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「現場力、職場力、組織力を生かす」シリーズ④

2018-06-05 09:34:06 | 経営コンサルタント

 この記事は(一社)日本経営士会発行の「環境CSRニュース」で配信した記事の一部です。日本経営士会 環境CSRのホームページはこちらへ。  http://www.compact-eco.com/    

「現場力、職場力、組織力を生かす」シリーズ④

 現場力・職場力を高めるには   

 現場力・職場力は組織的な改善と努力の積み重ね

 ①組織能力を高める(仕組みを作る)

  ・経営と現場・職場が一体(全職場、全員参加の活動、人間関係重視)

  ・持続的な取り組み(固有技術の向上などPDCAサイクルによる継続的改善)

  ・“しつけ”と“くせ”を身に付けることが現場の競争力を高める

  ・5S・ムダ取りや報・連・想、あるいは安全・挨拶の励行

  ・見える化・見える管理、組織能力(提案、安全衛生活動、ISOなど環境マネジ  

   メントシステムを取り入れた活動)

 ②自分たちの組織能力が何か、具体的に明示(改善目標の明確化)

  ・経営への参加意識

  ・顧客満足への追求

  ・問題、課題を見つけ改善できる自律性をもつ

 

 現場力・職場力を高めるための管理者の役目

 ①問題意識の共有化       ⑥実践活動のフォローアップ

 ②強みの向上と弱点の強化    ⑦効果の適正な強化

 ③ノウハウ、技能習得の教育訓練 ⑧人間関係の確保

 ④必要知識、技術の明確化と教育 ⑨活動へのリーダーシップ指導・支援

 ⑤目標の明確化と進捗管理

 

 現場力・職場力向上に対する経営者の進捗管理

 ①会社の方針・目標を具体的に明確に示す

 ②トップの情熱・熱意を伝える

 ③小集団活動を重要な経営施策と位置付けする(提案、安全衛生、5S、ムダ取り、 

  見える管理、ISO など環境マネジメントシステムを一元化とした活動)

 ④組織的活動を戦略として構築する(事業計画、中期目標等)

 ⑤コミュニケーションの重視と問題・課題の共有化を図る

 ⑥PDCAサイクルと継続的な取り組み(目標管理)

 ⑦改善成果の共有化とその活用

 ⑧競争意識、適切な評価をする

 

次回は「組織力について」です。