⑤ IT化には順番があります
・自社ホームページの制作
・ソーシャルメディアの活用
・電子商取引(BtoB、BtoC)
・業務効率化のための基幹システムやソフトウェアの開発
一方経済産業省は次の様に3つのステージを推奨しています。
中小企業が短期間であらゆる業務にITを導入しようとすると、コストの増大だけでなく、スケジュールが煩雑になり結果的に中途半端なクオリティのシステムになるリスクがあります。せっかくITを導入しても使い勝手が悪ければ逆効果ですし、投資した意味がありません。IT化の検討にあたっては、以下のように段階を踏んで導入することをお勧めします。
「置き換えステージ」は 社内にパソコンを導入し始めた段階で、紙や口頭での連絡をメールに置き換えることや、ホームページで自社製品・サービスを紹介するなどの活用方法が想定されます。この段階は社員のITリテラシー(IT情報を使いこなす能力)もまだ低い状態です。
「効率化ステージ」は
顧客情報の共有や業務支援システムの活用、ネット販売などITをさらに業務に取り込み効率化を促進する段階です。
「競争力強化ステージ」では
ITを業務効率化だけでなく競争力強化に活用する段階で、高度な分析システムをフル活用して販路拡大や新商品開発を進めます。
ITを導入する際は、社員のITリテラシー(活用能力)やステージを意識して計画を立て、着実に進めて行くことをお勧めします。(出典:攻めのIT活用指針|経済産業省)