だいぶ寒くなりましたね!体調崩していませんか?
受験生になる心構えというものを、来年の受験生、再来年の受験生さん達にも
ぜひ持って欲しいと思います。
少子化は決して受験を楽にはしてくれません。激化してると言った方が良いでしょうね。
入試と普段の学習との差が公立の生徒さんにはまだ大きいのが現実です。
私立に通っていらっしゃる場合なら、これまでも土曜授業がありましたし
私立に通うという時点で一度受験を経験しているので学習習慣やその必要性は
お子さん自身既に自覚しています。
高校受験になるまで、「受験」を意識した事のないご家庭にとって、どれほど凄まじいものかを具体的に理解は出来ないものです。
中3も中盤になると、今まで上位に上がってこなかった生徒さん達が遅ればせながら本気になり、自覚をもって結果を出してきます。
それまで上位だった生徒さんは、逆にここで初めて焦りを感じる・・・
そうしてやっと中3生全員が受験に向き合う事になります。
しかし、世の中難しい物で、本気になった頃には既に内申がほぼ確定していたり、
偏差値が全く届かず、後悔する事になるのも事実ですよね。
後悔先に立たずとはよく言ったものです
一般的には「だから早くから塾に通わせているんですよ」と思われると思います。
もちろん塾で、より学習した方が良いに決まっています。
しかし塾の善し悪しに関わらず、通っているだけでは足らない事を
中学受験を経験した親御さんならご存知ですよね。塾はツールの一つです。重要なツールだと思います。
どこの塾でもそうだと思っていますが、当教室も各ご家庭の志望校合格に向けて
一単元ずつを丁寧に授業し、情報をお伝えします。
受験において最も大切でベースになるのはご家庭です。
テストの結果だけを見るのではなく、その取り組みがどうであったか?を一緒に考える(叱るのではなく)
事が大切な時期です。
テストの有無に関わらず、予習・復習をする習慣は
例え抜き打ちテストがあったとしてもビックリすることにはならないでしょう
テストがある事をわかっていながら、それに備える事をせず
「対策勉強していないから、今回は悪い点数だと思う」と口にする生徒さん
さて、この発言の何が問題か?
皆さんはどう思われましたか?
テストに備えて勉強しなかったことでしょうか?
もちろん、学習していなかった事はいけませんね。
ですが
“自分の為に勉強していない”という事が私は気になります
叱られない為の言い訳・・・それも一理ですが、あまり深く考えてはいないでしょうね
自然と出てきた素直な言葉なのだと思います。よく此処に書いていますが私は結果を見て叱る事はありません。
(生徒さんだから・・ではなく、我が子も叱りません)
中学生は自分の為に勉強しなくてはいけません。
高校は小さな社会だと思ってみてください。親の目が行き届かなくなります。
自分の生活の判断を自分でするようになります。
逆にそうさせてあげなくては本当の社会に出た時本人が苦労します。
受験とはそうしたステップの扉ではないでしょうか?
高校選びはともて重要なターニングポイントです。それを1年足らずの時間で決めて後悔はありませんか?
受験生になる心構え
* 家庭学習(予習・復習)の習慣を付ける
* 自分の為に勉強する(という話をしてみましょう)
* 計画を大まかにでも立てる(月刊・年間など学校行事や志望校決定時期などから何をすべきかを考える)
* けじめある生活をする(遊びと勉強をしっかり分ける・ながら勉強やながら食いをしない)
* 物を大切にする(文具や教材を最後まで使う)
* 短いスパンで目標を立てる(各検定や各テストなど)
ざっと挙げただけでもこんなにありますね!忙しいですよ!!
当教室の生徒さんには、よ~く自分で考えて親御さんと相談しながら自分の進路を決める、決められるように
なって欲しいと思います。
一緒に頑張りましょう!