① 多治見市

2022年11月21日 | 散策

去年撮った紅葉の写真を見返していました。

永保寺に行ったのは、今頃なんだ

素晴らしい紅葉が思い出され、今年も行ってみました。

 

 

岐阜県多治見市虎渓山。10時前に着くと、駐車場はほぼ満車。隅に何とか入り込みました。数分歩くと永保寺臨済宗南禅寺派 虎渓山永保寺)の入口です。

去年はここから、真っすぐに下りて行きましたが、今年は右回りで行くことに。

すると、

 

うわっ!! イチョウの落ち葉!

ここは徳林寺

永保寺がある虎渓山は、多治見の宗教地区。永保寺以外にも、いくつかの寺院があります。徳林寺の隣りに行くと、

 

朱色の山門を持ったお寺がありました。ここは保寿院

山門前の細い山道を下って行くと、永保寺を見下ろせる場所があります。

 

ほら。

こっちはの方向。

永保寺のシンボル、樹齢700年の大イチョウです。イチョウの左の大屋根は庫裏(くり)、右は太鼓楼

 

こっちはの方向。

国宝観音堂の屋根と、池に架かった反り橋(無際橋  むさいきょう)です。

反り返った桧皮葺の屋根を上から眺めることができるのは、ここだけ。でも来る人は、ほとんどいません。

 

境内に下りましょう。急坂ですよ。

 

真ん中に陶製大灯籠。これ、美濃焼きじゃなく、瀬戸焼です。

建物は手前から、本堂大玄関庫裏(くり)。この三つの建物は2003年に焼失、その後再建されました。火災の際、大イチョウの左半分も焼失。今でも枝は回復しきっていません。

 

大イチョウの下では、結婚式の前撮りをしていました。

今日はすばらしい快晴、心に残るいい写真が撮れたでしょう。

右に移動すると、

 

モミジの奥に太鼓楼です。

ここから大イチョウを見ると、

 

庫裏、大玄関、本堂がよく見えました。

 

見上げたら、

黄金色の天幕です。

 

観音堂前の池の近くに来ました。

ここから池に寄って、対岸を見ると、

 

観音堂と反り橋です。

ここで振り返って、後ろを見ました。すると、

 

寺の白壁をバックにしたモミジ。

 

その先には、瓦土塀をバックにした艶やかなモミジがありました。

 

白壁といい、瓦土塀といい、紅葉とのコントラストがいいなぁ

                                 つづく

                                        


秋の苗木城② 中津川市

2022年11月19日 | 散策

苗木城、家に帰って調べていたら、こんな絵が出てきました。

              (中津川市「苗木城跡パンフレット」より)

ものすごい山城です。

さすが山城ランキングナンバーワンに輝いことがあるだけのことはありますね。

 

 

天守跡での眺望を楽しんだ後、坂道を下りてきたら、眼下にこんな光景!

すごい!! 日本のマチュピチュだ!

パンフレットを見たら、そこは笠置矢倉といいます。

急いで下りて行くと、

 

苔むした巨大な自然石の上に、石垣が築かれていました。

この上に、矢倉はのっていたようだ

 

右側に回って矢倉の上部を見上げると、

モミジが紅葉していました。

 

さらに右を見ると、

 

矢倉の左側に回ると、

ん!! ひょっこりおじさんかな?

石垣の上から、への次郎を見下ろしていました。

 

さらに左側にカメラを振ると、

赤モミジ、青モミジに白い石垣。絵になるなぁ

左のモミジの大木に近づいて行って、

 

見上げると、

真っ赤な天幕です!

 

さらに矢倉の端まで来ると、

ここからも、青い山脈が見えました。

 

矢倉の周囲をたっぷり散策し、帰り道に出てきました。

あの二人は、駐車場に戻るのかな

二人の後を追って、笠置矢倉を後にしました。

 

 

苗木城で紅葉を満喫していたら、1時近くになっていました。

お腹が空いた。よし、近くで今年初の栗おこわだ

 

ということで栗きんとんの名店満天星一休にやって来ましたが、時すでに遅し!

駐車場入口に「本日の茶房は終了しました」という告知。

ガーン!!

空きっ腹を抱えたまま帰ることになりました。

                                       


秋の苗木城① 中津川市

2022年11月17日 | 散策

11月11日(金)、NHK名古屋放送局が岐阜県にある苗木城岩村城について放送しました。

苗木城かぁ、あそこの紅葉はいいらしい

ということでやって来ました岐阜県中津川市

 

中津川市内で国道19号から国道257号に入って走ること10分、城山大橋木曽川を渡っていたら見えてきました。

天守は左の高森山にありました。下の木曽川から天守跡までは、約170メートル。

城主は遠山氏。戦国時代から明治維新まで、ここ苗木を治めていたそうですよ。立派。

 

駐車場です。向かいは、苗木遠山資料館。この日は休館日、トイレだけ借りました。

ここから、右方向に上り坂を行くと、

 

看板がありました。

石垣が見えます。ここから城内に入るようですね。

 

城内に入ってすぐの足軽長屋跡から見ると、

おっ! 見える、見える

山の上の天守跡をめざして進むと、

 

えっ!! マムシ?!

夏場は注意が必要なところのようですね。

 

前方にモミジの大木。右上に天守跡。左の坂道を進むと、

 

頭の上には、真っ赤なモミジ。

 

さらに行くと、ちょっとした広場があって、そこで登城ルートを確認すると、

まず右に行って、次に坂道を左に登り、その後は逆に右に登り、最後は左に登るようです。

急坂に、スイッチバックの連続だ!

 

よいしょ、よいしょ

登って行くと、

見えてきました天守跡。ここから先は、左ルートでも、右ルートでも行けそうです。

よし! 楽そうな右ルートだ

 

すると、とてつもなく大きな岩が待ち構えていました。

周囲45メートルの馬洗岩です。石垣と岩との間をすり抜けて行くと、

 

またまた立ちはだかる石垣と大きな岩。

しまった! ルートの選択を誤ったなぁ

一服後、最大の難所をジグザクに登って、

 

やっと着きました天守跡

自然石と石垣のコラボだ

天守の柱があった穴を利用し、柵でできた展望台が造ってありました。

 

展望台から見た木曽川上流の方向です。

右に見える山は恵那山、山裾に広がるのは中津川市街です。

青い山脈だな

そう云えば、雪村いづみさんが新子を演じた1957年版映画は、中津川で撮影しました。

 

下る木曽川と笠置山です。

手前の橋が城山大橋で、橋を左から右に渡って来ました。

 

天守跡には、黄色い葉をした木々が生えていましたが…、

何だろうね、この木は

                                   つづく