観光地価格。日本でもよく聞く言葉である。
ただし、コンビニに代表されるような流通の発達したわが国では、
高地ならばともかく、京都市内だからと言ってペットボトル入りの
飲料が、2倍にもなったりすることはないはずである。
中国では2倍は許容範囲としなければならない。
土曜のバスツアーでは、こんなことがあった。
朝、長城に上る前に拙者、ペットボトル入りのミネラルウォーター
を買った。
1本5元(約85円)、市街地での倍の値段だ。ここまでは経験上の
許容範囲だったので、10元で2本買った。
下山後、同行の一員であるドイツ人男性がミネラルウォーターを買
おうとしていたが、彼は手ぶらで一団に戻ってきて、高かったの買わ
なかったといった。
いくらだと尋ねると、なんと60元だと言われたとか。外見上、明
らかに欧米人なので吹っ掛けられたのである。しかし、それにしても
ヒドイ。
隣にいた日本人男性は10元で買ったといった。彼もまた朝には5
元で買ったそうで、なぜ、5元まで値切らなかったのか尋ねると、
観光地では午後に価格が跳ね上がるのは仕方がないそうだ。
なんでも、その日の収入を確保したいがために、釣り上げていくのだ
とか、しばし唖然として聞いていた。
観光地価格、市街地より高いだけだと思っていたが、もっと奥の深い
ものだった。
いや、奥が深いと言うよりは、欲が深いと言うべきか。
ただし、コンビニに代表されるような流通の発達したわが国では、
高地ならばともかく、京都市内だからと言ってペットボトル入りの
飲料が、2倍にもなったりすることはないはずである。
中国では2倍は許容範囲としなければならない。
土曜のバスツアーでは、こんなことがあった。
朝、長城に上る前に拙者、ペットボトル入りのミネラルウォーター
を買った。
1本5元(約85円)、市街地での倍の値段だ。ここまでは経験上の
許容範囲だったので、10元で2本買った。
下山後、同行の一員であるドイツ人男性がミネラルウォーターを買
おうとしていたが、彼は手ぶらで一団に戻ってきて、高かったの買わ
なかったといった。
いくらだと尋ねると、なんと60元だと言われたとか。外見上、明
らかに欧米人なので吹っ掛けられたのである。しかし、それにしても
ヒドイ。
隣にいた日本人男性は10元で買ったといった。彼もまた朝には5
元で買ったそうで、なぜ、5元まで値切らなかったのか尋ねると、
観光地では午後に価格が跳ね上がるのは仕方がないそうだ。
なんでも、その日の収入を確保したいがために、釣り上げていくのだ
とか、しばし唖然として聞いていた。
観光地価格、市街地より高いだけだと思っていたが、もっと奥の深い
ものだった。
いや、奥が深いと言うよりは、欲が深いと言うべきか。