東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

思考力は子どもを変える

2014-03-04 11:12:41 | 学習全般

もうすぐ小学1年生♪

という時期のお子さんは「どうして?」「なんで?」と様々なものに興味を示して

大人に聞いてきますよね

私も、忙しい時にしつこく聞かれて「あとでね」なんて言ってしまった事がありました

もしくは「それはね・・・」と説明した事ももちろんあります

 

思考力を幼少期から育てていれば、今直面する問題をもっとうまく回避できたのかもしれないと

私自身、反省です

「どうして?」「なんで?」と聞かれた時に説明する事も必要なのですが

「あなたはどうしてだと思う?」と考えさせてあげる

考えさせる事

これが大切なんですよね

 

塾では学習の指導をします

生徒さん達は「なんで?」「どうして?」が沢山!!

だから講師が解説をするのですが

“自分で考える事”が苦手なお子さんは、解説を聞いた後もなかなか問題を自分では

解こうとしないんですね

結局、授業時間をずっと解説してもらって自分の頭は使わずに終わってしまう・・なんていう事もあります

当教室は1対2がメインなので、解説してほしいという生徒さんの気持ちはダイレクトに講師に伝わります

丁寧な講師ほど「わからない」「できない」と言われると、解説してしまいがちです

「今の説明で解ける問題だから自分で考えてごらん」

と促すと「教えてくれない」になってしまう

 

以前こんな事がありました

教科は算数です。見開き1ページの計算問題

始めの半分は解説しながら講師と一緒に解き、残りの半ページは宿題となりました

数日してからお電話があり

「教えてもらっていない所を宿題に出さないでください、出来ない、わからないと泣いています!」

とのことでした

「それは申し訳ありませんでした」

と私は言います

しかし、宿題のページを見て半分は一緒に解いた事が明らかにわかるのに

同じ計算の続きを教えてもらっていない・・というのは変な話です

これまでの授業でも自分で考える事をしない生徒さん

自分で考えてほしいと思って出した宿題がトラブルになってしまった例です

その時に、私の考えを伝えてもなかなか受け入れてもらえない事が大半なので

そうした時点では、あれこれ説明はしません

しかし、こうしたちょっとした所でお子さんの成長を阻害してしまう事はよくあることです

 

思考力が育っているお子さんなら、上記のような場合どうすると思いますか?

答えが違うかもしれないけれど、自分の力で問題を解いてくると思います

間違っていても問題を解いておけば、次の授業で説明してもらえるし、やってきた事を褒めてもらえます

でも、やっていかなければ褒めてもらえるどころか「忘れちゃった?」と言われて恥ずかしい思いをします

それに全部間違っている可能性は低いですから、いくつかは○をもらえるはずです

 

当教室は1対2もしくは1対4で講師の目の届く範囲の中にお子さんがいますから

今お子さんがどういう状態かが手にとれています

一斉授業は考える時間と解説の時間がはっきり分かれ

自分で考える力が育っていない場合や、やる気のない時などは

ただ授業に参加して、席に静かに座っていただけ・・という状態になりやすいです

 

お子さんを守る立場の私達も、思考力を駆使してよりお子さんの成長に有意義な選択をすべきですね

子育ても、教育も、何が正解でなにが間違いかといった答えは無いと思っています

ないからこそ、私達大人が試行錯誤、切磋琢磨して切り開いていく必要があり

その思考力をお子さんたちに受け継いでいって欲しいと思いませんか?

 

思考力育成授業は4月スタートです

ぜひご参加ください!!

 ホームページはこちらからどうぞ

http://www.waseiku-sakuradai.com/



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