新潟駅前で復活「坂本01」の2号店が直江津に
古くから上越の陸海の要衝で、新潟県内の鉄道の発祥の地でもある直江津駅。現在は第3セクター「えちごトキめき鉄道」とJR信越本線が交差している。今日は駅北口から西へ歩いて9分ほど、スーパー「イチコ」の敷地内に2019年8月にオープンした「麺屋 坂本02」へ。コチラは新潟駅前の人気店「麺屋 坂本01」の2号店だ。
元々「坂本01」は東京都北区で営業していた人気店で、ミシュランガイド東京2018ではコスパのよい店に与える称号「ビブグルマン」を獲得した事も。しかし2018年夏に店舗老朽化を理由に閉店。惜しむファンが多い中、新潟の飲食企業・グレートカンパニーが「坂本01」を傘下に収め、2019年5月に新潟駅前でまさかの復活を遂げたのだ。
そして、その3か月後には直江津に「坂本02」を出店。坂本01に続いて、今回訪れた坂本02もミシュランガイド新潟2020でビブグルマンを獲得し話題となっている。麺メニューは『新味』と表記されたオリジナルの「02鶏塩そば」「02醤油そば」が主軸だが、『元味』と表記された姉妹店・坂本01の「01中華そば」も味わう事が出来る。
また、上越産の小ねぎを使った「葱そば」、上越ブラックと2つの限定麺も提供。飯モノには、国産牛ローストビーフ丼、国産銘柄豚炙りチャーシュー丼、豚のネギまみれご飯、豚の豚まみれご飯と、いずれも旨そうなメニューをラインナップ。今回はオリジナルの「02鶏塩そば(750円)」を全部乗せ(380円)でオーダーすることに。
待つこと6分程で、麺線も盛り付けも美しい一杯が到着。透き通ったスープは豚と鶏がメインの清湯でクリアな飲み口。鶏油は甘みがあって香りが良く、カエシの塩味も過不足無くバランスの良い味付けだ。そこに全粒粉を使用した中細麺を合わせている。麺は角がしっかり立った日本蕎麦のような食感でスープとの相性は抜群。
チャーシューはレアな仕上がりの豚肩ロース肉4枚だけかと思ったら、その下にしっとりした鶏ムネ肉も1枚。いずれも絶品だ。味玉は黄身がトロトロで旨い。ほか、柔らかな穂先メンマ、白髪ネギ、三つ葉が盛り付けられる。別皿で添えられるブラックペッパーでお好きに味変を。完成度の高い淡麗系鶏塩清湯。是非お試しあれ。
<店舗データ>
【店名】 麺屋 坂本02
【住所】 新潟県上越市五智1-14-35
【最寄】 JR信越本線「直江津駅」徒歩9分