北千住の深夜の切り札「宗庵」でつけ麺を
北千住駅西口から伸びるアーケード街・きたろーど1010にある「宗庵」へ。運営するのは株式会社スパイスシード。北千住のほか千葉中央、船橋にも「宗庵」を展開している。また錦糸町では別ブランド「七菜矢」を運営。既に閉店したが、北千住「剛田」も系列店だった。深夜まで営業しているので、呑んだシメに訪れる客も多い。
麺メニューは屋号の名が付いた「宗庵つけ麺」を主軸に、宗庵鰹、たたき背脂、とろみ豚、赤辛、塩など多種の「つけ麺」をラインナップ。また、姉妹店の「七菜矢」でも人気の「豚チーズつけ麺」も啜ることが出来る。一方、ラーメンは豚骨白湯や、フードジャーナリスト・はんつ遠藤氏とコラボした「醤油らぁめん」を提供。
ほか、ネギ炙り焼豚や焼餃子といったツマミメニューや、玉子かけ御飯、明太子御飯などの飯モノも用意されている。今回は看板の「宗庵つけ麺」に炙りチャーシューを追加トッピングしオーダーすることに。なお、つけ麺に限り、麺量を無料で大盛(1.5玉 270g)、倍盛(360g)にアップグレード可能とのことなので、大盛りでお願いした。
つけ汁は背脂の浮いた動物魚介でシャバシャバ系。魚介の風味は控え目で、鶏ガラなどの動物系食材と野菜が味の中心に。甘さもあるが塩味が勝つバランスに仕上がっている。汁の中にはチャーシュー片、小口ネギ、ワカメ。そこに中加水の中太麺を合わせている。強烈な個性は無いが、十分美味しく頂けるレベルである。
更に、麺の上には薄くスライスしたバラロールチャーシューとメンマが乗る。チャーシューは炙ってあり香ばしいが、なにぶん薄いので、食べ応えという点では少し寂しいか。最後は卓上の魚粉で味に変化を付けて完食。また1110円という値段は、倍盛りなら納得だが、大盛りだと少し高いように感じる。空腹の方はぜひ「倍盛り」でどうぞ。
<店舗データ>
【店名】 つけめんらぁめん宗庵 北千住店
【住所】 東京都足立区千住2-18
【最寄】 JR常磐線「北千住駅」西口徒歩5分