あまのはらふりさけみれば・・・・

北京で単身赴任生活2年、帰国後も中国ネタを書き綴ります。

あまのはらふりさけみれば

2015-03-28 12:40:08 | 日記
 この2年、私には何が見えたのだろうか。
 いよいよ明日、帰国することとなった。

 この2年間で私はスッカリ中国ファン、いや中国人ファンになった。

 人懐っこく、おせっかいなくらい親切で、老人と子供に優しい人たち。

 仕事では腹の立つことが多かったのは事実。
 仕事以外でも腹の立つことが多かったのも事実。

 それでもこの国の人たちのおおらかさは、昔懐かしい自分の子供の頃の
田舎の人たちによく似ており、この人たちは憎めない。

 読者の皆様ありがとうございました。

 中国生活の思い出を振り返りながら未掲載の多数の写真を上げていき
ながら、引き続きこのブログは更新していきます。

 ひきつづきよろしくお願いします。

銀行口座差し押さえられる(反省点)

2015-03-14 17:37:32 | 日記
まぁ、もうしくじらないと思うが、そのために以後
気をつけることを列挙しておきたい。

1 全員分のデポジットを一人でしないこと
万が一でも被害は最小限に抑えられる。

2 デポジットの控えをもらうこと
この紙がないのがホテル側に抗議する際に証拠がなく
困ってしまった。

3 チェックアウト時にデポジットの解除を確認すること
まさかの解除漏れがないように、念を押していくこと。

もう大丈夫だろう、ヤレヤレ。

銀行口座差し押さえられる(続報)

2015-03-11 19:05:00 | 日記
 銀行の窓口で泣きついても、電話でホテルに交渉してもらっても、ラチがあかず
1ケ月後の自動解除を待つしか手がないかと思われた矢先、翌日の朝にATMを確認したらデポジッ
トがキャンセルされ、預金凍結は解凍、全額が利用可能となっていた。

 ことなきを得たわけだが、たった2日間とはいえ、反社会的組織やテロ集団と同じような扱いを
受けたことは、やはり腹立たしい。

 今回も最後は笑って済ませることができて良かった、ホッ。
 相変わらず、この国は何があるか、何が降りかかるか本当にわからない。

銀行口座差し押さえられる

2015-03-10 18:29:16 | 日記
 こう書くと、またもやTスポの記事になってしまうのだが。

 先日、3名で3泊4日、中国国内の出張をする機会があった。

 中国のシステムで、宿泊にはデポジットが必要とされ、実際の料金よりも
高めに設定されて、食事、電話、ミニバーなどの支払いにも「取りっぱぐれ」
のないようにする、社会的に極めて一般化しているシステムとなっている。

 このデポジット(押金;ヤーチ(ジ)ン)をこのたび、拙者の銀行カード
でお願いした。
 明細には「消費」(お金を引き落とすこと)ではなく、「授権」(引き落
としを留保しつつ未払いのないようにホテル側に引き落としの権限を与え、
事実上差し押さえること)と書かれていたので安心していた。

 安 心 し て い た と こ ろ ・・・・・。

 帰り道、空港で日本円換算して5千円程度分のお土産を買おうとしたら、
銀行カード(日本で言うデビットカード機能の付いた「銀聯」;ギンレンと
日本では呼ぶ)が残高不足で使えないと突き返された。

 仕方なく現金で支払って、翌日銀行で残高を確認したところ、
残高は十分にあるのに、利用可能金額は60元弱(日本円で1,200円ほど)
と表示が出て、日本円で十数万円分の金額が口座にあるにもかかわらず、自分
では使えないことがわかった。

 意味不明で、窓口に問いただすと、
「どこかでデポジットしませんでしたか?」と聞かれ、確認のため銀行カード
を渡すと、
「○月○日に◎◎市内のホテルでデポジットしましたね。解除されていません。」
とのこと。

 中国人スタッフに電話してもらってホテルに事実確認するが、これがラチが
あかない。
 知らない、記録がない、私の責任じゃないの何点か張りで、どーにもならない。

 銀行とホテルに電話を繰り返してもらい、彼らから得た結論、共通の意見は、
「デポジットは執行されないままだと1ケ月で解除される。」だそうだ。
 しかし実際には半年以上かかって、すったもんだで解除された先例もあるとか。

 中国での先例というか、中国の洗礼というかなんというか、呆れ果てて口がふ
さがらないのに、銀行の「口」座は塞がってしまった。

 笑えねーは、これは。

HSK5級、まさか、合格

2015-03-09 22:23:52 | 日記
 以前にも書いたHSK(中国語水準試験;「漢語水平考試」)の5級に無事、
なんとか、合格した。
 去年受けてもよさげな長い学習歴のなかで、恥ずかしながら1級づつ階級を落
として昨年4級、今年5級に臨んだ試験だった。

 いろいろと忙しくて試験準備もせず、先生から学習している教科書は6級以上
のものだから大丈夫だと、言われ、反面、例題を見せられるとチンプンカンプン
で、先生と一緒に愕然とし、半ば体当たりで受験したのであった。
 
 結果は本人の感触では厳しく、でもあわよくばこれぐらい取れてるなんて、
ないかなぁ、ないよなぁ。。。下手したら半分程度か、と思っていたので6割の
合格ラインを軽く超えて、本人の淡い期待どおりの得点が出てきてビックリした。

 しかし、作文は当日に試験監督から。「これで出すのか?」と言われた有様で、
なんと4割強しかというか、4割強もとれていてビックリした。3割弱の感触
だったので、嬉しい悲鳴であった。

 ヒアリング、文法は例題を見てから試験対策を放棄した割にはよくできて、特に
文法は当日もこんなに簡単なはずがない、と何度も見直したのだが、
「アレ? 意外と簡単。」という印象どおりの結果だった。

 ちなみに5級とは、文系の大学に普通に入学(留学)できるレベルとされており、
実際に知り合いの留学生でも、この上の6級は持っていない人も多いのだが、
自分が本当にそのレベルなのかは、疑問である。
 しかし、留学なんて無理だろうという疑問を突き詰めると、語学というよりは、
学習態度とか、根気とか、学習能力とか、そんな方面に行き着くのであろう。

 この疑問は突き詰めないことにして素直に語学力向上の証を得たことを喜びたい。
 ともあれ無事、合格。めでたしめでたし。