ヒバリさんのつれづれ日誌

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忘れない…わたしは

2014-01-13 11:03:00 | ノンジャンル
地元紙に鈴木三重吉賞の特選作品集があり

沢山の子ども達の作品を今年も楽しませてもらった

感性が豊かという言葉があるが、どの作品も創造性の高い作品に感銘を受けた


ある小学三年生の作品を一つ紹介しよう

ぼくのおじいちゃんは高知県にいる。でも、今は空にいる。

この書き出しで詩を書いた少年は、祖父との夏休みの思い出を振り返り

家族が体を労る中で悪いと知りつつこっそり1本だけタバコを渡し、祖父との

幸せな瞬間を共有したことを素直な言葉で綴られていた

「さん歩した海を見ると、たばこの入った戸だなをあけると、おじいちゃんを

思い出す。もう一ど、もう一どでいいからおじいちゃんにあいたい」

この言葉で締めくくられていた


…わたしの涙腺が緩んだ

自分の心を見透かされた気分となった

それはわたしの心の叫び

わたしも今一度父に会いたい…


三年前の今日…

高度救命救急センターの薄暗く静まり返った待合室の長椅子の冷たさを

わたしは一生忘れない