受験生にとって、最後の冬休みですね
季節講習は普段の授業と違い定着度を高めたり、進ませるチャンスです。
普段から塾に通っているのに、なぜ季節講習でこんなに詰め込んだ授業をしなくては
いけないのか?
と、考えていらっしゃる親御様の声を時々耳にします。
当教室では、冬期講習に参加されない塾内生さんも
通常授業はそのまま続きます。なので一年間を通し最低でも毎週1回は授業がある。
なぜそうするかと言うと、2週間でも授業を空けてしまうと、忘れてしまったり
レベルが下がってしまう生徒さんがほとんどだからです。
また、当教室は個別指導です。一斉指導のように“理解できていなくても先には進む”ことは出来ません。
すると、どうしても遅れがちになります。
一つの単元に3回の授業を使ってしまったら?・・1カ月間先に進めなかったという事ですね。
そうは言っても、中学生は全員受験生ですから、取り戻しとレベルアップをして行かなくては
受験には間に合いません。
中学1年生といえど、理解できないまま進めばそこから足を引っ張られるのは目に見えています。
先日書いた「それぞれの冬」には各学年に課題がある事をお伝えしました。
お子さん一人一人がその課題をこなし、受験学年になるまでにしっかりとした基礎学力を付けるために
季節講習を計画して、授業の内容と回数をご提案させていただいています。
中学3年生や小学6年生の受験学年になるまでに、季節講習にはもう一つ意味があります。
学習の拘束に慣れてもらうためです。
通常は80分~200分程度の拘束がありますが、300分を超える拘束時間はなかなか確保できません
しかし、受験生にはそれが必要となります。しかも集中して!!
学校の授業のように、休み時間はほぼありません!!
個別と少人数で行う授業は講師のチェックが行き届いていますから“さぼる”ことは出来ないのです。
長時間の拘束に慣れ、集中力を持続させるのは「ここまでどう過ごしてきたか」が大きく影響します。
実際、当教室に長く通われた生徒さんや大手塾から転塾されてきた生徒さんはこの拘束に慣れています。
慣れていない生徒さんも、「覚悟」はしていますね!受験生ですから・・・
受験生の冬期講習は単なる復習とはなりません。
これまで習ってきた単元ですが、難易度はこれまでとは違いますし、範囲の広さも違うでしょう。
なにより、入試と言う緊張に慣れなくてはいけませんしね。
明日から追い込みの冬期講習が始まります!みなさん一緒に頑張りましょう!!