HIKOの趣味三昧な日々

趣味の音楽やスポーツについて、日々の気付きとともに書きつづっていきます

Charles Lloyd 「Hyperion With Higgins」

2006年04月28日 21時40分16秒 | CD
最近一週間がとても早く感じます。早くも週末金曜日、恒例の図書館のCDです。

【今日借りたCD】
●Charles Lloyd 「Hyperion With Higgins」 (写真)
チャールス・ロイドという人の名は、有名な「フォレスト・フラワー」というアルバムのジャケットとともに、ジャズの名盤案内書などでよく目にするのですが、今まで一度も聴いたことがありませんでした。なんだか「フォレスト・フラワー」のジャケット写真のアフロっぽい髪型とサングラスの姿がなんだかチンピラのおじさんみたいで、手が出なかったんですよね。でもキース・ジャレットが参加しているってことで、完全無視ができず意識下に残っていたようです。
そんなアーチストのCDでも迷わず手にすることができるのが、図書館のいいところですね。しかもレーベルがECMってことで、何となく音にも期待感を持って借りてきました。
聴いて見てビックリ、私の持っていた先入観とは全く相容れない繊細で魅力的なサックスのサウンドが聴こえてきました。テナー・サックスの低音でゴリゴリ吹く人なのかと思ったら、高音域を多く使用してスピリチュアルな響きが強く感じられるプレイです。ピアノのブラッド・メルドーも、ギターのジョン・アバークロンビーも、ともに「これぞECMサウンド」というような澄んだ音を聴かせてくれます。1999年12月の録音で、このアルバムはオリジナル作品で固めていますが、同時に録音したバラード集のアルバムもあるようなので、次回はそちらも聴いてみたいと思います。
あ、「フォレスト・フラワー」も聴いてみよっと。

1. Dancing Waters Big Sur To Bahia (For Gilberto And Caetano)
2. Bharati
3. Secret Life Of The Forbidden City
4. Miss Jessye
5. Hyperion With Higgins
6. Darkness On The Delta Suite
7. Dervish On The Glory B
8. The Caravan Moves On
Charles Lloyd (tenor saxophone,taragato,maracas)
Billy Higgins (drums,percussion)
John Abercrombie (guitar)
Larry Grenadier (double-bass)
Brad Mehldau (piano)

●EUROPEAN JAZZ TRIO 「DANCING QUEEN」
第2期EJの2003年録音の12枚目の作品。
アバのダンシング・クイーン、スティングの「フラジャイル」(この曲は先日BSで村治佳織さんと渡辺香津美さんもデュオで演奏していました)、シンディー・ローパーの「タイム・アフター・タイム」(マイルスがカバーしたことで有名)などのポップ・チューンを題材にしています。なんと「いつも何度でも」(千と千尋の神隠し)なんかも演っています。

●村治佳織 「GREENSLEEVES」
1994年、村治さんが16歳の時の録音。リュートのための楽曲をギターで演奏した小品集。

ゴールデン・ウィーク前半に突入です。 
でもこの土日は天気悪そうなので、読書と音楽鑑賞で穏やかに過ごすとしますか。

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1 コメント

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Charles Lloyd (Rodon)
2014-03-20 14:50:45
はじめまして。
チャールス・ロイドで検索中に拝読しました。
その後、黒ジャケ版とフォレスト・フラワーは聴かれたのでしょうか。どちらも良い(録音も)アルバムです。
お聴きでなかったら僭越ながら、お薦めします。
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