小人、閑居して…

…弁理士と電験1種とを目指すひで爺のブログ…

奈良紀行・その3  東塔/薬師寺

2009年02月04日 23時24分35秒 | 

この場所にも18、9の頃 親父に連れられてきた。
年賀状に薬師寺の朱印を押して出す というのが
親父の習慣だった。
だから訪れたのは 暮れの寒い季節。
 
西塔はまだなかったし 金堂も復興していなかった。
ちょうど高田好胤師が普山される前後のこと。
金堂復興の寄進をした覚えがある。 たしか瓦一枚。

薬師寺・東塔
美術の教科書にも出てきたこの三重塔は
裳階を抱いて六重塔のように見える。
不思議な形にもかかわらず
かもし出す安定感に心惹かれる。
建築当時は 西塔と同じくきらびやかな色彩を保っていたであろう外観は
悠久の時を重ねた色合いになっている。

60を迎える爺さんも18の若造と同じように
じっとその姿を眺めている。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 電験1種(第一種電気主任技術... | トップ | 奈良紀行・その4  五重塔/... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事