HIKOの趣味三昧な日々

趣味の音楽やスポーツについて、日々の気付きとともに書きつづっていきます

Art Pepper 「The Trip」

2008年10月18日 21時44分24秒 | CD
今週はなんやかんやと忙しく、帰宅後PCに向かう時間がありませんでした。
そんな中、町田のレコファンで3日前にゲットしたのがこのCDです。
【3日前の収穫】
●Art Pepper 「The Trip」 (写真)
アート・ペッパーの名作と言えば「ミーツ・ザ・リズム・セクション」と10人中8人位は答えると思います。私も最近までは50年代から60年代初頭のペッパーが最高だと思っていました。しかしいわゆる「後期のペッパー」つまり麻薬中毒の治療のための引退状態から奇跡的に復帰した1974年以降の作品も、実に味わい深い作品が多いことに気づきました。サンクエンティン刑務所や療養所にいた1960年代に、彼はレコードでジョン・コルトレーンを聴き、強い影響を受けました。そして復帰後の彼は、生まれ変わったかのように、コルトレーンに迫るような力強く深い精神性に満ちた演奏を展開します。
この作品で彼は、憧れのコルトレーン・カルテットのドラマー、エルビン・ジョーンズを迎え、モード手法にのっとったイマジネイティブな演奏を繰り広げています。まるで60年代のコルトレーンの黄金のカルテットの再来のような演奏です。1976年9月の録音。

《Track List》
1.THE TRIP Orig. Take
2.THE TRIP Alt. Take
3.A SONG FOR RICHARD
4.SWEET LOVE OF MINE
5.JUNIOR CAT
6.THE SUMMER KNOWS
7.RED CAR

《Personnel》
Art Pepper (as)
George Cables (p)
David Williams (b)
Elvin Jones (ds)
「国内盤」「帯なし」セール200円引き、妥当な535円でした。