あまのはらふりさけみれば・・・・

北京で単身赴任生活2年、帰国後も中国ネタを書き綴ります。

「爆買い」のとばっちり

2015-02-24 11:42:27 | 日記
「爆買い」なる中国人の話題に事欠かなかった旧正月の休暇(春節)。
拙者もその「被害」を受けた。炊飯器が品切れになった訳でも、SKⅡが
人込みで買えなかった訳ではない。

北京に戻るため関西国際空港へ向かうリムジンバスが1便遅れてしまった
のである。

まぁ、テレビで御覧の通りで、スーツケースは一人3~4個なんてザラで、
段ボール箱ごと買いこんだ各種生活物品でバスの荷物スペースがあっという
間に埋まってしまい、座席は半分以上空いているというのに、バスが行って
しまった。

バス会社も慣れたもので、数分後に「関西空港(2)」と表示された臨時
便がやってきた。が、しかし、これまた座席が3割程度埋まったら出発。
この便の厄介者はなんと、日本人家族。海外に赴任するのだろう、まるで
中国人のような段ボール箱の山。いや中国人よりすごいかもしれない。

空港では荷物預けのカウンターが長蛇の列。
しかしそこは我が国。手際よく捌かれて列が止まるような中国式とは随分
異なる。

北京首都空港から地下鉄飛行場線で市内に入り、環状バス44番に乗ると、
「スーツケースは1人分料金を払え」と今まで言われたことのない指摘を
受け、2元(今なら約40円)を追加で払った。

日本のリムジンバスも、飛行機並みに荷物2個以上は、1個当たりいくら
と取ればいいのに、と思った瞬間だった。

急なご帰任の連絡(修正版)

2015-02-15 20:00:13 | 北京市内ぶらつき記
 帰任が決まったという、ご栄転を喜びつつも親しくしていただいた
方々のいらっしゃらなくなるという寂しい話が次々と舞い込む時期
になってきた。

 大変お世話になったある方が急に帰任を命じられたとあって、送別
会のセットに奔走、いまどきなのでメールを次々とやり取りした。

 1人だけはご都合が合わなかったが、ようやく多くの主要メンバー
が長年の感謝を申し上げ、馬の鼻向けをする機会を設けることができ
た。
 面倒見がよく、海外生活のいろんな話を聞かせていただき、ほんとう
にお世話になった。奥様にも一度お目にかかったが海外赴任生活が長
いだけあっておしゃれな方だった。

 しかし、サラリーマンの常とはいえ、外国からの帰国をそう余裕も
ない時期に命じるというのは、人道的にどうなんだろうと思ってしま
う。
 悲哀を感じるひとときでもある。

(以下訂正)
 この予定稿で上げておいたのだが、なんと当日になって、この方の
お父様が他界なさったという、連絡があり、当人は急遽帰国、不在と
なって、つまりは、帰任する2人不在のなんともおかしな送別会を開催
した。
 送別会というよりは、今後の会の活動について確認しつつ、
送別も兼ねようということだったので、いいと言えばいいのだが。
 何とも間の抜けた会合であった。

ニュース9

2015-02-15 17:00:13 | 日記
 昨日、バレンタインデーもへったくれもなく、日本人会文化委員会委員
として、ある読書イベントの裏方を務めた。

 「知日」という、反日でも抗日でも、好日でもなく、ましてや半日でも
何日でもない、日本を知る、という名の中国の雑誌を紹介する日本の単行本
のことを語るイベントであった。

 本邦のメディアでも注目、報道されているようで、昨日もテレビカメラ3
台ほか多くの取材陣が訪れた。

 そのなかにNHKカメラもあって、来週(2/16の週)のどこかで流す
予定だとか、ひょっとして拙者も画面の片隅に映るかもしれない。

 マーフィーを探せ(古い!)ではないが、くまねこを探してやってくだんせー。

胃腸風邪流行る

2015-02-10 22:41:40 | 燕京歳時記
 日記なのか歳時記なのか、分類で一瞬とまどったのだが。

 最近、職場の内外で胃腸風邪、下痢、発熱を伴う流行性の感冒がご活躍
中である。しばらくメールの返事がないと思いきや、やられてました、風な
返事がくることもしばしば。

 かくいう拙者も流行に遅れまいと、先週末に体験した。
 土曜の昼前に、後頭部に嫌な感じの頭痛があり、気分が悪くなって、しば
らくして、ベットとトイレの往復が始まった。

 あまりひどいと病院で点滴をと考えたが、そこまでではなく、市販の総合
感冒薬を飲んで、とにかく眠り続けた。
 これが、またなんと寝れるもので、寝も寝たりの一昼夜加えること午前中、
ということで土曜の昼前から日曜の昼過ぎまで、まる一日以上、食事も取ら
ずに給水を織り交ぜつつ、横になっていた。

 急に空腹を覚えて起き上がったときには、すでに気分も良くなり、マンシ
ョン向かいのカフェテリア式中華料理屋に行って、かぼちゃ粥を食べて、
復活した。

 これはむしろ軽いほうで、胃腸風邪かどうかすら怪しいが、2日間寝込ん
だという人も多く、インフルエンザほどではないにせよ流行っている。

 本邦も立春とは名ばかりの寒波襲来。
 皆様もくれぐれもご自愛を。