地元紙に鈴木三重吉賞の特選作品集があり
沢山の子ども達の作品を今年も楽しませてもらった
感性が豊かという言葉があるが、どの作品も創造性の高い作品に感銘を受けた
ある小学三年生の作品を一つ紹介しよう
ぼくのおじいちゃんは高知県にいる。でも、今は空にいる。
この書き出しで詩を書いた少年は、祖父との夏休みの思い出を振り返り
家族が体を労る中で悪いと知りつつこっそり1本だけタバコを渡し、祖父との
幸せな瞬間を共有したことを素直な言葉で綴られていた
「さん歩した海を見ると、たばこの入った戸だなをあけると、おじいちゃんを
思い出す。もう一ど、もう一どでいいからおじいちゃんにあいたい」
この言葉で締めくくられていた
…わたしの涙腺が緩んだ
自分の心を見透かされた気分となった
それはわたしの心の叫び
わたしも今一度父に会いたい…
三年前の今日…
高度救命救急センターの薄暗く静まり返った待合室の長椅子の冷たさを
わたしは一生忘れない
沢山の子ども達の作品を今年も楽しませてもらった
感性が豊かという言葉があるが、どの作品も創造性の高い作品に感銘を受けた
ある小学三年生の作品を一つ紹介しよう
ぼくのおじいちゃんは高知県にいる。でも、今は空にいる。
この書き出しで詩を書いた少年は、祖父との夏休みの思い出を振り返り
家族が体を労る中で悪いと知りつつこっそり1本だけタバコを渡し、祖父との
幸せな瞬間を共有したことを素直な言葉で綴られていた
「さん歩した海を見ると、たばこの入った戸だなをあけると、おじいちゃんを
思い出す。もう一ど、もう一どでいいからおじいちゃんにあいたい」
この言葉で締めくくられていた
…わたしの涙腺が緩んだ
自分の心を見透かされた気分となった
それはわたしの心の叫び
わたしも今一度父に会いたい…
三年前の今日…
高度救命救急センターの薄暗く静まり返った待合室の長椅子の冷たさを
わたしは一生忘れない