エコでピースな市民のひろば

『ひとりの百歩より百人の一歩』をスローガンにライフスタイルやスピリチュアル系情報を交換するWebひろばです

プラタナス

2015年05月25日 | 趣味日誌

▲プラタナス

このあいだまで
寒そうにしていた街路樹も
5月も後半になり
たくさんの葉をつけています。

なにげなく歩いていると
硬いモノを踏んづけて
ビックリすることがあります。

その場合
この時期は
たいがいこの実です。





大きさを比べるのに
マツボックリと並べてみました。
この実は
過去ブログで紹介した街路樹
“アメリカフウ”
(アメリカ楓)
のモノです。


▼過去ブログ「みどり色の風景」(Click)


フウ=楓(かえで)は
あの独特のカタチをした葉っぱで
モミジの葉を大きくした感じと
言えるでしょうか。

ちなみに
カナダの国旗に使用されている尖った葉は
砂糖楓(さとうかえで)という品種
いわゆる“メイプルシュガー”です。




葉っぱの大きさは異なりますが
アメリカフウとよく似たカタチの葉を持つ街路樹
といえば
プラタナス
です。
パリのシャンゼリゼ通りの
プラタナス並木は有名ですね。




ところで
プラタナス繋がりで
学生時代によく歌った
高石ともやさんのフォークソング

「街」

にまつわる昔の話になります。


学生のころ
いわゆる
左翼系といわれる学生が集まる大学でしたので
学生運動が下火の1980年代にもかかわらず
ゲバルト事件、通称
「内ゲバ」
なんてものが
学内で頻繁に発生していました。



「六十年安保」
に象徴される学生運動は
10年毎に見直しが行われる
日米安全保障条約をめぐる
国民的な反対運動でしたが
その後は
運動方針等を巡り
日本革命的共産主義者同盟
といわれる人々の内部分裂が
抗争を激化させていました。

思想的な対立が
暴力行為の正当性を醸成し
平和的な解決を目指す人々からは
しだいに嫌悪されるようになりました。

学内には
カラフルなヘルメットが
あふれていましたが
在学中も卒業後も
被ることはありませんでした。




そんな時代の「街」は
労働歌でも思想歌でもありません。
1970年代の
麗らかな京都の街が目に浮かんでくる
美しいメロディーラインです。

ちょっと古臭いですが
歌声喫茶
なるものにも
何度か通って歌った記憶があります。




歌詞の中に
プラタナスが出てきます。

街/高石ともや
*****************************************
1.下駄の音 路地裏どおり
  雨上がりの屋根
  窓ごしの手まり唄
  おさげ髪の想い出
  ※この街が好きさ 君がいるから
   この街が好きさ 君のほほえみあるから
2.街の角 喫茶店
  古い美術館
  山かげの細い道
  初恋の涙
  ※
3.夕焼け雲 五重の塔
  石畳の鳩
  プラタナスの道で
  君を待ちながら
  ※
4.大学通り 流れる川
  走る路面電車
  背の低い山を見て
  君とぼくの明日
  ※
******************************************



大学のコンパで
ベロベロに酔った状態で
友人と肩を組んで歌っていたのを思い出します。
いやあ~青春でした。


ちなみに
高石ともやさんと
森山良子さんが歌った動画がありましたので
シェアしますね。


▼「街」Youtube



ところで
高石ともやさん
「孤独のマラソンランナー」という曲。

実は昭和54年(1979年)~55年(1980年)のラジオ
「行く年来る年」
のテーマ曲でした。
もともとは
自切俳人(ジキルハイド)とヒューマン・ズー
の楽曲です。

ジキル博士とハイド氏の話ではなく
日本語標記の自切俳人です。
正体不明のDJ的な感じで
深夜ラジオ
オールナイトニッポンをやっていましたが
作詞家の
北山修
であることは
たぶんみんな知っていたと思います。


▼「孤独のマラソンランナー」Youtube




そんなわけで
街路樹をみながら
過ぎ去った昔を思い出している
今日この頃です。


◎感謝
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