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…弁理士と電験1種とを目指すひで爺のブログ…

電験1種・2次試験/模範解答(?)その2

2011年12月28日 10時09分05秒 | 

 

すっかり 暮れも押し迫って 

もうそろそろ『電気計算』に正解と解説が出る頃ですが 

遅ればせながら 模範解答の第2弾です。

 

今回も簡単な(と勝手に思っている)問題を 電力・管理から

電力・管理の問5です。 

       

 

CB1からCB8 まであってチョット面倒とおもわれますが

実は CB1からCB4までを考えれば済む話です。

 

これら全部の場合分けをすればOKですが

特にCB1とCB3に注目すれば簡単に解ける(はずの)問題です。

 

1)   CB1とCB3 が正常に動作をすれば供給支障は発生しないので

  その確率は

   (1-0.01)(1-0.01)=0.99x0.99=0.9801・・・(1

 

2)   CB3 が誤不動作を起こせば L1、L2 ともに供給支障が発生する。

         その確率は  0.01・・・・・・・・(2

   

   CB3が正常に動作したとしても CB1が誤不動作を起こせば

   L1に供給支障が発生するがここでCB2とCB4が共に誤不動作だと

   L2にも供給支障が発生する。

 その確率は

 (1-0.01)x 0.01x 0.01x 0.01=0.00000099・・・(3

 

L1、L2に供給支障が生じる確率は (2)と(3)を加えて

0.01000099 ・・・・(4

 

3)  CB3が正常動作、CB1が誤不動作、

   かつCB2とCB4のどちらかが正常動作をすれば

   L1にのみ供給支障が生じ、L2には供給支障は生じない。

   その確率は

  

 (1-0.01)x0.01x (1-0.01x 0.01)=0.00989901・・(5

 

4)   検算: これらの確率 (1)、(4)、(5)を足し合わせると

 

0.9801+0.01000099+0.00989901=1

        

 

大丈夫でした。

 

 

答:   供給支障を起こさない確率: 0.9801

     L1にのみ供給支障が起こる確率: 0.0099

     L1、L2ともに供給支障が起こる確率: 0.0100

 

尚、L2に供給支障が発生すれば 

当然L1も電力が供給されませんので

L2のみ供給支障が発生する場合は考慮する必要はありません。

 

 

どうでしょうか?

  

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