この記事は(一社)日本経営士会発行の「環境CSRニュース」で配信した記事の一部です。日本経営士会 環境CSRのホームページはこちらへ。 http://www.compact-eco.com/
「現場力、職場力、組織力を生かす」シリーズ④
現場力・職場力を高めるには
現場力・職場力は組織的な改善と努力の積み重ね
①組織能力を高める(仕組みを作る)
・経営と現場・職場が一体(全職場、全員参加の活動、人間関係重視)
・持続的な取り組み(固有技術の向上などPDCAサイクルによる継続的改善)
・“しつけ”と“くせ”を身に付けることが現場の競争力を高める
・5S・ムダ取りや報・連・想、あるいは安全・挨拶の励行
・見える化・見える管理、組織能力(提案、安全衛生活動、ISOなど環境マネジ
メントシステムを取り入れた活動)
②自分たちの組織能力が何か、具体的に明示(改善目標の明確化)
・経営への参加意識
・顧客満足への追求
・問題、課題を見つけ改善できる自律性をもつ
現場力・職場力を高めるための管理者の役目
①問題意識の共有化 ⑥実践活動のフォローアップ
②強みの向上と弱点の強化 ⑦効果の適正な強化
③ノウハウ、技能習得の教育訓練 ⑧人間関係の確保
④必要知識、技術の明確化と教育 ⑨活動へのリーダーシップ指導・支援
⑤目標の明確化と進捗管理
現場力・職場力向上に対する経営者の進捗管理
①会社の方針・目標を具体的に明確に示す
②トップの情熱・熱意を伝える
③小集団活動を重要な経営施策と位置付けする(提案、安全衛生、5S、ムダ取り、
見える管理、ISO など環境マネジメントシステムを一元化とした活動)
④組織的活動を戦略として構築する(事業計画、中期目標等)
⑤コミュニケーションの重視と問題・課題の共有化を図る
⑥PDCAサイクルと継続的な取り組み(目標管理)
⑦改善成果の共有化とその活用
⑧競争意識、適切な評価をする
次回は「組織力について」です。