歴史好き歯医者のひとり言~ おととい、BS – 朝日で、映画「男と女」の誕生秘話を放映しておりました。 フランシス・レイのテーマ音楽が有名ですね。 フランシス・レイ。 失礼ですが、人生に残された時間よりも過去の記憶が重くなってきた人たちの琴線に触れる作曲家です。 彼の代表曲の一つに、「白い恋人たち」があります。 映画「白い恋人たち」のテーマ曲です。 1968年、フランス・グルノーブルで開催された冬季オリンピックを、聖火リレーから競技までナレーションなしで、延々と追い続けた記録映画でして、市川崑監督の東京オリンピック」という記録映画をお手本にしています。 オリンピック記録映画の先駆けは、1936年、夏季ベルリンオリンピックでヒットラーがつくらせた「美の祭典」です。 ナチスドイツの政治的安定と、ドイツの経済復興を国際社会に誇示することを狙っておりました。 目的の如何は別として、ギリシャからの聖火ランナー、ラジオ、テレビによる実況中継を初めて取り入れたのが、このベルリンオリンピックです。 映画「男と女」から話が明後日の方向にいきましたが、フランシス・レイ、と聞いて、鼻歌を歌える方は、それなりのご年齢ですね。