あまのはらふりさけみれば・・・・

北京で単身赴任生活2年、帰国後も中国ネタを書き綴ります。

死ぬほど・・・

2016-06-29 21:44:30 | 中国語の小部屋
死んでしまったら元も子もない。
これは、本邦も中国も同じである。

しかし、実際に同じような表現をする。

死ぬほど疲れた。( 累死了。 レイ スー ラ)

使い方は全く同じである。
やはり、御苦労とか、熱い、寒いといったネガティブな
場面で使う。
これも同じ。
やはり漢字文化の国だということを実感する。

どんぶり

2016-06-27 23:42:28 | 偉大なる中華料理
ドンブリものというのは正確に言えば「ない」のだが
おかずをかけたご飯は中国にもある。

 盖饭(ガイ ファン)という。
「(おかずで)ご飯に蓋をする」という意味。

 さてピンボケで申し訳ないが、今更撮り直しもできないので、
いくつか。


 マーボーなす「蓋飯」
 なぜか、「魚香茄子」(イー シャン チェ ズ ガイ ファン)という。
 魚の香りがするわけではない。
 

 卵焼き「蓋版」
 「鸡蛋盖饭」(ジー ダン ガイ ファン)


 トマトと卵(の炒めもの)「蓋飯」
 「西紅柿鸡蛋蓋飯」(シー ホン シ― ジー ダン ガイ ファン)


 チンジャオロース「蓋飯」
 「青椒肉丝蓋飯」 (チン ジャオ ロー スー ガイ ファン)
 
 なんだかんだ言って、脂っこいのであまり食べなかったので、
写真も少ないのである。


日本へ留学する学生たち

2016-06-26 10:21:27 | 北京の思い出
 この人たちには年齢の概念がないのかな、と思ったことが
しばしばあった。

 日本でも大学に行かせて、留学などしたら金銭的に非常に大変
なことになる。

 ましてや中国から日本となると、それは大変なご苦労だろうと
思うのであるが、そうでもない学生がいたりする。

 金銭は、親が用意するものだから、さておくとして、しばし
違和感を持ったのは時間である。

 普通に中国で大学を卒業し、日本へ留学。22歳
 まずは日本語の学校にいく。

 2年くらい勉強して、日本の大学を普通に受験する。24歳
 浪人する。25歳
 ようやく入学、4年間で卒業する。29歳
 向学心が強く、大学院に進み、修士をとる。31歳

 さてこれから就職する。
 当然苦労する。

 運よく就職するも、約10年遅れのスタートライン。

 とまぁこんなことがあるのだが、まったく気にならない学生
が多い。
 豊かなになったということか・・・・。

再開発から取り残された胡同

2016-06-25 11:25:16 | 北京の思い出
胡同、何度もブログに登場した長屋、長屋街のこと。
北京の伝統的街並みであるが、再開発の波(取り壊し)、再整備の波(観光開発)
が進んでいる。

そんななかでも、エアポケットのように、ポツンと再開発から取り残された
1角がビル群のそばにあったりするから不思議というか、奇妙とすら感じる。

臭いものに蓋をするかのように、出入り口は鉄扉で区切られている。


舗装もされていない街区で、道端に洗濯物を干している。


多くの商店が並び、クリーニング屋、散髪屋といったサービス業から、八百屋、
果物屋、肉屋、服屋から携帯屋におもちゃ屋とこの一帯だけで生活は完結しそう
であった。

知る限りでは、北京で最も汚い一角だが、忍び込んだのはもう3年以上前のこと。

今でも砂埃を浴びた野菜や肉が売られているのであろうか・・・。

36度

2016-06-23 22:57:01 | 北京の思い出
 これが日曜日の北京市内の気温。
 今週は連日の30度超えだそうな。

 確かに5月の初旬から半袖、9月くらいまでずっと半袖。
 春と秋が短く、冬は氷点下十数度。

 でも夏は意外と過ごしやすい。
 ご想像の向きも多いと思うが、湿気が非常に少なく、体の
疲れが日本とは大違い。

 日本各地で猛暑日といったニュースを聞くと、妙に乾いた
夏が懐かしくなる。