今夜は青島で焼き鳥屋とおそばやを営む、娘の同級生のお父さんに家族で晩御飯をよばれました。お父さんは中国人、お母さんは日本人。息子さんは昨年日本人学校に転入してきました。日本人学校に入れていろいと不安だったとき、すぐに家に遊びに来てくれたのが御嬢さんでした、と言ってくれて、今月末で日本への本帰国が決まっている他の2家族と一緒によばれました。それぞれのご家族とは接点があっても、3つどもえは初めてのコンビネーション。焼き鳥やおいしいつまみを頂きつつ、お互いの引っ越しの進捗状況を聞きあったり、日本での新しい生活への不安をちょっともらしたり。そのうちお父さんたちは中国でのビジネスについて語り始めた。お母さんたちは・・・何話したかな?昼間子供たちとサッカーの試合をしたところにお酒が入って、ちょうどいいぐあいに眠くなってきたので、せっかくのおしゃべりの内容を忘れちゃった。それぞれ九州に、東京にと散っていくけど、不思議と別れる、という感じはしない。青島から日本のあちらこちらにお友達の輪が広がる、そんな感じ。写真に例えればセピア色の風景のような、なごやかなひと時を過ごせて、青島での生活がまた一段と忘れがたいものになりました。
昨日、平日の放課後テニスを習っている子供たちのゲーム大会がありました。毎学期1回ほど行われます。同じマンションの敷地内、とはいっても道路を一本わたるのですが、テニスコートに向かいます。テニスコートの周りは豪勢な1戸建てばかりで、ちょっとセレブな雰囲気が漂っています。セレブのお家ではどこでも犬の鳴き声。犬は只今中国ではステイタスシンボルです。大きな、血統書がついているだろうと思われる犬が、リードもつけずによくうろうろしています。放し飼いには寛容です。飼い主はいいかもしれないけど、私たちはちょっとコワい。だからテニスに行くときは犬が離されていないかいつもちょっとドキドキです。クラブハウスの管理人は、いかにもテニスボーイという感じの、お兄さんと言うにはちょっと年上かな、という人。テニスコートの料金は1時間で70元、30分だと35元のはずなのですが、日によって40元という時もあります。言われる値段で管理人さんの機嫌のよしあしがわかります。管理人さんは動物が好きです。猫を何匹か飼っているのですが、以前、放し飼いになっていた犬にかみ殺された、と恨めしそうに言っていました。クラブハウスの裏では家庭菜園。夏にはかぼちゃのツルが伸びていました。出来立てのきゅうりをかじりながらフェンス越しに子供たちの練習を見ていました。いつからか、ひよこがよちよちとテニスコートのまわりを歩いていました。管理人さんの新しいペットです。といっても、ほんとにペットかな?ひょっとして旧正月のごちそう用?はっきりとは聞かなかったのですが、旧正月が終わった今、鶏を見かけないので、う~ん・・・???こんな、プチ田園風景を楽しめるテニスコートは私のお気に入りスポットのひとつです。