への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

秋の棚田

2022年09月27日 | 遠出

イエローハウスで昼食をとったあと、県道68号を少し引き返し、棚田をめざしました。

 

坂折棚田

しばらく走ると、標識が出ていました。

ここを右折。細い山道をくねくねのぼると、棚田の上に設けられた駐車場に着きました。

 

駐車場に車を止めて、下の方を見ると、

うぉ! 黄金色だ

棚田百選に数えられている坂折棚田です。向かいの山は笠置山、山の向こうは中津川市

 

左の方向を見ると、

向こうの棚田、稲が刈り取られている!

まん中に木が2本あるあたり、そこを左上から右下に向かってが流れています。このあと、沢沿いに下におりて行きました。

 

今年も豊作だ

上の建物は、駐車場近くの展望台にある休憩所です。

 

この棚田、石垣や水路がよく整備されています。

 

棚田の下のあたりには、刈り取った稲を天日干しする昔ながらのはぜ掛けがありました。

きっとおいしいよ、ここのお米

 

棚田を散策後、右に見える坂道を引き返して行きました。

 

ここは中野方小学校がオーナーになっている田んぼです。去年も、プレートがありました。

ここにはオーナー制度があって、田植えや稲刈りの体験ができます。もちろん、収穫物はいただけますよ。

 

駐車場の近くまで戻って来ました。田んぼの端には、

手作りのモグラおどしの風車がポツンと取り残されていました。

今年の役目を終えたようだ」 

 

駐車場に戻ると、端に野菜の無人販売所がありました。

どれも一袋100円。中トマトを一袋買いました。

 

今年は来るのが一週間遅れました。そのためでしょうか棚田では、すでに半分近く稲刈りが終わっていました。ただ棚田の畦(あぜ)に咲いていた彼岸花、昨年より多かったですよ。それに見に来ていた人たち、写真には写っていませんが、昨年より多かったです。

 

 

あまから本店

棚田を散策した帰り道、瑞浪市にある有名な五平餅屋に寄りました。充電旅をしている出川哲朗さんも立ち寄った、あまから本店瑞浪店です。

駐車場には、愛知県ナンバーの車が2台入っていました。

県外にもファンがいるんだなぁ

 

五平餅を10本買って、1200円払いました。

助手席に置いて走っていたら、五平餅が発するすごい香りが車内に充満。車内の空気は、あまから本店の店内のようになりました。

 

家に帰って包みを解くと、

焦げ目もついていい色だ

一串取って、串先の一つを口の中に。一瞬間をおいて、こうばしい香りと甘辛い味がぱっと口の中に広がりました。

秋に合うなぁ、この味

                                      


山里の秋の恵み

2022年09月23日 | 遠出

去年の今頃、棚田を見に行ったことを思い出しました。

どうなっているかなぁ?

急に気になり、行ってみることにしました。場所岐阜県恵那市中野方(なかのほう)地区です。

 

中央道恵那インターをおりて、県道68号を北西に向かいました。11時近かったので、まず食事をし、そのあと棚田を散策することにしました。

 

お食事処味菜

インターから走ること20分。お食事処味菜(あじさい)に着きました。去年来た時は、コロナのために休業中でした。近づいて見ると、今年も休業していました。ただ左の方では…、

 

地の物の野菜を売っていました。そこで、ちょっとのぞいてみると、

 

ピーマンナス。どちらも一袋100円。

これは安い

 

こちらは、カキカリモリ

このカキ、小さい! 直径5センチ未満

 

左は野生のアケビ、右は小さいイチジク

 

これは珍しい、ソウメンカボチャ

 

このキノコ、名前が書いてありませんでした。

店員さんに聞くと、山で採れたばかりのムラサキマイだそうです。

 

あれこれ見て、ムラサキマイ(350円)、オクラ(100円)、ナス(100円)、小さいカキ(150円)など山里の秋の実りを購入。支払いを済ませたあと、店員さんに尋ねました。

 

への次郎 「この近くに、食事ができるところがありますか?

店員さん 「あるよ。棚田の入口の先にあるイエローハウス

への次郎 「えっ!?  イエローハウス?

 

 

あぜ道

野菜を買ったあと、県道をさらに上って行くと、棚田が見えてきました。

めざす棚田は左上。イエローハウスは、もうすぐのようです。

 

やがて県道の左側に、黄色い壁の建物が見えてきました。

ここらしいなぁ

確かにイエローハウスでしたが、「あぜ道」というちゃんとした名前がありました。

 

店内に入ると、

道路側にテーブルが2つ、その右に長テーブル、奥に小上がり席があってカラオケセットが置いてありました。

山里の社交場だね

 

メニューを見て、Aランチの生姜焼き定食700円を注文。

出てくるまで、店内をキョロキョロしていたら、頭の上に神棚があることに気づきました。

と、その上には、何やら丸い物体が…。望遠レンズでのぞくと、

 

なぬ! スズメバチの巣では!?

直径は30センチくらいありましたが、ハチはいませんでした。縁起物でしょうか。

 

しばらくして、生姜焼き定食が出てきました。

豚肉は細切れでした。右の小鉢、上のほうは竹輪とこんにゃくの味噌田楽、その下はアマナガの煮物。真ん中の漬物以外は、すべて手作りでした。

 

このお店、2人のおばさんが切り盛りしていました。滞在中、おばさん1名、おじさん2名が来店。店を出るころ気づいたんですが、への次郎以外の5人、店員さんも含めて誰もマスクをしていませんでした。

この山里、コロナは無縁のようだな

 

 

この日、買ってきた山里の秋の実りを夕食でいただきました。

左はムラサキマイの酢の物、右はムラサキマイの天ぷら。上はカキです。

調べてみると、ムラサキマイは、正しくは紫舞茸オオムラサキアンズタケ)というそうですが、マイタケとは関係ないそうです。食べてみると、味はありませんが歯切れが良かったです。カキは子供の頃にキネリガキといったいた、ゴマ入りの早生の甘柿でした。

                                 つづく

                                        


栗きんとんの季節が来ました

2022年09月18日 | 遠出

先日、新聞の折込に栗きんとんのチラシが入っていました。

もう栗の季節か、秋だなぁ

 

こちらで栗きんとんと云えば、岐阜県中津川市です。人口75000人の小都市ですが、栗きんとんを製造販売している店舗が、約20軒もあります。江戸中期より、中山道の中津川宿で旅人に提供していたそうで、今では「栗きんとん発祥の地」を自称しています。

 

ということで、秋の恵みをいただきに国道19号を中津川まで走りました。道端に咲いていた彼岸花コスモスを見ながらやって来たのは、JR中津川駅前の駐車場です。

確か、向かいの1階に物産館があったような…

 

近づいてみると、入口ににぎわい特産館の旗が立っていました。

女性たちの後について入ってみると、

 

市内各店舗の栗きんとん、野菜などの農産物、お酒や栗おこわの弁当などが販売されていました。

 

一番目立つところにあったのがこれ、栗きんとんめぐり

手前の「風流」と奥に置かれた「ささゆり」の2種類があって、それぞれ市内7店舗の栗きんとんと煎茶が詰め合わせになっていました。どちらも2300円。

 

「ささゆり」を買って、家に帰って開けてみると、

お品書きに、7店舗の栗きんとんと煎茶1袋が入っていました。

左上から松葉、信玄堂、川上屋、梅園の栗きんとん。右上は煎茶、その下は柿の木、新杵堂、満天星一休の栗きんとんでした。

 

早速いただきました。選んだのは信玄堂

中津川産の煎茶をねずみ志野の茶碗に注ぎました。和菓子切で栗きんとんを割って口の中に入れると、しっとりとした食感に、栗の香りと甘味がぱっと広がりました。

ほっ、秋だのう

                                          


なごやめし きしめん

2022年09月11日 | ランチ

コロナの第7波が拡大して以降、遠出を控えています。しかし先日、やむを得ず遠出となりました。行った先は、愛知県豊明市藤田医科大学病院です。

 

伊勢湾岸道豊明インターで下道におりて近づくと、丘のような低い山の上に大きな建物群が見えてきました。駐車場に止めて、受付を済ませ、乗せてきた家族を診療科に連れて行きました。

昼には少し早いが、病院内で食事でもするか

 

スマホで病院のフロアマップを検索していたら、フジタモールという一角を見つけました。

ここに食べるところがありそうだ

 

行ってみると、ちょっとした食堂街があって、一番奥の店の前に人が立っていました。近づいてみると、宮きしめんのお店でした。

なごやめしの名店だ

 

きしめんとは、平たく打った麺のことで、なごやめしに数えられます。名古屋できしめんといえば、宮きしめんが代表格です。店先に立っていた人たちにつられて入店し、定番の「宮きしめん(700円)」を注文しました。

 

出てくるまでネットで宮きしめんを検索すると、

きしめんは、江戸時代にはすでに名古屋で食されていた。

宮きしめんは、大正12年の創業。以来、製法と美味しさを守り続けている。

創業地近くにある熱田神宮の宮司から宮の字をもらい店舗名とした。

 

なるほど

納得していたら、出てきました。

おっ! シンプル

 

幅7ミリ程度、厚さ1ミリ超の麺の上にのっていたのは、シイタケ、ほうれんそう、油揚げ、かつお節、「宮」と薄ピンクの文字が入った蒲鉾。

 

きざみネギをのせていただくと、お出しのしっかりした醤油汁に、スッキリとした飽きのこないお味でした。

名古屋で長く愛されているはずだ

汁を飲み干して店から出てくると、ちょうど診察を終えた家族が店先で待っていました。

                                        


菜園に秋冬野菜の登場です

2022年09月04日 | 菜園

9月になりました。

今年は6月に猛暑、例年になく早めの梅雨明け(後に修正)、盆明けからはけっこう雨が降りました。天候異常のため、野菜作りにも苦労しました。

これから菜園は、秋冬野菜に代わっていきます。

 

夏野菜の主役、キューリミニトマトはすでに撤去し、姿を消しました。結局キューリは、2株植えて166本収穫。目標200本には到達しませんでした。

 

その他の夏野菜は、秋10月頃まで収穫をします。そのために、切り戻し追肥をしました。

これはナス

わが家では、実を採り続けるために強い剪定はしません。込み合った枝と葉を切り落とすことに留めています。

 

これはシシトウ

 

こっちはピーマン

シシトウとピーマンの葉は、撤去時に甘辛の佃煮にします。

 

これはオクラ

秋に向け、背丈がどんどん高くなります。

 

これはサツマイモ

今年も葉を食いに来るショウリョウバッタと格闘。一部、食害が発生していますが、まぁ、よしとしましょう。

 

つぎは秋冬野菜の主役、秋ジャガです。

ホームセンターで買っていたニシユタカの種芋1キロ12個、いい感じで芽が出てきました。

 

事前に耕して、畝を作っていたところに植えていきました。

30センチ間隔で種芋を、間には少し肥料を置きました。

 

そのあと、黒マルチを敷き、地中温度の上昇を防ぐためにワラを敷きました。

 

昨年の秋ジャガは、芽が出て葉が茂ったあと、葉に穴が開き枯れて全滅しました。おそらくテントウムシダマシという虫によるものでしょう。今年は、万全の態勢で食害を防ぎたいと思います。収穫は3カ月後です。