横浜市都筑区耳鼻咽喉科

南山田(センター北と北山田の間)の耳鼻咽喉科院長のブログ。

花粉と放射能

2011-03-26 19:30:51 | 院長ブログ

屋根などに溜まった黄色い粉を見て、放射性物質でないかと思い、気象庁に多くの問い合わせがあったそうです。もちろんこれは花粉です。

いろいろな情報があるようですが、専門家のお話で一致しているのは、チェルノブイリのような爆発は起きないということ。チェルノブイリでは、核分裂が起きている状態の炉心が吹き飛びました。福島原発では核分裂は停止しており、チェルノブイリにはなかった圧力容器や格納容器という頑丈な壁が、炉心の回りにあります。

放射能漏れは、容器本体ではなく、容器と外をつなぐ配管のどこかから起きていると考えられます。炉心から数百メートル離れたら、放射能は一時的に高くなっても限定的と考えられます。

昨晩は、九州にいる親族から電話。地震の後、東京にいる親戚から、懐中電灯、電池を頼まれて送り、次には米を頼まれて送り、今度はペットボトルの水を送って欲しいと頼まれたが、九州でもペットボトルの水は売り切れで手に入らないとのこと。こちらは大丈夫かと心配になって、電話をくれたそうです。大丈夫ですと答えました。

放射能を怖がっているよりも、もっと大切なことが、たくさんあるように思います。

コメント
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