あまのはらふりさけみれば・・・・

北京で単身赴任生活2年、帰国後も中国ネタを書き綴ります。

雲南省麗江(写真その4 印象麗江)

2014-07-30 00:45:15 | 旅行
 印象麗江、これは著名な映画監督で、隠し子騒動で世間を騒がせた
張芸謀(チャン・イーモウ)氏監修の野外ショーである。

 北京オリンピック開幕式の総指揮者であり、2004年から自然景観を
背景とした演劇で都市の印象を表現する屋外実演ショーである「印象シ
リーズ」の一つ。
 何でも、世界最高(海抜)のショーで、ステージは海抜3100メ
ートル。

 ナシ族の聖なる山、玉龍雪山をバックに、民族舞踊と澄み切った歌声、
雄大なスケールに圧倒される。地元の少数民族の農民総勢500人が動員
され、照明はなく演出は昼間の3回公演。

 観るほうに気を取られたので、まともな写真がないのはお許しいただ
きたい。
 その雰囲気だけでも感じていただけたら幸いである。








雲南省麗江(写真その3 初日の昼食)

2014-07-30 00:15:28 | 旅行
 肝心の店名を忘れてしまった・・・。


 納西(ナシ)族という、少数民族だが、麗江ではメジャーな民族の料理を出す有名店。


 豚肉とキクラゲの炒めもの、ブロッコリー炒めもの、キュウリと各種野菜の炒めもの。
 炒めもの3連発。


 ご飯が出てきた。粟の実も入った風味のあるご飯。
 お料理とよく合う。


 牛肉と玉ねぎの炒めもの、酢豚みたいなケチャップ炒め、豆の炒めもの
 とうとう炒めものづくしだった。

 写真を撮り忘れたがスープもあって大満足、満腹。
 辛いと評判の雲南料理だが、1品も辛いものはなく、明らかに日本人グループの嗜好に
配慮した、配慮し過ぎたメニュー選択であった。 

雲南省麗江(写真その2 宿)

2014-07-28 22:59:30 | 北京市内ぶらつき記
カミソリのなかった点はさておき、感じのよい、また快適な宿であった。
 

 2階の部屋から中庭を望む。 
 写真の右手がフロント(使われておらず、無人。正直言って、不用心。)残りの3面
に各階2室で、2室×3面×2階で12室。このように既存の建物を改装しつつホテル
にしているものが、文字通り数え切れないほどあった。


 中庭から見た、1階の屋の外見。


 今回お世話になった部屋の入り口ドアから、階段と中庭を望む。


 室内は、至って快適。エアコンもバスタブもある。

 難を言えば、ベッドの左手の面が通りに面しており、石畳の道を行き交う電動バイク
の音に終夜悩まされたことか。

雲南省麗江(写真その1 古城の風情)

2014-07-27 14:02:53 | 旅行
 ネット環境が劇的に改善したので、写真を交えつつご紹介していく
ことにしたい。


 俯瞰気味に屋根瓦の街並みを見る。
 なかなか風情のある街に見えなくもない、いやそう見える。

 しかし街中は、人だらけ、犬だらけ、お土産物屋だらけ、飲食店だらけ、
夜ともなれば、さらにウルサイ音楽と毒々しい照明だらけ、なのである。


 古都の風情など、微塵もない。
 噂には聞いていたが、ヒドイものだ。それでもあえて来たかったのは、
昔の街並みを残している、その点は素晴らしいと、聞いていたからである。

 そこで考えることは一つ。
 早朝の街を散策することである。
 北京よりも西に位置するこのまちでは、夜明けは6時半ごろ。其の代わり
に日没は8時を回っている。

 人さえいなければ、お土産物屋が閉店中であれば、実に良い街に見えてく
る。





 草生す屋根もまた風情があるように感じるから不思議だ。


 おまけにもう少し。


 最後にもう一度、俯瞰してみよう。


 お世辞にも、いいところでしょう、行ってみたくなりませんか。


 





雲南省麗江(番外編 カミソリ)

2014-07-25 19:27:22 | 旅行
 毎度のことながら肝心の中身より番外から始めて申し訳ない。
 本編は週末にじっくり書かないと写真もあるので。ネット環境が悪く不安もあ
るし、まずは文字ばかりの番外から。

 今回泊まったホテル、ホテルと言っていいのか、言っていいのだろう、中国の
民家を活かし、内装を洋風にしてホテルになっている。
 世界遺産でもある麗江古城には、そのようなホテルが数え切れないほどあった。

 雰囲気も良い、室内は快適、朝食も美味しい、とくれば文句のつけようがないと
ころだが、あとは値段か、いえそうではないのである。

 部屋にカミソリが置いてないのである。
 現在、航空機にはカミソリの持ち込みは禁止である。うっかり持ち込んだこと
もあるが、原則がそうなので、今回の旅行でもこれに従ったところ、ところが、
部屋にひげそり用のカミソリがない、ないのである。辺は観光地化されすぎて
コンビニもスーパーもなく、お店には、お土産物と食べ物しか売ってない。

 そんな中、早朝、フロントに出向いたところ、意外な答えが返ってきた。
 怒り心頭に発したので中国語能力では追いつかず、最後は英語の三重否定で閉
めてやった。

係員 室里没有剃刀。
   「室内にはカミソリはございません。」
拙者 啊,为什么?
  「はぁ、なんで?」
係員 领导的方针。
   「トップの方針です。」
拙者 不能理解。
  「理解できない。」
係員 我们链条店,在上海店里有个自杀。以后没有剃刀。
   「当店はチェーンで、上海でカミソリ自殺がありまして、以後カミソリは
    置いていません。」
拙者 不会把!自杀那么简单呀,毛巾也可以。
   「なんだと、自殺なんて簡単だ。タオルでもできるぞ。」
係員 「(無言)」
拙者 五块把,付钱给我。
   「5元だろ、払うから出せ。」
係員 谁说那么?
   「誰がそんなこと(5元)を言いましたか。」
拙者 Your documets, right here!
   「書類だ、ここに書いてある。」
係員 「(無言)」
拙者 不可能把!现在不能带剃刀坐飞机,这么办。
    哎,告诉你老板,他是个怀人,出毛病了。
    「ありえん、いまカミソリは飛行機に持ち込み禁止なんだぞ、どうしろ
    って言うんだ。オイ、社長に言っておけ、このバカ野郎、キチガイめ!」
   I have never seen the hotel without shaving razor in the world, except yours!
   「世界中で、カミソリの置いていないホテルなんて見たこともない、おまえ
    ら以外ではな!」

 日本語の訳が相当キツイ、キタナイ、喧嘩腰な3Kになっているが、語気の強さ
を強調すると、こんな感じである。
 誹謗中傷する意図はないので、ホテルの固有名詞は伏せておく。