への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

瀬戸内の珍味が届きました

2024年02月29日 | 食卓

奥さん  「ふるさとから、レターパックが届いてるよ

への次郎 「ほんとだ!

 

中学校の時の友達からでした。開けてみると、

見覚えのある、懐かしい文字の手紙。読むと、

 

広島県福山市鞆の浦で、町並みひな祭りがあって、そこに行ったそうです。

 

奥さん  「鞆の浦だって

への次郎 「ええとこよ、古くからの港町じゃ

 

こっちは、「保命玉」という飴玉。

鞆の浦に保命酒という薬味を漬け込んだ健康酒があって、それが含まれているようですね。口に放り込んでみると、甘いアメでした。

 

これは、ん・・・、チイチイいか・・・。

よく見ると、小さいイカの乾物。大きいものでも、ホタルイカの2倍程度。

 

調べてみると、瀬戸内でも福山市の鞆の浦、岡山県の笠岡市から倉敷市にかけて、よく食べられている小型のイカとか。

レシピが付いていたので、それを見て作ってみました。

 

チイチイいかの炊き込みご飯

食べてみるとご飯は、アサリが入った深川めしがありますよね、それに近い味。イカは、北海道の森駅の駅弁いかめしのイカに近い味でした。

 

奥さん  「春の磯の香りがするね

への次郎 「瀬戸内の珍味じゃ!

 

子供のころは食べたことがなかった、ふるさとの味をいただきました。

                                             


道後山への小旅行 (1971年夏) ②

2024年02月26日 | 古い写真

芸備線道後山駅から、バスに乗って道後山麓に着いたのは、1時半過ぎ。

 

キャンプのできそうな場所を探し、荷物を下ろして山頂をめざしました。が、

途中でパチリ。ここ、頂上ではないような気がします。その後、

 

荷物を置いたところに引き返し、テントを設営。

中学校の林間学校では山の家に宿泊。この時は、誰かが持ってきたテントにぎゅうぎゅう。

 

「味の八ちゃん」と書かれた箱を持ってきていました。

食事はインスタントラーメン程度だったのでは。

 

中学校の林間学校ではキャンプファイヤーをしましたが、

このときは、花火を打ち上げたかも。

 

 

翌朝、朝一番のバスで道後山駅に下りてきました(7:55着)。

ディーゼル機関車が引く旧型客車が入ってきて、これに乗って出発(9:15)。

 

すると間もなく、車窓がパッと開け、高い鉄橋を通過しました。

調べたら、小鳥原(ひととばら)川第一鉄橋。中国地方で一番高い鉄橋でした。

 

車内では、行きと同じ。おしゃべりをしたり、写真を撮ったり。

レンズにキャップ! 一眼レフじゃないから気付かなかったようですね。

 

芸備線は山間の路線。真夏だから、車窓は木々の葉で一面の緑。でも緑の中に、

所々、可憐な小さなピンク色のネム木の花が咲いていて、印象に残りました。

 

帰りは福塩線への連絡が悪く、塩町駅を通り越し、三つ先の三次駅まで乗車(11:15着)。

三次駅は広島県北の交通の要衝。気動車や機関車がたくさん止まっていました。ここでお昼にしたと思いますが、記憶にありません。

 

その後、福塩線の気動車に乗って三次を離れ、2時間後に府中駅に到着(14:57)。

向かいホームに止まっていた電車に乗り換え、

 

最寄り駅の戸手駅に着いたのは、まだ日が高かった時刻(15:22)。それもそのはず、遠くから来ていた友達は、自転車で帰るのに2時間近くかかりましたから。

 

 

時刻表を見ながら、50年前の道後山への小旅行が再現できました。

道後山には1時半に到着し、翌朝7時過ぎに山を下りるバスに乗っています。ほんとうにキャンプのためだけに行ったということです。おそらく仲の良かった中学校の時の友達と、一泊二日の旅に行く、それだけで満足したんでしょうね。

 

あの夏に乗った芸備線、道後山駅を含む一部区間は現在、存廃議論が起こっています。時刻表を見ると、道後山駅に止まる上下列車は日に、当時は急行6本を含む22本、現在は6本。一列車の編成は、当時は数両編成、現在は一両編成。

存廃を話し合う芸備線再構築協議会が間もなく開かれるそうです。議論の焦点は、廃線後の公共交通機関をどうするか、ということになるんですかね。

 

・・・

                                         


道後山への小旅行 (1971年夏) ①

2024年02月23日 | 古い写真

物置から古い写真が出てきました。

 

これがセットだな

 

高1の夏休みに中学校の友人数人と、広島県県北の道後山1268m)にキャンプに行った写真でした。おぼろげな記憶にもとづいて写真を時系列に並べ、当時の時刻表を手に一泊二日の旅を再現してみました。

 

旅の行程は、こんな感じ。まず福塩線で北上し、塩町駅で芸備線に乗り換え、道後山駅まで行きます。そこで下車し、バスで道後山に上がるというものです。

 

昭和46年(1971年)の夏休み。我々は朝早く最寄りの駅に集合しました。

当時の国鉄福塩線の戸手駅です(『情報発信むかし村』より)

向こうが上り福山行きのホーム、こっちが下り府中行き。我々は下りホームに入ってきた電車に乗って出発しました(8:10)。

 

府中駅に到着(8:23)。府中駅からは非電化区間、この気動車に乗り換えました(8:41)。

車内では、おしゃべりしたり、写真を撮ったりしながら過ごしたんだと思います。

 

塩町駅に着きました(10:20)。ホームにおりて、急いで早めのランチ。

持ってきた弁当をほうばり、芸備線の列車に乗り換えました(10:48)。

 

乗り換えて2時間、道後山駅に着きました(12:50)。

写真右側が駅舎。駅前に見えるのは旅館でしょうね(『昭和の駅の風景⑶』より)

当時、駅前から道後山麓に向かう備北交通のバスがありました。そのバスに乗って25分揺られ、やっと道後山に着きました(13:35)。

 

じつは道後山へは、中学校の林間学校で一度、行ったことがありました。そこで、中学校の卒業アルバムを開いてみると、

雰囲気ありますよね、この写真。プロの撮影は違う!

 

ん・・・。座って何か食べている人の後頭部、見覚えがあるような。

もしや・・・

                              つづく

                                       


とうふ屋しろ  瀬戸

2024年02月20日 | ランチ

陶都瀬戸お雛めぐりをしたあと、お食事処を探していたら、

 

奥さん  「ほらあそこ、暖簾が出てるよ

への次郎 「豆腐屋さんみたいだね。寄ってみる?

 

車を止めて近づくと、店先にメニューが出ていました。

ここは、愛知県瀬戸市にある手作り豆腐専門店とうふ屋しろです。

 

入ると狭い店内に空きテーブル一つ、運良く座れました。

 

メニューをもう一度確認し、注文。その後、店内をきょろきょろ。

来店者の色紙があって、一枚一枚読んでいたら、

 

出てきました。豆腐づくしのおさんぽ御膳(1500円)です。

左上から、豆花風デザート、湯葉とごま豆腐、すくい豆腐、豆乳、小鉢、煮豆腐、焼き厚揚げ、ご飯、漬物、おからサラダ、みそ汁。

 

そして、豆腐丼とユーリンチー(1300円)。

左上から、豆花風デザート、小鉢、ユーリンチー、温泉たまご、おからサラダ、豆腐丼、漬物、みそ汁。

 

ほら、ずらっと並んだ豆腐。二人で分け合って食べました。

一つ一つの量は少ないですが、けっこうお腹にきました。

豆腐料理を堪能、まんぷく、まんぷく。

 

出口に来ると、

テイクアウト用の豆腐商品。これだけ買いに来る人もいました。

 

出ようとしたら、頭上に! ん・・・

立ち止まって、理解しようとしたら、

 

後ろをついて来たお客さんがつかえてしまい、店外に押し出されてしまいました。

                                         


お雛めぐりをしました 陶都瀬戸

2024年02月17日 | 散策

地元テレビ局で、瀬戸市お雛めぐりが放送されていました。

奥さん  「瀬戸、しばらく行っていないね

への次郎 「焼き物も見られるし、行ってみる?

 

ということでこの日、愛知県瀬戸市にやって来ました。ここは、道の駅瀬戸しなの

トイレ休憩も兼ねて入店しました。

 

物産品販売コーナーの奥に、旗!

近くを探したら、

 

ありました、お雛様

皆さん、買い物に夢中で、お雛様を気にする人はいませんでした。

 

トイレを済ませ駐車場に出たら、向かいに陶磁器センターがありました。

入ると、ずらっと陶磁器が並んでいて、

 

その一角にいました、招き猫

 

こっちにも。縁招き猫福招き猫

解説によると、手のあげ方にも意味があるんですね。

 

こっちは、猫雛。なんとなく、リアルなお顔。

この時期は、やはり欠かせませんよね、雛タイプ。

しばらくここで、焼き物とお雛様を鑑賞。その後、瀬戸の中心部に移動   

 

 

瀬戸川沿いにやって来ました。

この一角、通りにずらっと陶器商の店舗が建ち並んでいます。この通りの向かいに、

 

瀬戸蔵があり、そこに駐車。

入ると、

 

で~んと、テレビでやっていた雛ピラミッド

 

さっそく奥さん、ベンチに腰掛け、パチリ。

お雛様を従えました。

 

ピラミッドの隣には、焼き物の販売コーナー

目につく「SALE」文字にひかれ、入ってみると、

 

美しい陶雛

さすが、陶都瀬戸!

 

おっ! ラジオ体操??

ではなく、総出で客引きをしていました。

 

えっ?! こんなものも。

瀬戸市在住、一日署長姿の藤井八冠雛でした。藤井君といえば、

 

ここの喫茶店、彼にちなんだランチメニューがあるんですよ。で、行ってみると、

 

奥さん  「ここここ。ランチにしようか

への次郎 「無理無理! 満席だよ

残念。

 

藤井八冠メニューをいただくのは次回とし、別の店を探すことになりました。