寒い朝です。
昨日、事務所に向かおうとガレージから
車を出した瞬間
海を挟んで見える神戸の景色
いつもと変わらない穏やかな海と
その向こうに見える神戸の街・・
30年前の地震を思い出しました。
今日で阪神淡路大震災から30年
我が家は大阪の南の方ですが
かなりの揺れを感じました。
夫の会社の社宅が揺れのひどかった長田区にあり
しばらく止まっていた電車が動き始めると
とにかく会社に行くと夫は家を出て行きました。
これは本当に運が良かったとしか言いようがありませんが
その時の社長さんが
社宅や寮はいいものを作っておかなあかん!
そういう考えの社長さんだったらしく
立派な社宅が完成。
それから3か月後におこった地震でしたが
誰一人犠牲になることなく助かりました。
ただ食料や水がないとの連絡を受け
大阪市内を駆けずり回って食料を調達し
大きな車をレンタルして
会社の数人が社宅に向かったのですが
高速はもちろん道も寸断されていて
渋滞もあり
一日以上かけてやっとたどり着けたそうです。
会社の人が社宅に着いた時は
顔を見た瞬間
みんな泣いていたそうです。
その日、我が家から見えた神戸の街は
煙が立ち上り異様な景色だったことを
今でも覚えています。
備えあれば患いなし
もう一度防災について我がこととして
考えようと思います。