ヒバリさんのつれづれ日誌

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時事関連

2007-07-03 06:51:28 | ノンジャンル
 その、夾竹桃が土手に咲き誇る季節にいつも思うのは

 わたしが高校生の頃でした・・・

 当時、重い録音機材を(ずしっ)と背負い

 被爆者の方の家を訪ねての「聞き取り調査」の活動です


 今でも被爆者の家を訪問した事は、鮮明に記憶しています

 極々、普通の自宅に、実年齢よりやや老け顔の婦人

 わたしと友人に御自分の被爆体験の回想をひと通りされたあと・・・

 その生きてきた証とも言えるシワのある手を涙を拭いもしないで

 差し出され「頼んだよ、あんたらが継ぎの語りになっていくんよ」

 その一言の重みに、

 自分に与えられた使命感を感じ被爆者の方の家を後にしたものです


 しかし、今回の「しょうがない」発言はあまりに情けなく

 落胆のいろを隠せないでいるヒロシマ市民のひとりです・・・

 残念でならない・・・

 いくら、あとで詫びの言葉をいわれても一度口に出したものは消えはしない

 言葉とは=責任であるとの想いを再確信した今回の出来事である