先日、見学に行った公立中の先生が青島日本人学校の前身をご存知と書きましたが、こちらに一時帰国する前に私立の編入試験受験に備えて特別講習してくださった塾の先生が、この日本の先生をご存知でした!ここまで来るとご縁以上の何かを感じてしまいます。
今日はお兄ちゃんの中学の上履きと校章と体操着を買いに行きました。上履きと校章は学校の近くの商店街にある文具店。長い商店街なのであらかじめ電話で場所聞いてから出かけました。行ってみると…確かに言われた通りKOKUYOの看板が出ていましたが、お店の前面いっぱいにタバコの自動販売機がおいてあり、文具やと聞いていなければ、昔ながらのガラスの窓に向かって「ハイライト」なんて言ったら中に座っているおばちゃんがポンと出してくれる昔ながらのタバコ屋のようです。一間しかない入り口を入るとこれまた茶封筒やら事務用品が高く積まれていて、子どもが心ときめかすようないいにおいのする消しゴムやカラフルなペン、お友達と交換したくなるようなメモ帳といったものは一切ない。きっともう学校指定のものの取り次ぎだけしているんだろうな。「スミマセ~ン、上履きと校章が欲しいんだけど~」と声をかけると「ハイハイいらっしゃい!」とおばさんが元気に出てきました。出てきしな「お父さんお願いします」とご主人に声をかけていました。呼ばれて出てきたのはお父さんというよりおじいちゃん。せまい店内で脚立を広げて上の方の上履きをとろうとします。え、どれ?と聞き返す口は入れ歯が入っていないようで妙にすぼまっている。下のを動かしたら上のがとれるんじゃない?と言っているおばさんが とった方が危なげないように思えました。おばさんはお兄ちゃんに「転入生?」と聞くと「五中はいいわよ~」とつくづく言っていました。次は体操着なのですがなぜか米屋で申し込み。場所がよくわからなかったので文具やさんに聞くと教えてくれましたが、「へぇー、お米屋さん、体操着なんて始めたんだ~」同じ商店街でも知らなかった様子。レトロな文具店を後にして米屋に向かい、無事サイズあわせを済ませて注文しましたが、米袋に囲まれてジャージの試着というのもある意味全く新しい経験でした!?お米屋さんは若い兄弟でやっているようで店は新しくご飯自慢のお弁当もおいてありました。それを見て今度はお弁当買いに来ようと思いました。
半年ぶりに子どもたちを歯科健診に連れて行った。青島ではそれまでなかった虫歯を作ってしまったので今回はドキドキでしたが、なんとか虫歯なしでクリアしました。この歯医者さん、小児専門で、お兄ちゃんが幼稚園の時からお世話になっている。お兄ちゃんは歯並びがよくないのでいつかは矯正も考えなくてはいけないかもと通い始めた歯医者です。ちょっとユニークで歯並びのためにはまず顎を大きくしましょう、そのためには外あそばで足をよく使うこと、噛む回数の多いものを食べましょうと繰り返し言われます。そうして毎回健診の度に子ども本人にブラッシング指導をしますが、親も仕上げ磨きの指導を受けます。丁寧な健診と指導ゆえ、毎回二時間はかかるのですが頑固おやじチックなこの歯医者さんが気に入っています。