一般社団法人日本経営士会はSDGsの基礎にもなる「環境CSR経営」の普及支援を行っています。環境経営士が支援を行います。

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情報収集と事例

2017-08-10 17:27:02 | 経営コンサルタント

今回のテーマ:

・情報収集について 「環境コンサルタントのつぶやき」No5

・再生可能エネルギーの現状No4

 

●   情報収集について「環境コンサルタントのつぶやき」No5(福井 著)

皆様は具体的課題があり、問題意識があると、それに関して調べようとしますね。

具体的課題としてはものづくり補助金とか持続化補助金などで、現状を説明、

「世の中の傾向」はこのようであるから 新しくこの方向で生産性向上とか

売り上げ拡大をします等ストーリーを考えますが「世の中の傾向」の箇所は

情報を探すことになります。この様に情報収集は非常に大切です。

今回は情報収集について考えます。 

情報収集先として

①詳しそうな人に聞く。意外と近くの人が関連のことを知っている場合があります。

  またその方が知らなくても詳しい方を教えてくれる場合もあります。

②問題意識を持っている人はテレビ、新聞など関連のニュースが配信されると

 情報が飛び込んできます。

③図書館、大学図書館によっては一般の人にも開放しています。東海大学など。

④最近はかなりのテーマについて ホームページを見れば情報があります。

 環境関係では環境省、6次産業化は農林水産省、我々は経済産業省、

 中小企業庁、中小企業基盤整備機構などが多いのではないでしょうか。

 中小企業庁関連では「ミラサポ」があります。この環境ニュースは過去1-2回

 ミラサポを利用したこともあります。

 Googleアラート 自分のテーマのキーワードを登録すれば関連の情報があれば

 無料で配信してくれます。「 Googleアラート」で検索すれば使い方が出ます。

⑤日本経営士会の研究会とか近くの商工会、商工会議所の無料セミナーに出れば、

 有用な情報を得られる場合があります。分野を問わず時間があれば出ることをお薦 

 めします。講師の話し方、パワーポイントの表現の仕方、世の中の傾向が解ること  

 もあります。以上の様なところが私の情報入手先です。

 ◆情報収集の事例

先日9日地元の商工会の「需要開拓セミナー」と称して中小企業を対象にしたセミナーがありましたので出ました(無料でした)。講師はかって「みのもんた」の番組「愛の貧乏脱出作戦」で初めて民間の経営コンサルタントとして出演した方で年齢は40歳位です。元船井総研に在籍していましたが、独立されて今は中小企業の支援を行いつつ 地方創成についてのコンサルタントをおこなっています。 

当町も地方創成の一環で今年度 国の補助金をもらい支援をしていていただいている方です。「需要開拓セミナー」は売り上げの停滞している企業には感銘を与えたのではないかと思いました。私も同業ですが、納得することが多くありました。 

この講師の今回の情報源か総務省の家計調査を使って、数年前と現在を比較して10%以上伸びている分野を探す。伸びている分野と自社の扱っている分野と違っても、伸びている分野と自社商品の技術を使って新商品を開発し売り上げを拡大する方法です。比較したい年を探しEXCELを加工して比較します。下記が関係のホームページです。http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001172983

使い方とか知りたい情報を得たい場合は総務省の電話03-5273-2020へ電話下さい。親切に教えてくれます。 

この講師の支援した事例では日本茶の製造販売の企業の例を挙げると、緑茶は斜陽ですが(数年前と比較して85.9%と落ちている)家計調査報告では洋生菓子がのびているのでここに目をつけ下記のように抹茶クリーム大福を商品化して売り上げを大幅にのばした。(洋生菓子は114%と現在でも伸びている)

http://www.ocha-igeta.co.jp/products/sweets.html

●    再生可能エネルギーの現状No4

  第4回  再生可能エネルギー( RE)の分類と概要

 * REの分類

 1 大規模水力発電

 2 大規模地熱発電

 一方 新エネルギーはエネルギーの性質により分類されています。

 REの具体例 

(1)発電分野 

 概要;① 風力発電 ② 太陽光発電 ③ バイオマス発電 ④ 中小規模水力  

    発電 ⑤海洋エネルギー(海流利用、波力利用発電)

(2)熱利用分野

  概要;① 太陽熱発電 ② バイオマス熱利用 ③ 海洋温度差発電 ④ 雪氷 

     熱利用 ⑤ 地熱発電                                   

 注)  地熱発電、海洋温度差発電はバイナリ方式(一般的に80℃~150℃の中高温熱水や蒸気を熱源として低沸点の媒体を加熱し、蒸発させてタービンを回し発電する方式)によるもの。水力発電は未利用水力を利用する1000㎾ 以下のものに限る                                                                        第4回終わり                                

                  寄稿者 経営士・環境経営士 林 久雄 

 この記事は(一社)日本経営士会発行の「環境CSRニュース」で配信した記事の一部です。
日本経営士会 環境CSRのホームページはこちらへ。

http://www.compact-eco.com/