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あの、何だか
（これ・・・かなり以前の話しなのですが）
急に、小さいころの自分に再会したく？なって
実家から写真を持ち出し 以前住んでた町を訪ねたことがありました
自分の持ってる記憶だけを頼りに四十数年前に時計を逆戻り
確かな手がかりと言えば・・・？？
バス路線そして母が今も大切に保管してくれてた自分の母子手帳
（しかしながら・・・）
バスを降り立ってはみたが、周りには高層マンションが建ち並び
頭上を見上げ自分自身の無防な今回の計画を悔やんだ
でも、一歩路地に入ると・・・
小さい頃家族と行きつけだった懐かしい銭湯が同じ場所にあったり
白黒の一枚の写真を見せるやいなや
「あんた、ここ覚えてない？」「○○さんなら古い事も知っとるかもよ」
と、人から人へ訊いてくれた住民の方々の親切心は気持ちを満たせてくれた
結局わたしが住んでた住居はガランとした空き地となっていて
おそらくこの辺だろうか？で終わったのですが
今も健在の町工場の鉄工所の錆臭い匂いは
何故か？懐かしい幼い自分を思い出させてくれ
何よりも今回そこに住んでいる人々の優しい気持ちにふれ
とても楽しく、そして、有意義なひと時を過ごす事ができました
（皆様、あの時は本当にお世話になり有難うございました）
