東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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一般入試と併願優遇

2012-11-21 07:00:00 | 受験生さんへ

近隣中学では中間テスト真っ最中の学校もありますが

大方の内申はほとんど出たところですね。

 

ここで悩みの種になるのは、「推薦」です。

第一志望の推薦を取れるなら良いとは思いますが

都立が第一志望一般入試の場合は併願をするか・しないか

またはするなら何処の学校にするか?

かなりシビアな選択になります。

今日は併願優遇について・・・

 

併願の場合基準は一般より高いので、学校紹介に書かれている基準より

若干高めとなりますから志望校よりだいぶ下の学校を選ぶ事になります。

 

都立志望校がもし残念な結果になった時、併願した高校に行くしかなくなる訳ですが

私立高校には2次募集する学校が比較的あり

時期は遅くなりますが、そちらを受験するのも検討の余地ありなのかもしれません

2次募集では基準を下げて募集される学校が多いですから

結果的にはその方が上の学校に通える可能性もあるということです。

 

この時期いろいろな私立高校の先生とお話をさせていただきますが

入試に対する学校の方針、対応は様々です。

ホームページなどから受ける印象と、実際にお話しさせていただいた印象の違いなどから

当教室の生徒さんにより合っている学校を考えています

併願で入学した場合、最悪なのは“卒業出来ない”こと

希望していない学校に3年間真面目に通うのはどのお子さんにとっても苦痛ですから・・

 

こうしたお話をさせていただく中で、「高校側が見ている中学内申のあり方」を

実感しています。

 

お子さんが中学生になり、定期テストの点数、通知表を意識して厳しく指導されてきたご家庭も多いかと思います

もちろん真面目に学習に励み、真剣に授業に参加する事は大切です

しかし、そこに集中するあまりに入試対策が出遅れる事を気にされているご家庭が少ない気もします

 

学力の正しい評価では無い内申を元に進路を決めるのが推薦だ、と言ったら言い過ぎかもしれませんが

他府県の公立では推薦を廃止している事を考えると、そうした思いはぬぐえません。

 

今、もし併願校選びで悩まれているようでしたら

お子さんに向いている学校で併願が取れない時は一般入試でチャレンジする事も検討して下さい。

公立の合格発表まで手続きを保留してくれる学校もあります。全額では無いにしても返金をしてくれる学校もあります。

私立ですから過去問対策は必要ですが、後々の事を考えるなら併願が取れないからと諦めるのではなく

挑む価値はあると思います。

心配で不安な気持ちもわかります。なので取れる併願校はそれはそれでお願いしておくもの

良いでしょう。

これからの受験生さん達にはぜひ一般入試を自信をもって挑んでほしいと願ってしまいます

内申が低くても偏差値を見てくださる高校も沢山あります。

各検定や生徒会活動、皆勤を評価して加点して下さる高校も多いです。

諦めるのはまだ早いです。しっかり前を向いて頑張りましょう!!

 

まだ受験学年になられていないご家庭にはぜひ早めの入試対策をお勧めします。


やる気を出した生徒さんへ

2012-11-20 07:00:00 | 学習全般

定期テストが返却され始めています

 

今回、いつもより頑張った!結果にも少しは自信がある!!

口にはしなくても、心の中ではみんなそう思っているのではないかと思います。

 

定期テストや塾内テスト、会場テスト、どれも大事です

どのテストも大事なのですが

 

入試以外のテストは結果より、経緯が大事だと思います。

弱点は克服できていましたか?

計算ミスはありませんでしたか?

奇麗に正しく字を書けましたか?

スペルミスはありませんでしたか?

そして、時間配分を考え、戦略的にこなせたでしょうか?

テストに備えて効率の良い学習をしましたか?

家庭学習の時間は確保できましたか?

これら全ての事を入試までに取り入れましょう!

 

中学生のテストは言うほど簡単には上がらないものだと思います。

ですから「頑張ったのに・・」と落ち込んだり投げやりになる必要はありません。

本人が頑張ったならですけど・・・

 

魔法のような謳い文句を掲げている塾もありますが

それが本当なら誰も苦労はしませんよね

 

学問に王道なし、成功は一日にして成らず

 

やる気を出したから直に高得点が取れるというものではないですよね

地道な努力が実るまでには苦あり楽あり、それぞれに課題があるものです

 

努力が結果に結び付くまでに掛かる時間もそれぞれです

もし、テストの結果に納得がいかなくても落胆する必要はありません

努力も知識も無駄にはなりません

 

「最近頑張っているね」と先生に褒められた(^◇^)

と話してくれた生徒さんがいます。本当に良かったですね!

 

やる気の波はなるべく穏やかな方が確実に伸びます

今のモチベーションを維持して、入試に向けて頑張りましょう!


受験生になる心構え

2012-11-19 07:00:00 | 教室便り

だいぶ寒くなりましたね!体調崩していませんか?

 

受験生になる心構えというものを、来年の受験生、再来年の受験生さん達にも

ぜひ持って欲しいと思います。

少子化は決して受験を楽にはしてくれません。激化してると言った方が良いでしょうね。

入試と普段の学習との差が公立の生徒さんにはまだ大きいのが現実です。

私立に通っていらっしゃる場合なら、これまでも土曜授業がありましたし

私立に通うという時点で一度受験を経験しているので学習習慣やその必要性は

お子さん自身既に自覚しています。

高校受験になるまで、「受験」を意識した事のないご家庭にとって、どれほど凄まじいものかを具体的に理解は出来ないものです。

 

中3も中盤になると、今まで上位に上がってこなかった生徒さん達が遅ればせながら本気になり、自覚をもって結果を出してきます。

それまで上位だった生徒さんは、逆にここで初めて焦りを感じる・・・

そうしてやっと中3生全員が受験に向き合う事になります。

しかし、世の中難しい物で、本気になった頃には既に内申がほぼ確定していたり、

偏差値が全く届かず、後悔する事になるのも事実ですよね。

 

後悔先に立たずとはよく言ったものです

 

一般的には「だから早くから塾に通わせているんですよ」と思われると思います。

もちろん塾で、より学習した方が良いに決まっています。

しかし塾の善し悪しに関わらず、通っているだけでは足らない事を

中学受験を経験した親御さんならご存知ですよね。塾はツールの一つです。重要なツールだと思います。

どこの塾でもそうだと思っていますが、当教室も各ご家庭の志望校合格に向けて

一単元ずつを丁寧に授業し、情報をお伝えします。

 

受験において最も大切でベースになるのはご家庭です。

テストの結果だけを見るのではなく、その取り組みがどうであったか?を一緒に考える(叱るのではなく)

事が大切な時期です。

 

テストの有無に関わらず、予習・復習をする習慣は

例え抜き打ちテストがあったとしてもビックリすることにはならないでしょう

 

テストがある事をわかっていながら、それに備える事をせず

「対策勉強していないから、今回は悪い点数だと思う」と口にする生徒さん

さて、この発言の何が問題か?

皆さんはどう思われましたか?

テストに備えて勉強しなかったことでしょうか?

もちろん、学習していなかった事はいけませんね。

ですが

“自分の為に勉強していない”という事が私は気になります

叱られない為の言い訳・・・それも一理ですが、あまり深く考えてはいないでしょうね

自然と出てきた素直な言葉なのだと思います。よく此処に書いていますが私は結果を見て叱る事はありません。

(生徒さんだから・・ではなく、我が子も叱りません)

 

中学生は自分の為に勉強しなくてはいけません

高校は小さな社会だと思ってみてください。親の目が行き届かなくなります。

自分の生活の判断を自分でするようになります。

逆にそうさせてあげなくては本当の社会に出た時本人が苦労します。

 

受験とはそうしたステップの扉ではないでしょうか?

高校選びはともて重要なターニングポイントです。それを1年足らずの時間で決めて後悔はありませんか?

 

受験生になる心構え

* 家庭学習(予習・復習)の習慣を付ける

* 自分の為に勉強する(という話をしてみましょう)

* 計画を大まかにでも立てる(月刊・年間など学校行事や志望校決定時期などから何をすべきかを考える)

* けじめある生活をする(遊びと勉強をしっかり分ける・ながら勉強やながら食いをしない)

* 物を大切にする(文具や教材を最後まで使う)

* 短いスパンで目標を立てる(各検定や各テストなど)

ざっと挙げただけでもこんなにありますね!忙しいですよ!!

 

当教室の生徒さんには、よ~く自分で考えて親御さんと相談しながら自分の進路を決める、決められるように

なって欲しいと思います。

一緒に頑張りましょう!


定期テストの手ごたえは?

2012-11-16 07:00:00 | 学習全般

今回の中間テストではほとんどの学校が9教科を実施しましたね。

3年生にとってはこれで内申は出ますから後は入試に向けて一直線に頑張って下さい。

 

9教科テストは生徒さんにとって負担が大きいですね。

副教科は教科書をしっかり読んで、暗記できましたか?

 

主要教科、特に数学についてですが

生徒さんが持ってきてくれた数学の問題用紙には対策していた問題がばっちり出ていましたね!

2年生さんは「解けた!」という手応えがあった生徒さんが多く良かったです。

ここで気を付けて欲しいのは「解けた」と感じていて実は違っていた場合です。

自分では解けたと思ったという事は間違いに気付かなかった・・・間違えているとは思っていなかった

と言う事になりますね。

ある生徒さんは「ダメだったと思う」と自信なさげです。

しかし見方を変えると自分の間違いに自分で気づけた訳ですね。

 

答案用紙が返却されなくても、おおよその事は授業でわかります。

自分で気づけた生徒さんは、理解しているものの正答を出せるように練習をしていません

時間内に全問解こうというプレッシャーはミスを引き起こします

練習不足からくる不確かな知識は一辺倒な答え方しか持ち合わせていないでしょう

今回の場合で言えば一次関数の解法はわかっていても、

インスピレーションを必要とする問題に慣れていないという事ですね

(そこまで難しくは無いかもしれないですが・・)

また、対策授業でも指摘したのですが、答え合わせをしている時に途中式を見る事も無く

答えだけを赤ペンで書いて終わらせている生徒さん

これは頂けません!!

また間違いを素直に認めない。これはマイナスのつけ忘れや最後の簡単な計算ミスを

うっかりしちゃった(^_^;)と笑ってごまかす。

テストでは通用しませんから、なぜ今そのミスをしたのかを考える事は大切です。

 

基礎がしっかりできている生徒さんの場合は別として

一度遅れを取ってしまうと、取り戻すには3倍の努力が必要になる事は言うまでもありません。

 

 

入試問題と関連付けて考えてみると、やはり英語・数学は学校でも

高得点を取れる対策を心掛けましょう

この2教科のどちらかしか取れていないという生徒さんは偏ることなく

まずはこの2教科を学習していきましょうね。

国語ですが、各中学校による出題の仕方が違います。授業中に先生が板書されたり

話された内容は重要ですからしっかり授業を受けましょう。ノートを執る事を忘れずに!!

私立入試の際は特に出題される単元が違います。

古典は出さない学校もありますし韻文を出さない学校もあります。

まんべんなく平均的に出題されるのは公立ではないでしょうか。

 

 

偏った学習を避け、塾の宿題、学校の宿題や課題、これらを真剣にこなして

学校の授業をしっかり聞いていた生徒さんには結果はついてくるはずです。

 


苦手な教科

2012-11-14 13:15:11 | 学習全般

誰にだって得意不得意があります。

なので文系理系と進学しながら分かれてい行くのですが

義務教育の間はそれらをまんべんなく学習し、苦手な教科でも基礎知識を付けなくてはなりませんね

 

入試において5教科もしくは3教科の学習の中で確かに苦手な教科が1つはあるでしょう

ただその苦手教科が暗記で補える教科なのか、自分の知識として考える教科なのかで

対応も変わってきます。

 

公立・私立の双方で重要視される英語・数学・国語はどれも積み上げ教科で

直に成績を伸ばす事が難しい教科ということはご承知の通りです

数学は他の2教科より基礎的問題なら直に答えられるようになりますが応用発展となって来るにつれ

国語力が必要になって来る事は多くの方が知る所ですよね

英語・国語は本人の更なる努力が必要な事と正答を出せるようになるまでの時間が掛かる教科です。

なぜか?

その理由の一つに問題数があると思います。

数学で50問とか100問の問題に取り組むとしても1週間あれば十分ですが

英語(長文)・国語はそうはいきません。そもそもそれだけの問題を用意する方も大変です。

 

先日書店で長文読解の本を見てきたのですが、1冊で50題を超える問題数を扱う本は

そう多くはありませんし、それを一週間で解き切るのなら他の学習が犠牲になるでしょう。

1冊を解き終わるのに掛かる時間を考えると数学の方が遥かに練習問題に取り組む量は

確保しやすい、なので正答を出せるようになる時間も短いという事だと思います。

 

国語は内容を見ていくと理解し暗記しなくてはならない事が大量です。

古典・文法・現代文・漢字さらに新指導では表現力や思考力・・・

国語が苦手でこれまで学習してこなかったという場合はどこから手をつければいいのか?

本を読ませる?時間が掛かりますね。

漢検を受けさせる?確かに漢検は学習方法としてもお勧めです。当教室も準会場ですし

しかし合否が出るまで時間はかかりますね。

古典は高校でも続きますが、私立では入試に出題しない学校も複数あります。

その分英語に重点を置いている学校は多いです。

しかし、英語は単語・熟語をマスターしていなくては読むだけで終わってしまう長文で出題

される事も多く、練習は欠かせません。

 

得意な教科を伸ばし、苦手な教科も克服するには

それなりの時間が掛かる事を考えると、入試対策は遅くても中学2年生から始める事をお勧めします。

 

苦手な教科をそのままにしておく事で、せっかく得意な教科があっても入試では足を引っ張られます

入試の合否は総合得点ですからね

 

これらをご理解いただいたうえでお子さんの学習計画を早めに立てておく事が

スムーズな受験に繋がると思います。