横浜市都筑区耳鼻咽喉科

南山田(センター北と北山田の間)の耳鼻咽喉科院長のブログ。

USオープン第1週 魂は老いず

2012-09-02 19:14:56 | スポーツ

テニスUSオープンも第一週が終わります。日本人男子は、予選を勝ち上がった選手を含めて4人が出場しました。残念ながら3人は初戦で敗退し、錦織選手も3回戦で敗れはしましたが、今後のさらなる飛躍が期待されます。

第一週最大のサプライズは、過去3回のUSオープンを果たし、今大会を最後に引退を表明しているクライシュテルスを、出場選手中最年少の18歳ロブソン選手が敗ったこと。世代交代を象徴する試合でしたが、ロブソン選手はまだ荒削りなところを残しながらもトップ選手に伍して戦える力のあることを示し、本当に楽しみな選手です。ロブソンは続けて第9シードのリー選手にも勝っています。

そして、もうひとつの世代交代。かつて21歳でUSオープンを制したロディックが、30歳の誕生日である8月30日に、今大会で引退することを発表しました。21歳で世界ランキング1位になったロディックですが、同世代にロジャー・フェデラーという怪物がいたために、グランドスラムのタイトルは、これが最初で最後でした。その後4回グランドスラムの決勝まで進みましたが、すべてフェデラーが相手で、すべて敗れました。

同世代の選手たちがコートを去って行く中で、フェデラーが31歳にして、現在も世界ランキング1位であるというのは、本当に凄いことであると言えます。恵まれた才能はもちろん特別なものがあるのですが、それにしてもここまで続けるためには、肉体と精神をそのレベルに保つためには、日頃から欲望に打ち勝ち自分の精神コントロールする生き方をしなければできないはずです。フェデラーのようなプレイはできませんが、その克己心は見習いたいものです。

昨日、横浜日産スタジアムに6万5千人を集めて40周年記念コンサートを行った矢沢永吉さんも、”細胞は老けるけど、魂は老けない”と言っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする