あまのはらふりさけみれば・・・・

北京で単身赴任生活2年、帰国後も中国ネタを書き綴ります。

ない、ない、ない、それがない?

2014-08-23 21:22:31 | 旅行
 今週月曜から、貴州省貴陽市に出張した。
 前日は、拙宅でカレーパーティーをして、そのまま眠りこけてしまったので、夜明け
前に起き、慌てて準備したら、下着のシャツの着替えを入れ忘れてしまった。

 空いた時間で、ホテル横のスーパーに行くと、男女とも、パンツと靴下、のオンパ
レードで、シャツの類がない。

 んなアホな、と尋ねるが、ないものはない。
 コンビニ、スーパー、と移動の合間に何軒も見たが、聞いたが、ない。

 確かに、注意して見てみると、男性は下着なしでワイシャツという人がほとんどだ。
 高地で涼しい気候とはいえ、湿度が高く、北京より軽装の人が目立つ。
 下着なんて着られねーのか。

 しかし、要るものは要る。
 とうとうホテルの中の服飾店で発見。1着50元(約850元)とお高め。
 1つ買って、あとはホテルの部屋で洗濯しつつ、交代で使う羽目に。

 そして、拙者が大学時代に旅行を始めて以来の習慣、時間があれば旅先から便りを書
くこと。
 最近は余裕がなくなってきたが、夜の空いた時間に、まずは中3の長女に1通。ホテル
の便箋で3枚。小3の次女には絵葉書がよかろうと、ホテルの売店へ。ない、これもない。
 お土産屋にもない、本屋にもない、空港の売店にもない、全くない。
 とうとう、ハガキなしとなって、書け「ない」。

 理解不能なことだらけだが、この二つの品物を売ってないって・・・・。

 ないない、ないっておかしく、ない?

相乗り

2014-08-10 11:55:11 | 旅行
 何事も人生初の経験が多い、この中国生活。
 先日の帰国時には、タクシーの相乗りまで経験してしまった。

 今回は大きなスーツケースを携えての帰国。
 タクシーで空港まで行くことに、目安は90~100元(1500~1700円)。

 手を横に出して、タクシーを待つこと数分、一台が停車した。
 とそこに、駆け寄ってくる女性一人。
 何か言ってくるのだが、聞き取れないでいると、拙者のスーツケースをトランクに
入れた運転手と何やら会話をしている。
 すると運転手が、
「一緒に空港に行ってもいいか?」と聞いてきたので、どうやらこの女性、相乗りを
希望しているらしいことが分かった。

 おもしろそうなので承知すると、二人を乗せた車は一路、空港へと向かい始めた。

 女性は何だかんだと自分の行き先を運転手に説明するが、運転手はその目的地を知
らないようで、話がかみ合わない。
 しばらく、ネットで地図検索をしていた女性が、スマホを見せようとするが、運転
手はさすがに取り合わず、
「彼(※拙者のこと)を空港に送ってからだ!」と一蹴した。

 彼女は大連から来たそうで、ホテルに荷物を取りに行くようなニュアンス。
 そうこうするうちに3号ターミナルに到着。

 会計はどうなるのか、こんなことは初めてなのでどうしたらよいのかと運転手に聞
くと、60元でよいとのこと。
 メーターは、78元超で通行料を加えると、普通なら90元請求されるところ。
 そんなもんかと支払って、搭乗手続きへと向かった。

 道も空いており、思いのほか早く着いたが、チェックインカウンターには1時間遅
れとの掲示があって、最終的には2時間以上も遅れて関空に着いたのであった。

雲南省麗江(写真その6 玉龍雪山)

2014-08-03 09:28:23 | 旅行
 
 3千メートル台から一気にロープウェーで4500台へ、怖い、高所恐怖症にはタマラナく怖い。

 わずか百メートルほど登れば展望台なのだが、あいにくの天候。

 でもここまできたからには、登るしかない(本当にそうなのか?)

 真っ白、でも北京の真っ白とは異なる白。
 息が上がる、足が上がらない、一種の高山病。


 でもって展望台へ到着。富士山頂より千メートルほど高い。


 お約束の記念メダルを購入、名前と日付を彫ってもらう。


 でもって、これまたお約束のメダルかじり。

雲南省麗江(写真その5 2日目の昼食)

2014-08-02 08:21:11 | 旅行
 観光開発が進み過ぎて、ほとんどテーマパークのようになってしまった古城(古い街)
に辟易していた身には、この白壁村は一服の清涼剤であった。
 
 傾いた屋根、内装にあまり手を加えていない店舗、舗装状態の悪い道などなど。


 欧米人の観光客が多く、以前に聞いていた「麗江は欧米人ばかりで風情がない」は、
実はすでに通り越していて、欧米人もまたいで歩く有様で、「麗江(にかぎらずほぼすべて
の観光地は)中国人でごった返していて風情がない」のであって、あまり観光客の行かない
ところを選んで訪れるのが、どうやら中国国内旅行の醍醐味のようである。


 そこで摂った昼食がこちら。


 まずは主食。米、ジャガイモと粟の炊いたもの2種類。


 絶品がこちら中国製ベーコンと香草(ミント)の素揚げ。
 なんだかニンジンの葉の天麩羅を食べているようなサクサクとした食感に、ミントの香り
がほのかに漂って、新鮮な感覚でした。


 豆腐の燻製と思われるものの天麩羅。実に素朴な味わいでした。


 地元でとれる野菜類の炒めもの。とても美味しく、箸が、ごはんが進みました。

 大満足の昼食でした。

雲南省麗江(写真その4 印象麗江)

2014-07-30 00:45:15 | 旅行
 印象麗江、これは著名な映画監督で、隠し子騒動で世間を騒がせた
張芸謀(チャン・イーモウ)氏監修の野外ショーである。

 北京オリンピック開幕式の総指揮者であり、2004年から自然景観を
背景とした演劇で都市の印象を表現する屋外実演ショーである「印象シ
リーズ」の一つ。
 何でも、世界最高(海抜)のショーで、ステージは海抜3100メ
ートル。

 ナシ族の聖なる山、玉龍雪山をバックに、民族舞踊と澄み切った歌声、
雄大なスケールに圧倒される。地元の少数民族の農民総勢500人が動員
され、照明はなく演出は昼間の3回公演。

 観るほうに気を取られたので、まともな写真がないのはお許しいただ
きたい。
 その雰囲気だけでも感じていただけたら幸いである。