への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

お出かけランチ 明和

2022年02月22日 | ランチ

 

名古屋市北部のフルーツパークに行った日、春日井市を回って帰って来ました。コロナの感染がおさまらないため、外食をやめています。

 

   への次郎 「お腹がすいたなぁ

   奥さん  「たこ焼きなら、いいんじゃない。あそこの

   

あそこ、というのは行列のできるたこ焼き屋明和(あけわ)です。人気店だから、駐車場に入れるかどうかわかりません。とりあえず、行ってみることにしました。

 

行ってみると、運良く空いていました。

 

注文しようと車を降りたら、続々と後続車が入って来て、すぐ満車になりました。で、急いで注文。

20個入りを1つ

 

待っている間、窓に貼られたメニューを見ていたら、

うん!! 確か、初めて来たときは、30個入りは1000円だったような

考えていたら、出来上がりました。

 

受け取って、乗車後即、開封。

 

タコ焼きに、とろっとたっぷりかかっているのは、からしマヨネーズです。

これ、これ

つまようじで1つとって食べてみると、

うまいっ! からしの具合が、絶妙だ

以前と同じ味に満足。

 

食べていたら、フルーツパークで晴れていた空が急に怪しくなってきました。

雪が降りそうだなぁ

冬タイヤがついていない愛車、急いで帰途に着きました。

                                        


フルーツパークに行きました

2022年02月20日 | 

 

名古屋市の北部にやって来ました。ここは守山区フルーツパークです。入園するだけなら、無料です。

 

駐車場に車を止めて、中に入って行くと、

巨大な2つの半円構造物。これは有料の温室です。スルーしました。

 

近くの花壇に行くと、

 2月の庭にはフクジュソウ

 

その上を見上げると、

真っ青な空に咲いた紅梅

 

先に進むと、小径の端に水仙です。

 

小径の両サイドは果樹園。左がモモ園、右がナシ園。

小径の先に見える建物、あれは愛知県立大学看護学部の校舎です。

 

足元を見ると、

タンポポ! もう、咲いている

 

さらに進むと、小径の左に花をつけた木。近づくと、

 

手前は、シナマンサク

 

隣りは、マンサク

 

さらに向こうは、いい香りを放っていたソシンロウバイ

 

フルーツパークなのに、くだものがないなぁ

 

小径を先に進んでいたら、足元にこれ。

何でか? これ

 

やっと見つけました、くだもの。

冬はこれだよね、夏ミカン

 

夏ミカンを見たあと、先の方で、これ。

紅白のツバキ。縁起がいいぞ!

 

おや、これ、何だ?

木についていたプレートを見てわかりました、河津桜

 

名古屋市北部、春はまだ、遠いなぁ

園内を半周したところで、撤収しました。

                                       


寅さんと木曽路

2022年02月18日 | 寅さん

 

映画『男はつらいよ』は、全部で48作品が作られました。うち4作品が長野県の木曽で撮影されました。

 

木曽といえば江戸時代、江戸と京都を結ぶ中山道が走っていました。特に、木曽を走った中山道は木曽路といわれ、贄川(にえかわ)宿から馬籠宿まで11の宿場町が設けられました。

明治に入ると、ほぼこのルートに沿って中央西線が敷かれ、現在では塩尻駅から田立(ただち)まで、18駅が木曽にあります。そのうち9駅の近くで、『男はつらいよ』のロケが行われました。では9駅を北から見ていきましょう。

       

            ( たびネット信州 伊那路・木曽路 地図 )

 

日出塩駅 

第10作寅次郎夢枕」(1972/12公開) の冒頭場面が撮影されました。駅舎から出てきた寅さんが、駅前で柿に手を伸ばし柿を食べます。ところが渋柿だったのか、柿を吐き出します。

 

奈良井駅 

第3作フーテンの寅」(1970/1公開)で、寅さんが泊った旅館ゑちごやです。この旅館は、奈良井駅から少し離れた奈良井宿内にありました。旅館の向こうをSLがけん引した客車が通り過ぎます。また第10作で、寅さんと舎弟のが泊ったかぎや旅館も、奈良井駅の近くにあります。

 

宮ノ越駅  

第22作噂の寅次郎」(1978/12公開)の冒頭場面。宮ノ越宿徳恩寺で、居眠りをしていた寅さんは、住職に「風邪をひくよ」と起こされました。寅さんは賽銭をあげて立ち去ろうとしますが、間違って100円を賽銭箱に入れてしまい、あわてます。

 

原野駅 

原野駅付近で撮影されました。第22作で、博の父颷一郎と庭田屋旅館に泊まった寅さんは、『今昔物語』を借り、ここを後にします。ここで映画の場面が木曽から柴又にかわりますが、その間にこの風景が挿入されています。山深い木曽らしい映像です。

 

木曽福島駅

 

木曽福島駅西方の御嶽(おんたけ)です。木曽路は深い谷(木曽谷)を走っているため、御嶽山を見ることは難しいです。これは福島宿から300メート以上も高い開田高原から撮影したものです。第22作で、颷一郎と寅さんが乗ったタクシーが、妙覚寺から定勝寺に移動しますが、その間に挿入されています。これも木曽らしい映像です。

 

上松駅   

第44作寅次郎の告白」(1991/12公開)の冒頭場面です。中央西線の上松(あげまつ)駅近くの鉄橋を渡る電車です。上松宿から南にはずれた寝覚の床近くから撮影しています。

 

倉本駅   

第22作で木曽の紅葉館に泊った颷一郎と寅さんが、翌日、タクシーに乗って寺巡りに行く途中の場面です。撮影は倉本駅の北の、木曽川沿いの国道19号で行われました。

 

須原駅   

須原駅近くの須原宿にある定勝寺の山門です。第22作で寺巡りをする颷一郎はこの寺で、古文書を見せてもらいます。

 

野尻駅   

第22作で寺巡りをする颷一郎と寅さんが寄った妙覚寺です。タクシーの中で眠り込んだ寅さんを残し、颷一郎は山門をくぐって寺に入っていきます。また2人が泊った庭田屋旅館も、駅近くの野尻宿内にあります。さらに第44作の冒頭にでてくる阿寺川も、駅近くを流れています。

 

木曽路が舞台になったこの4作品には、共通点があります。それは、いずれも冬に公開されているということです。ということは、撮影時期は秋です。季節が深まり、空気が澄んでくると、山深い木曽路では、紅葉が色を増してきます。                            素朴な景観をとどめ、秋らしい風景を撮影できる、これが、木曽路が4回も選ばれた理由ではないでしょうか。

                                        


寅さんのロケ地を行く 瑞浪

2022年02月15日 | 寅さん

 

岐阜県瑞浪(みずなみ)にやって来ました。ここは、寅さんの『第9作柴又慕情』のラストシーンの撮影が行われたところです(1972年夏)。

 

瑞浪における撮影場所は、すでに寅福さんちびとらさんたち先達によって詳細に調べられ、地図も番地も公開されています。それらを手がかりに、1月中旬に行って来ました。

 

 

映画】 場面が多治見から瑞浪に切り替わると、川に架かった木造橋が映し出され、その上を寅さんが渡って行きます。

現在】 木造橋はすでになくなっていました。先達によると、この映画の撮影直後に土岐川の氾濫で流されたそうです。対岸にカーブミラーがあります。カーブミラーを挟むあたりに、木造橋は架かっていたのではないでしょうか。

 

 

地図で見ると、流される前の木造橋は、地図の赤線のあたりにあったようです。

現在の写真で見ると、木造橋は左右両岸の赤丸を結ぶように架かっていたようです。後ろの2本の橋脚は、現在建設中の瑞浪恵那道路のもので、当時はありませんでした。

 

 

映画】 対岸から歩いてきた寅さんは、立ち止まり、橋の下に目をやります。対岸の左奥に見える建物は、先達によると、一代前の下沢公民館だそうです。

現在】 2本の高い電柱の位置は、当時のままです。現在の下沢公民館は、少し位置が動いているようです。

 

 

映画】 寅さんが見ていたのは、川岸の草むらで用を足していた舎弟のです。

現在】 現在の土岐川の流れは、向こう岸に寄っていて、こちら岸には草むらが一面に広がっていました。

 

 

映画】 寅さんは登を引き上げ、二人はここでしばらく、じゃれ合います。        後ろに見える完全飼料とは、牛が必要とするすべての飼料成分を均一に保持している飼料のことです。スリーダイヤはこの場合、三菱重工ではなく三菱商事石田水車とは会社名。おそらく石田水車が三菱商事から完全飼料を買い取って販売していたのでしょう。

現在】 「完全飼料」の看板がかかっていた建物はすでになくなっていて、屋根付き車庫のようになっていました。また、道路にガードレールが設置されているので、川岸からは、後方が見にくくなっていました。

 

 

映画】 やがてペプシのトラックが来て、二人はそれに乗せてもらって去って行きます。トラックは、貨物列車と並走するようにJR瑞浪駅の方向に走って行きます。

現在】 向こうに見える橋は、架け替えられた新しい橋です。木造橋の右にあった木は、切り倒されたのでしょうか、なくなっていました。木の右側の2棟の民家は、現在も残っています。

 

 

今回は、先達の詳細なレポートのおかげで、ロケ現場を難なく回ることができました。ところで、ロケ現場を一通り回ったあと、ある疑問が湧いてきました。それは、寅さんは瑞浪のこんな外れに、何をしに来たのだろうか、ということです。

「来るとしたら商売か」と考えながら瑞浪の地図を見ていたら、あることに気づきました。それは、ロケ現場の旧下沢公民館の裏山に白山神社という小さな神社があることです(地図の青丸のところ)。

 

もしかしたら寅さんは、この白山神社の夏祭りで商売をしようとしてやって来て、その帰りにこの橋を渡ったのかもしれません。あるいは、山田監督の頭の中には、白山神社の夏祭りで寅さんと登が出会う、という構想もあったのかもしれません。

そういえば、寅さんが木造橋を渡っているところで聞こえてくるおはやしの音も、歌子が言う盆踊りより、夏祭りを想起させているように思えるんですが

                                        


マンサクの花を見に行きました

2022年02月13日 | 

NHKの地元放送局で、マンサクが開花したという情報を流していました。

マンサクかぁ。春を告げる花だな

と、いうことで行ってみることにしました。

 

やって来たのは、愛知県豊田市愛知県緑化センターです。

駐車場に車を止めて、入口にやって来ると、案内の看板がありました。

マンサクの場所が示されていないなぁ

 

で、坂道を上って本部に情報収集に行くことにしました。

 

上っていたら、右前方に黄色の花。近づくと、甘~い香りです。

ソシンロウバイでした。

 

本部は、ケヤキの木々の向こうの建物です。行って、地図をもらいました。

 

地図を片手に森に入って行くと、

 

ハクモクレン。ツボはまだ小さかったです。

 

かわいい!

小さな薄ピンク色のわびすけです。

 

紅梅。まだまだ固いツボミです。

 

見つけた!

ほんの数輪、咲いていましたシナマンサク

 

NHKは、どこで撮影したんだ?

結局発見できず、退散することになりました。

 

 

   マンサクを

    見ないと春が

     始まらぬ (への次郎)