ひとり言

冬に咲くバラは

どこか寂ししげに目に映ります…


春の足音を待ちわびつつ

みなさんのご多幸をお祈りしています

人生いろいろで

いつも 会議のなかで的確で厳しい一言を

「ビシッ！」

と申されるMさんと 昨晩の新年会の帰り道（とぼとぼと）二人並んで歩いた


あーどうしよう？何を喋ろう？思っていたら一発で酔いが醒めた

すると、Mさんからぽつり ぽつり話し始めてくださり…


生まれ育った町の話し、90歳になられるお母様の話し、以前

お勤めされていた仕事の事等


わたしは つい

「Mさん、人の幸せって何なのでしょうねぇ～」

ポロッとそんな言葉がついて出た

Mさんは

「ホントにねぇー」と溜息をつかれた


今年76歳を迎えるMさんの 計り知れない人生の重みをその深い溜息から感じとった


「僕は、一言が多いねぇ～」

と 苦笑いをされたMさんが今夜ちょっぴり可愛く想えた一夜でした


（まだまだ青いヒバリさん）

コミュニケーションの「わ」

本日 夕方より 町内会の執行部、ボランティアで活動をされている

皆さんと新年会を楽しんできた

毎年楽しみにしている行事の一つで、今年は町内会の皆さんが

丹精を込め育てた野菜をおすそ分けして貰い 豚汁にしたものをご馳走になった


参加していつも思うのは

皆さん見えない場で 町内の発展のために働きかけておられるという事を痛感する


暮らしやすい町の形成に皆さんには感謝しなければならないと思います


そのためには、近隣ミニネットワークの

「向こう三軒両隣による負担にならない穏やかな見守り」

に対する深い意味の理解を学び取る事を考えつつ帰路に着きました

祝 新成人、未来へ羽ばたけ

今朝 おそらく新成人の皆さんだろう？

新調したスーツ、ぎこちないネクタイの結び目ピカピカに磨かれた革靴…

楽しげに友と語らう姿は、オバチャンのわたしには当然の如く羨望の眼差し

その弾けるような若さ、羨ましい限りだ


遠い日…フォトスタジオで撮ったっけなぁ～


「はーぃ 笑ってね、リラックス、リラックス」

と 言われるものの


普段と全く異なる環境 そして何より着慣れない振袖姿に引きつり笑っている

32年前のわたしがそこにいる

月日の流れ（Let me be lonely）

　１月13日の今日、二年目の闘病生活となる実家の父

　振り返り、家族は長かったような、短かったような？複雑な年月の経過でした


　 高度救命センターの薄暗い家族の待合室を思い出すと

　心細さに胸が張り裂けるような気がしてきます

　当時頭の中は真っ白で　

　ただ前の日の父の電話口の楽しげな笑い声が遠くから響いてきました

　
　７時間に及ぶ手術が終わり主治医から

　「でも覚悟はしていて下さい」

　と告げられわたしはそれを否定すべく、強張らせた顔をしていた事を

　（漸く）二年目にして思い出しました


　二年の歳月から得たもの失ったものたくさんあるなかで、そこには今も

　人と人の絆は永遠に刻まれています


　治療を懸命に頑張ってくれている温かい父の手を今日握ってこようと思います