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肥宝館 -貧すれば丼する-

【茨城 神栖】 陽なたや らーめん「醤油ラーメン(750円)+青唐餃子3個(180円)」

多種多様なメニューが魅力の神栖「陽なたや」

茨城県の最東南端、鹿島灘と利根川に囲まれた神栖市。今日は常陸利根川の左岸を走る神栖外環道沿いで2016年6月から営業する「陽なたや」へ。市内に旅客用の鉄道駅はなく、最寄は利根川対岸のJR成田線・笹川駅となる。ただ小見川大橋と息栖大橋を大回りすることになってしまうため、車で訪問するのが良いだろう。

店はオレンジ色の外壁が目印で、店前と店裏に合わせて20台程度の駐車スペースがある。店内はカウンター7席とテーブル10席、小上がりに24席。席で注文し、食後に会計するシステムだ。麺メニューは多岐に渡り、ラーメン類は醤油、みそ、塩、あんかけ、スーラータンメン、胡麻、辛口、高菜など様々に取り揃えている。

主力の醤油系は特に種類が豊富で「醤油ラーメン」を筆頭に、あご煮干しの「あっさり醤油」、ライト豚骨の「熟成醤油」、背脂醤油、醤油あんかけ、数量限定「豚骨煮干し」とある。また塩と味噌には青唐入りも。ほか、醤油と胡麻の2種のつけ麺も用意。チャーシュー、味たまご、磯のり、辛口ネギ、海老ワンタンを追加可能だ。

そして自家製の餃子も人気で焼き餃子の他、名物の「青唐餃子」や「青唐チーズ」も提供。そして麺類にセットメニューとして餃子3個やミニサイズの棒棒鶏や油淋鶏、サラダ、唐揚げ、チャーハンや飯モノを合わせることが出来る。さらにアイスや杏仁豆腐といったデザートに、ビールやハイボールといったアルコール類も用意。

市の中心部から外れたこの界隈は飲食店の選択肢があまり多くないので、このようにメニューが豊富な店は重宝する存在だろう。さて色々と迷ったが、今回は基本の「醤油ラーメン(750円)」と名物「青唐餃子3個(180円)」をセットにして注文することに。昼時で混みあっているからか、着丼までは待つこと15分ほど。

薄濁りのスープは鶏ガラベースの醤油清湯で、香ばしい鶏油が印象的だ。醤油のカエシと鶏油のコクが合わさり良い味に。そこに菅野製麺製の平打ち中細麺が泳ぐ。喉越しが良くコシもあって、縮れているのでスープとの絡みも抜群だ。チャーシューは厚切りでホロホロの三枚肉が1枚。脂身がトロっとしており美味である。

ほか、黄身ネットリの味玉、白と青の2種の刻みネギ、メンマがトッピングされる。コクがあるのに後味はスッキリ、ハイレベルな一杯だ。そして青唐餃子は噛んだ瞬間に弾けるほど肉汁たっぷりで、青唐辛子の辛みが過ぎぬ程度に効いていてクセになる味わいだ。麺も餃子も美味しく完食した。今度は味噌や塩も啜ってみたい。

<店舗データ>

【店名】 陽なたや らーめん
【住所】 茨城県神栖市萩原892-2
【最寄】 JR成田線「笹川駅」から3.2km

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