お天気、あまり良くない東京です。
子どもたちの体調が気になる私です・・
さて、昨日は塾用教材が家庭学習には向いていないお話をしました
「指導してくれる人がいて使いこなせるようになっています」
もう一つ、塾や学校の教材は“通年教材”です
何かの単元、例えば図形や長文読解といった特化した問題を
特別多く扱っている訳ではありません。
なので“ドリル”が必要となりますね、教わった事でも使いこなせていない
今一歩理解に至っていないなど、定着させるための学習用です。
塾でもドリルを用意する事は可能です。しかしそれぞれの“お子さんの弱点に注目した物”
を探せるかどうか・・・
私は以前大手のフランチャイズとして経営してきましたが
使用教材の決まりがとても納得いきませんでした。しかもとてもお高い!!
そして個人のレベルに合っていない場合も多く、そのシステムを使いたくありませんでした
個人となった今は市販教材を併用し、より一人一人に合わせた問題を提示し
多くの問題量をこなしてもらう事に取り組んでいます。
家庭用教材を用意する時には
まずお子さんがどこでつまずいているか?を知る必要があります。
注意していただきたいのは、親御さん自身の学歴や学習法です!
お子さんはお子さんですし、時代が違いますね。
参考書は必要です。自分で考えるにはこれが無くては悩むばかりで先に進めません。
ボロボロになるまで使いこみ、自分で考える事が重要です。
参考書はお子さんの性格に合わせ、色使いが豊かだったり、字が少し大きめだったり
その逆に、色も無くびっしりと書かれている物だったりと見比べて選んでください。
そしてドリルですが
やはりお子さんの性格に合わせて色の有無、字の大きさ、問題量、そして難易度
大切なのは解答と解説のページです。
つまずいているお子さんに難関突破のドリルを用意しても役には立ちません
(いずれ使う事になりますが・・)
「上位校を目指しているのにこんな簡単なドリルが必要なのかしら?」と思うくらい、基礎的な学習をしましょう!
弱点となっている分野に特化したドリルを必要に合わせて用意するといった事も必要です。
学校で出される問題を簡単だと思っていても、市販の難易度の低いドリルを使う事でかなりの発見と定着度が見込めます。
前回書いたように、買うだけで放置・・・となるのはもしかしたらお子さんに合っていない可能性もありますね。
また買ったらいつまでに、どこまで終わらせるのか?という期限をこちらで決め、提出を求めましょう!
期限を決める事で親御さんも「勉強しなさい」から「ドリルは進んでる?」っと具体的な声掛けが出来ますね!
通信教材をご利用になっていらっしゃる場合も同じですのでご注意くださいね
塾内生の皆様には、こうした家庭用教材のご相談や実際に選んで購入してくるなどの事はさせていただきますので
今月予定されている個人面談の際にご遠慮なく仰ってください。
長文になりました。最後までお読みいただきありがとうございます。