への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

徳川園で会席ランチ 宝善亭

2023年06月25日 | ランチ

徳川園から外に出て、会席料理のお店に向かいました。

塀の左が徳川園です。

 

お店へは、ここから入って行くようですね。

駐車場を通り過ぎると、

 

見えてきました宝善亭

親戚からもらったペアランチ券、入口でスタッフに渡し、

 

二階席に案内されました(お店のHPより)。

この日は満席で、我々が最後の予約客とか。

 

テーブルの上に、お品書きが置いてあり、

それを見ながら待っていたら、出てきました。

 

 

先附 三種

真ん中はチーズ。左上は酢の物。右上は焼き揚げ、ツルムラサキとカニでした。

 

御椀 

一番上に、ピーマンの花のような野菜の花。その下はニンジン、さらに下にはズッキーニの薄輪切り。そして一番下は海老しんじょ

への次郎 「この海老しんじょ、最高においしいね

奥さん  「お汁も、いいお味

 

造り 三種盛り

きれいに細工された飾り野菜の下に、マグロ、鯛、カンパチが隠れていました。

 

焼物

マスの葵焼。上にのったミョウガ、下には生麩。

 

油物

カボチャの上に海老、甘長ピーマン、そして今年初めての

 

御飯と香の物

ご飯は青のりの茶漬け。香の物はキャベツの醤油漬けと、大根の味噌漬けでした。

 

デザート

ヨーグルトソースのかかったバニラアイス、白玉に今年初めてのスイカ!

 

美味しいお料理、1時間以上かけて、ゆっくりいただきました。

 

 

お店から出てきたら目の前に、古い建物。茶室のようでした。

その建物の前を駐車場に向かいながら、

への次郎 「たまには、こういう会席料理もいいね

奥さん  「ペアランチ券、また、いただけないかしら

                                      


半夏生、咲いていました 徳川園

2023年06月23日 | 遠出

昼間の時間が一番長い夏至、この日、名古屋市東区徳川町にやって来ました。

この遊歩道の先にあったのは、

 

徳川園黒門です。黒門を入ったその先に、

会席料理のお店があり、そこのペアランチ券の期日が迫っており、やって来ました。

 

への次郎 「少し時間があるから、徳川園をのぞいてみようか?

奥さん  「そうだね

 

黒門口から徳川園に入ると、

青もみじの下に架かった虎仙橋です。

 

橋を渡って、徳川園の東側に広がった樹林地帯に入って行きました。

 

緑の樹林地帯を一周し、西側にある龍仙湖(りゅうせんこ)に出て来ました。

奥さん  「ほら、そこ。水がぼこぼこ吹き出しているとこ。葉っぱの色が…

への次郎 「一部が白い、あれ?

 

近づいたら、確かに一部が白い葉っぱ。

夏至のこの時期に、葉が白く変色し小さい花を咲かせる半夏生(はんげしょう)でした。

 

湖の右湖畔を進むと、菖蒲園がありました。

開花時期が異なる花菖蒲が植えられていて、

 

ひと株一株、きちんと名前も付けられていますが…、この有様。

今年はホント、花の開花が早いです。菖蒲園の脇には、

 

咲きかけたハスの花。

さらに先の西湖堤(せいこてい)近くには、

 

スイレンの花が咲いていました。

 

湖の北岸に来ると、エサを求めて集まったたくさんのコイ!

コイをながめていたら、いい時間になっていました。

 

遊歩道を引き返し、出口に向かう坂道を上がっていたら、

 

途中にポツンと、アジサイ

への次郎 「そういえばアジサイ、今日見なかったなぁ

奥さん  「花の主役がもう、ハスやスイレンに交代しているんだよ

                                  つづく

                                      


二番人気の道の駅に行きました

2023年06月16日 | 道の駅

岐阜県で人気の道の駅ランク(6月版)が発表になりました。

 

への次郎 「『おばあちゃん市・山岡』が第2位だって

奥さん  「えっ!? あんな山奥が! でも、分かる気がする

 

ということで、やって来ました岐阜県恵那市の山の中。小里川ダムのダム湖の端に、へばりついているような道の駅おばあちゃん市・山岡に着きました。

奥さん  「急に天気が悪化したね

への次郎 「山の中だからね。天気は変わりやすい

 

ここから入ると、

 

入口に土人形が飾ってありました。

その奥に、

 

細長いつくりの販売コーナー。並べられた物産を見ながら、

突き当りまで進むと、食堂がありました。

奥さん曰く、「人気の理由はこの食堂にあり」と。

 

開店直後。入口に貼ってあったメニューを見て入店し、

その奥の自販機でチケットを買いました。

 

窓際のカウンター席で待っていたら、呼ばれました。

 

への次郎が注文したのは、みょうが寿司定食(1400円)。

みょうが寿司は、酢飯の上に酢でしめたサーモン、フキの煮物、みょうがの甘酢漬けがのっていて、みょうがの葉で包まれていました。

 

奥さんが注文したのは、ちらし寿司定食(950円)。

ちらし寿司は、朴葉の上に酢飯、その上にシイタケ、錦糸卵、きゅうり、紅ショウガと手作りでんぶがのっていました。

 

その他の共通料理は、

ところてん:山岡の特産です。

野菜小鉢:じゃがいも、人参、手作りこんにゃく、高野豆腐、ずいきの酢の物、おひたし。

天ぷら:こしあぶら、かぼちゃ、さつまいも、ししとう、玉ねぎ人参のかき揚げ。

漬物:手作りきゅうりのキューちゃん。

味噌田楽だし巻き卵煮豆

味噌汁:合わせ味噌に、具は特産の細寒天。

 

奥さん  「特徴は、地産地消・手作り・季節感かな

への次郎 「なるほどね。そこが気に入られているんだね。味もいいし

 

 

まんぷくになったお腹を抱えて中庭に出てきたら、

「カラ、カラ、カラ」

直径24メートルの巨大な水車が回っていました。

 

奥さん  「水しぶきが飛んでくるよーっ!

への次郎 「いや、雨だよ。降り出したようだね

この道の駅の「一番の売り」を確認しただけで、帰途に就きました。

                                      


織部の里公園に行きました

2023年06月10日 | 散策

美濃焼の産地、岐阜県土岐市にやって来ました。地元テレビ局によると、織部の里公園で、いまちょうど花菖蒲が見頃を迎えているそうです。

 

駐車場に車を止めて、外に出て見ると、

奥さん  「ほら、あそこじゃない

への次郎 「そうだね。左から下りて行くみたいだよ

 

階段を下りて行き、菖蒲園にやって来ました。

 

ちょうど見頃でした。

 

アップでパチリ。

この日は、曇り空。しっとりと咲いていた花菖蒲を鑑賞できました。

 

奥さん  「向こうの緑の屋根は何?

への次郎 「何だろう? 行ってみようか

 

向かっていたら、

奥さん  「えっ!! 何で何で??

への次郎 「狂い咲きかな?

 

緑の屋根の建物まで上がって来ました。国指定史跡元屋敷陶器窯跡です。建物に入ると、

 

全長24m、幅2.2m。巨大な登窯の遺跡がありました。

安土桃山時代、ここで大量の織部志野が焼かれ、京都や大阪に送られたそうです。きっと千利休秀吉も、ここの茶わんを使ったことでしょう。

 

遺跡を見学したあと、表に出てきました。

道を渡って、少し入って行くと、雰囲気のある門がありました。

もらったパンフレットによると、この奥に、名古屋市の揚輝荘より移築された「暮雪庵(ぼせつあん)」という江戸期の茶室があるそうです。

 

せっかくだからと、生け垣に囲まれた道に沿って入って行くと、残念! 戸が閉じられていました。

 

生け垣に穴が開いていたので、カメラを突っ込んでパチリ。

雰囲気だけでも感じることができました。

 

この日、平日ということで来ている人は少なかったです。お陰でゆっくり散策できました。

                                      


珍しいササユリ 咲いていました

2023年06月08日 | 

梅雨のこの時期、山の中に入ると、ぽつんぽつんと咲いている清楚で可憐なササユリを目にすることがあります。ただ、めったにありませんが。特に近年、数が非常に減少しており、県によっては準絶滅危惧種に指定されています。

 

この日やって来たのは、愛知県豊田市北部の山の中。ここに「ささゆりの里」があって、地元有志によって、ササユリが保護・公開されています。

 

山の中の国道を走って近づいたら、

奥さん  「ほら! 看板が出てるよ

への次郎 「ここから入るみたいだね

左折すると、

 

この狭さ!

対向車が来ないことを祈りつつ、どんどん狭くなる山道をのぼって行くと、やがて、

 

奥さん  「見て! 咲いてるよササユリ

への次郎 「ほんとだ! もうすぐだね

 

見えてきました、駐車場。すでに見学を終え、山を下りてきている人も。

テントのところで協力金一人200円を支払い、山に登って行くと、

 

甘~い匂いがしてきました。前方の斜面の上を見ると、一本のササユリ。

思いっきり腕を伸ばし、パチリ。近づき過ぎたため、いい匂いにくらくら。

 

その先には、涼しそうなアジサイです。夢中で撮っていたら、

この日来ていた小学生たちに追い越されました。急いで追って行くと、

 

先の方で、先生が小学生にクイズを出していて、

先生  「ササユリは、種が落ちて何年後に花が咲くかなぁ?

小学生 「

 

先生が子供たちを困らせている間に追い越して、先に行くと、

山道に沿って、ぽつん、ぽつんとササユリが咲いていて、

 

また看板発見! 見ると、足元にたくさんのササユリ。

その先には、別の小学生がいました。

 

先に進むと、獣による食害を防ぐために、

地域住民によって防護柵が設置されていました。

 

さらに進むと、パッと眺望が開けてきました。

奥さん  「向こうに、緑のテントがあるよ

への次郎 「小学生が目指しているのは、あそこだね

行ってみると、

 

下のに向かって遊歩道があって、突き当りを右上に登って行くようです。

さっそく下りて行くと、

 

遊歩道の下のあたりは日当たりが悪いせいか、がちらほら。

 

遊歩道の底から上に登って行くと、日当たりがいい斜面に咲いていました。

 

遊歩道を一番上まで登ると、

奥さん  「群生地よ!

への次郎 「けっこう人が来ていたんだ

 

一面に咲いたササユリ、白あり、淡いピンクあり、色の個体差が大きかったですね。

葉っぱは、ほんとにササそっくり。

 

群生地を通り過ぎて、振り返りました。

この群生地と谷の遊歩道は、緑のテントのお宅の所有地で、ご夫婦で整備されているそうですよ。ありがたいことです。

 

ササユリの散策路はあと半分ありますが、ここで引き返すことにしました。

緑のテントの方に戻ると、

小学生が集まっていて、先生の話を聞いていました。

 

お先に御無礼しまーす

小学生の脇を通り過ぎ、さかんに鳴いていたウグイスの音を聞きながら帰って行きました。