東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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変わりゆく高校受験

2012-05-22 08:00:00 | 受験生さんへ
脱ゆとり教育によって変わったのは教科書と授業、そして受験ですね。

東京の高校入試も目まぐるしく変貌を遂げていると思います。

5年も経つとその頃の常識は常識では無くなるのかもしれません。

今年中学3年生さん達はどのように志望校を決めていかれるのでしょうか?

まだ将来が見えていない生徒さん達は

制服や規則、立地などに目が行きがちですよね。

しかし、本当に将来の自分を支える第一歩として

切実に考えられるようになるのが一番良い事です。しかしこれは一人では限界があります。


この数年で公立高校も私立高校に負けないほどの“個性”ある教育を打ち出しています。

公立中高一貫校が拡大し、今年は圧倒的な結果を出した事もあり、私立に引けをとらないほどの魅力と実績で

倍率は右肩上がりですね。

普通校では進学重点校からエンカレッジスクールまで多種多様ですし

上位大学への推薦枠を持っている場合も多いです。

コースも細かく分かれ興味のある学科を優先的に学ぶ事が

出来るという高校も増えました。

これらの特徴を見ていくと偏差値にこだわった高校選びは失敗するのではないかと

思うほどです。

都立の場合この偏差値が二極化されている様に感じるのは私だけでしょうか・・・

偏差値65あたりで選べる高校が少ない事が気になります

その上を見るともう70を目指すことになってしまいますから

自然と私立に目が移ってしまいますね。


推薦入試も作文、小論文があり学校によっては英語でのスピーチが推薦入試で実施されています。

推薦枠を下げ、推薦入試の難易度を上げる事により、一般入試の生徒さんとの学力の差を

埋める動きもあり、一般入試だけでなく推薦入試も変わってきています。


バリエーションが豊かになった分、狙いが定まらないという事態も出てきますが

資料などから気になった高校へは必ず足を運び、お子様にマッチする学校かどうかを

ご確認ください。

ホームページや資料だけでは見えてこないものがあります。

先生と生徒の距離感はとても大切です。また学校に活気があるか、生徒さんたちは高校生活を

充実させているでしょうか?


こんなお話を聞きました。

もうすぐ高校生さん達は定期テストです。

定期テスト一週間前は部活動はお休みになるのですが、その時間を生徒さんがどう使っているか?

学校の図書室がいっぱいになる学校もあれば、アルバイトの時間数を増やして早々に学校を去るのが

ほとんど・・・といった学校まであります。

資料から集団面接からではわからない部分ですね。


都立高校は大きな変動の時期だと思います。一生に一度の高校受験です。

しっかり計画を立てて挑みたいですね。