への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

春の蒲郡③ 西浦の地魚をゴチに

2023年04月30日 | 遠出

竹島から引き返し、蒲郡の浜でしばらく潮干狩りをながめていました。

 

奥さん  「あら、もう1時を過ぎているよ

への次郎 「じゃ、急いでランチだ!

 

蒲郡市の中心部から、西浦半島を南下して行きました。この小さな半島、漁港がいくつかあるんですよ。地の魚が期待できます。

 

やって来たのは半島最南端、西浦園地の手前にあった食事処みついと

 

1時をとっくに過ぎていたので、店内には客はいませんでした。

狭い店内、手前にコの字型のカウンター、奥に座敷が見えました。

 

カウンター席に座ったら、目の前におでん。気になって、気になって、注文。

だいこん、はんぺん、卵に厚揚げの4種盛り(600円)。うす味でした。

 

おでんを食べ終わったタイミングで出てきました。

への次郎注文の刺身定食(1400円)。

奥さん  「いろんな魚がのっているね。9種類も!

への次郎 「まぐろ以外は全部、地の魚だって

 

物価高のこのご時世、薄切りぺらぺらのお刺身が多いですが、こちらは違っていました。たこ以外は厚切り肉厚。「魚を食った!」という感じでした。

 

奥さんが注文したのはランチサービス(900円)。地のノドグロの塩焼きでした。

への次郎 「味はどう?

奥さん  「身が、ほくほくっ! ほら、食べてみて

 

2人で地の魚を堪能。

店から出てきて隣りの西浦園地に行ってみました。

奥さん  「ほら、展望台があるよ。行ってみようか?

への次郎 「やめなさいよ。若いカップルがいるじゃない

 

岬南端の景色が見られなかった奥さん、不満そうでしたがなんとかなだめ、蒲郡から帰途に就きました。

への次郎 「竹島の神様たちに、いい運気をもらえたじゃない

奥さん  「そうだね!

                                         


春の蒲郡② パワースポット竹島

2023年04月28日 | 遠出

蒲郡クラシックホテルで満開のツツジを鑑賞したあと、駐車場におりて来ました。

への次郎 「竹島に行ってみようか、歩いてすぐだから

奥さん  「そうだね

 

竹島は蒲郡の沖合にある、周囲が700メートルにも満たない小島です。

 

島まで、長さ387メートルの竹島橋が架かっていて、歩いて渡れます。ただし、

カップルは要注意! 

 

橋を渡る際、①渡り切るまで手を離さない、②振り返らない

奥さん  「えっ?! なぜ?

への次郎 「ここにまつられている弁天様が嫉妬し、別れさせられるからだって

 

近づいて来ました。島を覆うこの自然林、国の天然記念物ですよ。

ほら、鳥居の向こうに石段。

 

のぼって行くと、

 

さらに石段があって、

 

その先には宇賀神社がありました。

ここは商売繁盛のご利益があるとか。ここから左手に行くと、

 

八百富神社の本殿。ここです、ここです、弁天様がまつられているのは。

開運・縁結び・安産のご利益があるそうで、徳川家康も戦勝祈願に訪れました。

 

その先にあったのは八大龍神社

家内安全、夫婦円満のご利益があるそうです。

 

この小島、他にも2つの神社があって、島全体がパワースポットになっているんですね。

 

さらに先に行くと、島の南端・竜神岬がありました。

 

そこから下におりて行くと、三河湾を一望できました。

への次郎 「穏やかな海だね

奥さん  「ほんと、春らしいわ

 

岬の先端から、右回りに遊歩道がありました。

 

遊歩道を進むと、島を半周したところで竹島橋が見えてきました。

 

山の上に建つ蒲郡クラシックホテルを見ながら橋を戻って行くと、

 

奥さん  「見て!! 人が海に入って行くよ!

への次郎 「バケツを持っているね。もしかして…

 

対岸に戻ってみると、

やはり! 潮干狩りでした。

 

検索してみると、ここは毎年3万人もの人が訪れる超人気の潮干狩りスポットだそうです。この日は曇りがち、気温も高くなく絶好の潮干狩り日和でした。

 

奥さん  「入漁料は?

への次郎 「1500円だって。元が取れるのかな…

                                   つづく

                                         


春の蒲郡① ツツジ満開

2023年04月26日 | 遠出

地元テレビが夕方のニュースで、ツツジの満開が早まったと伝えていました。

奥さん  「もうツツジが満開だって

への次郎 「あそこは有名だからね、行ってみる?

 

ということでやって来たのは、愛知県蒲郡市にある蒲郡クラシックホテル

駐車場で入園料500円を払って、旗が立ち並んだ坂道をのぼって行くと、

 

奥さん  「あれ、お城の屋根?

への次郎 「いや、ホテルじゃないかなぁ

坂道をさらにのぼると、

 

満開のツツジの向こうに、お城のようなホテルが見えてきました。

 

ツツジの見学は、右回りの指示がありました。撮影者の横を右に進むと、

 

奥さん  「あっ! 島だよ。橋でつながっている

への次郎 「あれは竹島だね

 

その先は、青モミジがあって、

 

よいしょ、よいしょ

ヤマツツジの下の急な石段をのぼって行くと、

 

ホテルの反対側に出ました。

 

ちょっと前に進んで振り返ると、きれいなツツジを一望!

 

その先には石段があって、

 

下におりて行って、玄関に向かいました。

 

玄関からホテルに入ると、ロビーがありました。

ここは戦前の建物、天井は低かったですね。ソファーにちょっと腰掛けて玄関に出ると、

 

池があって、その向こうに国定公園の三河湾がちらっと見えました。

奥さん  「松の間でコーヒーがごちそうになれるよ

への次郎 「えっ?! ほんと?

 

再び館内に入って、松の間に。

席を譲り合ってひと休み。

 

外に出てくると、来園者がさらに増えていました。

 

奥さん  「人が増えてきたね

への次郎 「そうだね。そろそろ駐車場に戻ろうか

 

この日はあいにくの曇り空でしたが、5種類3000本のツツジを鑑賞できました。

                                 つづく

                                              


4年ぶりの杵振り花馬祭り 蛭川

2023年04月18日 | 遠出

最近、「4年ぶり」という言葉をよく聞きます。新型コロナウィルスのために中止されていた諸行事が復活してきたんですね。

 

への次郎が再開を楽しみにしていたのが杵振り花馬祭り。この祭りの最後に、花馬が神社の石段を駆け上がります。その場面が『男はつらいよ(第44作)』のラストシーンに出てくるんですね。それを見たくて、4年ぶりに行われた祭りに行って来ました。

 

4月16日、この日新緑を楽しもうと、高速道ではなく国道19号を走って行きました。

若葉の緑が濃くなってきたなぁ

 

やって来たのは、旧蛭川(ひるかわ)。合併によって現在は、岐阜県中津川市蛭川です。蛭川総合事務所に駐車、人声のする方を見たら、祭り装束をした人たちがいました。

ここが行列の出発地だな

集合写真を撮った後、リーダーが注意事項等を説明。このあと出発の準備が始まったので、先回りして一行を待ち構えることにしました。

 

通りで待っていたら、笛と太鼓の音が聞こえてきて、

やっと来たぞ!

 

先頭は棒を振り回して道を開けるように促す赤鬼青鬼。子供らにアメを配るひょっとこ。写っていませんが、愛嬌を振りまくおかめもいました。

さらに柄杓を振り回す赤装束の天狗、サカキをもった端正な顔立ちの稚児が続きました。

 

その後ろに、来ました来ました、軽妙に杵を振って踊る踊り手

赤、黄、青のなんともカラフルな大きな帽子と衣装。足にはわらじ

50メートルほどの長さの踊り手の隊列のあとに、お囃子(笛と太鼓)が続いていて、

 

しんがりは、大きな獅子でした。

危ないよ!!

この獅子、酔っぱらっているように右に左に、前に後に激しく暴れながら進み、

 

途中から消防団に左右を固められ、酒蔵の前で小休止。ここ、寅さんにも出ていて、ほら。

                        (『男はつらいよ第44作』)

酒蔵の前で休んでいた一行を追い越して、先に進んで振り返ると、この群衆!

村人が皆集まった感じだなぁ

 

と思って見ていたら、背後から、

ワッショイ! ワッショイ!

 

水をかけられながら神輿がやっ来て、獅子の方に突進!

ワッショイ! ワッショイ! ワッショイ! ワッショイ!

酒蔵の前で騒ぎが続きましたが、何が行われていたのか、確認はできませんでした。

 

やがて見物人の移動が始まって、

 

人々がやって来たのはここ、安弘見(あびろみ)神社

前方の石の鳥居をくぐって、参道を右上に進むと、

 

上に広場があって、蛭川小学校の子供たちが杵振り踊りを披露していました。

杵振り踊りは、この安弘見神社の例大祭で奉納される踊りなんですね。

 

小学生に続いて、婦人会などの踊りが披露されていたら、お囃子の音。見ると、

2キロ近くを練り歩いて来た一行約150人の疲れ姿。最後の力を振り絞り、

 

神社本殿に向かって、踊りながら石段をのぼって行きました。

 

一行の姿が消えると、広場に神馬花馬の登場です。

右は紅白の布団の上にサカキをさした神馬。左は花飾りを背中にさした花馬。両馬の前で花馬唄が披露されました。

 

このあと、行列の一行が本殿から広場に下りて来て、最後の杵振り踊りを披露します。そのあと、いよいよ待ちに待った寅さんのあの場面が見られるのですが、ここで放送が…。

えっ?!

 

放送によると、馬が練習中に足を怪我し、今年の石段駆け上りは中止にしたと。への次郎、もうガックリ。最後の杵振り踊りを見届けることなく、この場を去ることになりました。

帰りに笠置鶴でも買っちゃお

                                         


山梨は桃源郷でした 甲州市

2023年04月08日 | 

甲斐の山々 陽に映えて 

 われ出陣に憂いなし

孫を横浜に送り届けたあと、山梨県甲府市にやって来ました。そこで一泊、翌朝ホテルから見た光景です。

甲斐の国は、山に囲まれているなぁ

 

 

この時期の山梨といえば、桃の花! 

朝食後、さっそく桃の産地・笛吹市に移動。やって来たのは、みさか桃源郷公園です。

入口に紅白の花桃、背後にが咲いていました。

どういう訳か、ここに何羽ものウグイスが飛んで来ていて。大きな声で鳴く練習をしていましたが、肝心の桃の花は…、

 

ありゃ!! 散り始めている!

今年は花が咲くのが早く、心配していたんですが、やはり。

仕方ない。別のところに移動だね

 

 

ということで、笛吹市の北隣り甲州市の南部に移動して来ました。

奥さん  「ほら、選挙ポスターの向こう、いい感じで咲いているよ

への次郎 「よっしゃ! 下りて散策だ

 

桃園に入って行くと、

ちょうど満開でした。

 

アップでパチリ。

みずみずしい若葉の緑と上品なピンク色の花。いい感じです。

桃園の周りを歩きながらパシャパシャ撮っていたら、話し声がしてきて。見たら、

 

おじさんたちが受粉作業をしていました。

奥さん  「受粉が始まったら、ここの桃の花もおしまいだね

への次郎 「じゃ、もっと北に行ってみようか

 

 

つぎに甲州市北部の塩山桃源郷にやって来ました。

南だれの斜面に広がった桃園が見えてきました。

 

近くに車を止めて、桃園に入って行くと、

 

ちょうど満開でした。

 

アップで撮ると、

びっしりとついた桃の花!

 

足元には、タンポポじゃなくてつくし

最近、見ないなぁ

 

小径を高台まであがってみると、

下に菜の花、その向こうには桃園が広がっていました。

 

菜の花のところに下りて行って、パチリ。

 

ちょっと右に移動してみると、

一面、桃の花!

 

 

散策していて気づいたんですが、桃の花、色に微妙な違いがありました。作業していた人に聞いたら、品種が違うそうです。また、品種の違いによって、受粉作業が必要なものと、そうでないものがあるそうです。

勉強になりました。