あまのはらふりさけみれば・・・・

北京で単身赴任生活2年、帰国後も中国ネタを書き綴ります。

習に学べ

2018-03-05 21:00:04 | 中国語の小部屋
FBに書いたものをこちらにも掲載しておく。


好好休息。(ゆっくりと休みましょう。)

好好学習。(よく勉強しましょう。)

と言った感じ。

後段のものは、毛沢東時代から、

「好好学習天天向上。」
(よく勉強して日々良くなりましょう。)

といった使い方をされてきた。

ところが、3年ほど前に中国人の知人から聞いたブラックジョークは、

「学習」をレ点を入れるように分解して、

『「習」に「学」べ。』

という解釈をするようになったとか、ないとか。


今日から全人代、憲法改正で任期を撤廃とか・・・。

もともと「人気」が無いうえに「任期」までなくなったら、
さて、どうするのでしょうか???




死ぬほど・・・

2016-06-29 21:44:30 | 中国語の小部屋
死んでしまったら元も子もない。
これは、本邦も中国も同じである。

しかし、実際に同じような表現をする。

死ぬほど疲れた。( 累死了。 レイ スー ラ)

使い方は全く同じである。
やはり、御苦労とか、熱い、寒いといったネガティブな
場面で使う。
これも同じ。
やはり漢字文化の国だということを実感する。

コカコーラ

2016-06-18 16:57:54 | 中国語の小部屋
 
 可口可楽 = カ(ク) コゥ カ(ク)- ラ
 百事可楽 = パイ シー カ(ク)- ラ

※ 楽の字は、中国では「乐」

 それぞれ、コカコーラ、ペプシコーラである。
 どっちも音訳としては、ちょっと「違う」と感じる。

 しかし、訳語の出来という面では拙者は軍配をコカ社に上げ
たい。
 「可口」は中国語では、「美味い」という意味であるので、
アメリカ人にしては、と言っては失礼だが、いいセンスだと
思うのである。




長江の後ろの波は前の波を推す

2016-06-13 22:49:13 | 中国語の小部屋
 ということわざ、というか慣用句がある。
 長江後浪推前浪 
とかく。

 出藍の誉れ、とか
 後生畏るべし
といったところか。

 悠久の大河、長江で前を進む波は、摩擦により徐々に速度が落ちて、後から来た波
に追い付かれ、吸収され、あるいは川岸に消えていく。

 若い者には可能性がある。
 現時点の実力では勝るが、伸びシロのない老年より、努力して伸びる可能性のある若者に
勢いがあることの例えにも使う。

 先日、この言葉を中国のSNSで使ってみた。
 場面は、先日の京都日帰り旅行で感じたこと、娘の英語のほうが私より上達しているとい
う文脈。
 いつか抜かれるだろうと思っていたが、こんなに早く抜かれるとは思ってもおらず、まぁ
うれしい誤算。