手塚治虫記念館と宝塚

2013-10-11 12:50:34 | 

一週間前「宝塚」に行ってきた。

と言ってもあの「宝塚大劇場」ではなくそのすぐ先にある
「手塚治虫記念館」なんだけどね。






で、ビックリしたのがその横で入り待ち?しているファンのおばさま達が
お揃いのマフラーをしてたこと。
初めて見て「何だ?」って思って調べてみた。

宝塚ではFC(ファンクラブ)ごとに、入り・出待ちの際には
会員である証として、何かおそろいの物を身に付けるんだそうだ。
さらに公演ごとにアイテム・色・デザインを変えて作るんだって。

さらにさらに、宝塚のファンのルールとして
生徒さんの学年(入団年)順に、ファンが待つ場所が決まっているんだそうな。

なーるほど、だからあっちに3人、ずっと離れたあそこに5人ってかんじでいたんだな。

一般ファンや通行人に出来るだけ迷惑をかけないように配慮して、
綺麗に整列して統制をとっているって。

たしかに、それくらい気を使ってこそのファンなんだろうね。





そこにめちゃくちゃオーラが出てる人があらわれたわけ。
私は全然知らない、が普通の生徒さんではない事だけは
雰囲気でわかった。




ただ男の私としてはこの「花のみち」と名づけられた道であったり
「いかにも」ってかんじの女性とピンクの時計台の組み合わせだったり




この像のような・・何というか・・・乙女ちっくというか・・・
見ていて気恥ずかしいというか・・






この橋にしたって「普通でいいじゃん」って思うわけよ。





でまぁ、「火の鳥」のモニュメントにたどり着いて
やっと ホっとしたわけですよ。
「手塚治虫記念館」に到着。




これこそ見たかった「火の鳥」
やっぱり男はこっちの像がお似合いだね。
嫁は何の事かさっぱりわからんって顔だったけども。





入り口入ってすぐに「鉄腕アトム」に迎えてもらった。

「鉄腕アトム」
(1952/04-1968/03 「少年」(光文社)連載)

アトムは、お茶の水博士によってつくられたロボット。
けれどもひとたび事件が起これば、アトムはその10万馬力のパワーで、
敢然と悪に立ち向かっていくというストーリー。





続いて「リボンの騎士」
(1953/01-1956/01 「少女クラブ」(講談社)連載)

日本のストーリー少女漫画の第1号。
少年時代を宝塚で過ごした手塚治虫が、宝塚歌劇の雰囲気を少女マンガに置き換えて描いたファンタジーで、
その後の少女マンガに大きな影響をあたえた。
目の中にキラキラと輝く星を描く表現方法などもそのひとつ。





ただこの「リボンの騎士」を私は読んだ事はない。








子供の時代に一気にワープしてしまう。
そんな感覚になってしまう。
わくわくが止まらない。









「ジャングル大帝」・・レオ
(1950/11-1954/04 「漫画少年」(学童社)連載)

人間に育てられた白いライオンの子・レオの成長する姿を通して、
自然と人間の関わりを描いた長編マンガ。

ここに「ケンー」という少年、「メリー」という少女が登場する。
なんだ?  「ケンとメリー」?  「スカイライン」?
って思ったのは私だけか。







廊下には「ジャングル大帝」








2013-6-28から2013-10-28まで「MACROSS」(マクロス)展が開催されている。
今回初展示となる可変戦闘機
VF-1Sバルキリーの実物大コクピットに搭乗した。



「バルキリーと呼ばれる可変戦闘機」





実在の戦闘機に酷似した飛行形態から巨大ロボットに変形する。




「歌」、「恋愛(三角関係)」、「戦争(可変戦闘機)」の3つを題材にしたアニメ。




歴代の本が展示されているが見るだけ(当然だが)




こちらは手にとって見る事ができる。



何とエレベーターの扉にもある。



そしてトイレにも(笑)



「ブラック・ジャック」
(1973/11/19-1983/10/14 「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)連載)

手塚治虫氏は医学博士であり、医者の免許を持っていた。
それで、自分がもし医者になっていたら、こんな医者になってみたいという理想の姿を描いたのが、
この『ブラック・ジャック』ということだ。

下はご存知「ピノコのアッチョンプリケ」





この建物は地下1階、地上2階。
その地下1階にあるのがここのアニメ工房。
PCのマウスで動かすだけの簡単なアニメなので子供でも楽しめる。




キャラクターステンドグラス。
家に欲しい・・(どこにそんな場所があるんだとだれかの怒声が聞こえてくるようだ)笑





おみやげは迷いに迷って「レオ」と「ピノコのアッチョンプリケ」





手塚治虫の心、その世界に、触れて、感じて・・・

少年時代のキラキラした瞳を持った自分に会うことのできる、
そんな空間を体験したい方はぜひ行ってみてはどうだろう。



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